2014年2月15日土曜日

雪に埋もれて思うこと

郡山に居て30年弱。こんな大雪、雪だけではない、吹雪も。体験した記憶は無い。
昔、裏磐梯のスキー場では体験したことがあったけれど。

風邪の身はさておいても、この雪の中では外出は不可能。籠るしかない。思索の時間にあてるのには、この雪はそんな“風情”“風流心”も吹き飛ばしてしまうような。

暴風雪。気なるのはやはり原発。無人カメラは大きく揺れている。積雪の具合はわからないが、林立するクレーンが大きく揺れている。
どんな影響をもたらすのか。
その映像を見るたびに、そこで働く作業員の人達の苦労を思う。寒さと風と雪。体力の低下は著しいだろうと。
「危険」な作業はやらないだろうが、見回りは必要なのだろう。
とにかくそこでは人が働いている。

時折見るテレビ。L字のワイプに切られた画面には続々と大雪の情報が。横に流れるスーパー。字幕。
そのテレビの光景は、あの「3・11」後、しばらく続いた光景なのだ。

流される情報は大雪であり、交通機関への影響だけど、画面の作りはあの時と同じ。タイムスリップ感に襲われる。
番組内容は見ていない。字幕だけに、字幕を負うことに目が行く。

こんな天候でも働かねばならない人達がいる。
今朝、新聞は来ていた。郵便物も届いていた。宅配便も来た。
膝まで埋まる雪の中。本当に御苦労さまだと思う。

仮設住宅も大変だ。買い物にも行けない。雪国暮らしだった人達。雪には慣れている。食料の保存方法だって各家では確保してきた。かつて住んでいた家では。仮設ではそれがままならない。
「兵糧攻めだな」。電話の向こうでそう言っていた。結露も凄いという。サッシの隙間から雪が舞い込んでくるようだとも言う。

この大雪、悪天候。それだから働かなければならない人達がいる。テレビ屋さんたちもそうだ。警察、消防、気象関係者。駅の職員、保線作業員・・・。あらゆる交通関係者。そして自治体職員、医療関係者・・・。

寸断される交通機関。鉄道もバスも。東名高速ではスリップ事故の影響で何十時間も閉じ込められたままの車が多数。どうやって救出するのか。
「待つしかない」ということなのだろう。

停電の恐怖もある。さっき瞬停があった。

そしてバカがいる。停電があると電力会社の陰謀だとかなんとか。原発による電力供給量と停電とは関係ない。湿った雪が電線に付けば事故は起きるのは自明。

家に籠って能書き垂れている身はまだ楽なんだと思いながら。

雪の中を外出して被害にあう人、それは、それぞれにやむを得ない事情もあるのだろう。

とにかく天候の回復を待つ以外に無い。

時々映し出される都心の光景。雪に覆われた権力の中枢部。官邸。
大雪と2・26事件。それが頭をよぎるなんて、過去の妄想に取りつかれているだけなのだが。

豪雪地帯程の雪は、屋根まで埋まってしまうような雪は降っていない。それに見舞われてはいない。

閉じ込められたままの高速道路の車、車。ガソリンは、食料は、トイレは・・。
もしその中にいたら多分耐えきれない・・・。

自然とはこういうものなんだよな・・・。

1Fの画像は不鮮明さを増している。

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