2006年2月3日金曜日

東雲

最近、東雲さんという人と出会いました。東の雲と書いてなんて読むか・・・。傍にいた若い人に聞いたら、知りませんでした。「しののめ」です。その人の出自は知りませんが、なんとなく良い苗字ですよね。芸名とかペンネームになりそうな。
東雲とは、東の空がわずかに明るくなる頃。明け方を言います。明け方に東の空にたなびく雲です。「篠の目」が転じたものといわれます。篠の目とは、古代の住居では明り取りのために篠竹を使っていたそうで、それが転じたともいわれます。
昔、こんな歌が流行りました。「東雲節」という歌です。歌手はさだかではありませんが、花柳界ではよく歌われていたようです。明治時代のヒットソングとか。
   ♪なにをくよくよ川端柳 焦がるるなんとしょ 水の流れを見て暮らす
    東雲のストライキ さりとはつらいね てなことおっしゃいましたかね
熊本にあった遊郭、東雲楼のお女郎さんたちが、待遇改善を求めてストライキをやったそうです。そのことを歌ったものだそうです。

東京の江東区には東雲という地名があります。これも昔、「東雲ゴルフ倶楽部」という東京都がやっているゴルフ場がありました。豊洲の埋立地に作られたゴルフ場。まわりはほとんど工場。煙突から煤が吐き出される中の芝生でした。実は、ここが、最初に行ったゴルフ場だったのです。白い球が、煤で黒くなっていくようなところでした。なにしろ初心者、いくら打ってもチョロばかりだったもんですから。
そこは今はたしか有明のテニスコートになったいるはずです。工場も煙を出していないし、高層マンションも立ち並んでいます。
たまたま出合った東雲さんの名刺から、昔を思い出してしまいました



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