2017年4月25日火曜日

偶然と言う名のばかばかしい“嘘”

過日、東京赤坂の「津やま」という料亭で、小池ゆり子が小泉純一郎、ヤマタク、自民党の二階幹事長と会食していた。
同じ料亭に安倍首相が”似鳥の会長“と訪れ、小池らの部屋に行き話し合いをしたという。

そろって「偶然に会った」という。

嘘だ。偶然であるわけが無い。

会談の中身はともかく、偶然に料亭内で会うと言うことはあり得ない話だ。
その料亭は小泉の行きつけの店だと言うが、懇意な店なら尚更だ。

まともな赤坂の料理屋が、客同士が偶然に会うような設えをするわけが無い。客同士を合せないことがあの業界の不文律だ。
ばったり会わせてしまったような店は「信用できない店」との烙印を押される。

「政治は夜作られる」という。政治家にとって夜の会合と言うのは、秘密裏に行われる会食と言うのはなにより重要なことなのだ。

首相が料亭に行く。事前にSPは所轄の警察と連絡をとり、会食の場も“下見”して万全を期す。

その料亭には首相を警護する警察官がかなりいたはずだ。

小泉にも前首相ということでSPはついている。二階にだってついている。
SP同士では連絡は取り合わないとしても、「同じ場所」だということは秘書官を通じてわかっているはずだ。

どっちが先に予約を入れたのかはわからないが、「その日はこういう方が見える予定です」と店側は伝えるはずだ。

政治家が利用する料亭というのはそういうところなのだ。

昔、赤坂の川崎と言う料亭で、下足番を長年やっていた人が、客の利用状況を白日にさらしてしまったことで大騒ぎになったことがある。

偶然を装って会う必要があったのだろう。双方ともに「利害が一致」していたのだろう。

「偶然と言うことは有り得ない。なぜこういうセッティングがされたのか」。それを解き明かすのが、料亭前で張り番をしていた記者の資質に関ることなのだが。

多分、体裁を整えて「会う」「話し合う」という必然性が両者にはあったはずだ。
その必然性とは何か。

政界の慣行。「会うことに意味がある」。

小池が二階にはめられたのか、小池の側が”仲立ち“を依頼したのか。
そして似鳥は“反原発”で小泉と「同じ側」に立つ人。

政界とは夜に妖怪たちが蠢くところ。
まさに♪禿山の一夜♪

首相動静に週に2日程か。公邸泊というのがある。その公邸の中で、何やらの「密議」がこらされていることも容易に想像できる。出入り口は一つでは無いのだから。
公邸、昔の官邸。大幅に改装されているのだろうが、かっては官邸の裏に廊下続きで公邸があった。寝泊り出来るところ。

かって官邸だった時、官房副長官室に向かう階段の上に「日本丸」と書かれた帆船の模型があった。
どこに行ったのだろう。あの船は。

公邸での諸経費は国家持ちである。安倍が公邸に泊まるときには夫人も一緒のはずだ。しかも昼間に公邸で「お茶会」のようなことをしばしばやり、”お友達“と楽しい時間を過ごしている。

公邸に居するということは公人なのだ。私邸にいてこそ私人なのだ。

字ずらだけで物をいうのもおかしいかもしれないが・・・。

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