2017年4月2日日曜日

「忖度」という言葉が泣いている

連日のようにワイドショーやネットを賑わしている「森友問題」。
その中で登場した言葉が「忖度」。

忖度とは推し量るという意味や、推察する、それに加えて慮るという意味があるはず。

言葉に良い悪いはないものの、悪事に忖度と言う言葉が使われたことで、忖度とは「悪い言葉」の部類に入れられてしまったような気がする。

官僚の忖度、メディアの政権への忖度・・・。

残るも地獄、還るのも地獄。帰還問題で揺れる福島の被災者の一人が言った言葉。
その心中を忖度する。

自主避難し「いじめ」にあう子供や大人。人間の尊厳すら奪われかねないような環境の中で暮らす人たちの心中を忖度する。

「忖度という言葉が泣いている」と言葉の言霊の怒りを忖度する。

安倍政権になってから日本語は乱れに乱れている。首相の言葉に重みも無ければ、国民への気遣いもない。
云々をでんでんと読んで憚らない首相が、教育勅語を礼賛し、それを是とする教育方針に賛同する。
うまいことをやって国のカネを引っ張り出そう、補助金を詐取しよう。そんな動きをしてきた“学校教育者”が、許されない行為に血道を上げた人が道徳を説くという嗤うに嗤えない愚行。

だから改めて言う。

この問題で議論すべきは真剣に考えなくてはならないのは「教育問題」だということ。森友問題は日本の教育の根幹にかかわる問題だということ。

改憲から始まって、右派路線に凝り固まっている安倍夫妻。教科書問題、教育勅語の扱い。その他、戦後民主主主義が是としたものを「日本を取り戻す」と豪語し、挙句、核不拡散条約交渉からは離脱する。

唯一の被爆国、その置かれた意義を考えてもいないような。

ポチで周りを固めた実績でアメリカのポチとなるのが得策だとする。中高の教育費無償化にして、なにやら得体のしれぬ思想を教育の中に持ち込もうとしている。

安保法制時に憲法学者が立ち上がったように、今は教育者が立ち上がる時ではないのか。

政治学者は「真の保守」とは何かを語らねばならない。安倍は保守政治家では無い。右翼政治家だ。
それに気づけよ、自民党のぼんくらども。

教育に携わる、専門とする学者は、この国の教育の危機について声を上げるべきだ。

重ねて言う。森友問題は、森友問題が露呈したのは、この問題が教育問題であり、思想問題だということだ。

海外メディアでは日本の右傾化を厳しくしているところもある。

バカバカしいことを書く。
国会で、どこかの委員会で、安倍が出席しているところで、パネルに「忖度」と書き、「総理、この字をなんと読みますか」と聞いてみればいい。“すんど”とでも答えるのだろうか。いや、一国の首相をバカにするような発言をするなと野党を恫喝するのだろうか。

「総理、教育勅語をどう思われますか。教育勅語の存在は戦後に否定されているとしても、それを幼児に唱和させている。
そんな素晴らしい教育勅語を暗唱していただけないでしょうか」。

安倍が怒るか、答えないか、すり替え答弁するか。朗々と「朕おもうに・・・」と言うのか。どっちにしても興味が湧く。

どうでもいいことだが、昨夜安倍は別荘近くの中華料理店で昭恵夫人と秘書官と食事をしたという。
雲隠れしだのなんだの、週刊誌やネットが騒いでいたご夫人はちゃんと「夫婦相和して」おられたではないですか。
安倍家の夫婦仲を“忖度”してもいたしかたない事ではございますが。

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