2007年12月9日日曜日

always三丁目の黒電話

月に一回、髪を切ってもらい、髭を整えて貰う「カリスマ(笑)美容師」中野くん。以前にも紹介したことありましたが。

先日、髪を切って貰っていたら、普段は聞き慣れない音。「リーンリーンりりりん」。そう、あの昔懐かしい電話の呼び出し音。そして、かけ直している電話の発信音が、まさに、あのダイヤルを回す音。「ジー、ジー、ジジジ」。音を字で書くのは難しい。憶えていらっしゃるでしょ。あの音。ダイヤルを回す音。なんと、彼の店の電話機は、昔懐かしい「黒電話」なんです。しかも壁掛け式。よくみるとダイヤルは左に回すみたい。いやいや驚きました。超繁盛店。最新式の電話機を買えないわけではなし。このレトロ。中野くんのこだわり。こだわり。まだ多分30歳半ば。こいつは変わりモンだ(爆)。

しかしーーーーですね、ピッポッパの電子音、音楽が呼び出し音の電話器より、なぜか味わいがある。なんか落ち着ける。相棒のグンジくんが電話をかけています。相手は携帯か。なぜかって0とか9とかを回す時は戻りが遅い。気長に指を入れて回さないと・・・。

いつの頃作られた電話機か。どうやって手に入れたのか。たしかに町の骨董屋さんみたいなとこには今でも黒電話置いてあったりしますが。だいたいは据え置き型。壁掛けってのはまさに珍品。

日本の電話の歴史は百年前後。そもそもはハンドル回して交換手呼び出し、相手の番号告げて・・・。昭和に入ってからでしょうね。自動式のダイヤルになったのは。それがいつしかプッシュ方式。ピッポッパの音が電話の音。電話機に限って言えば、「「ダイヤル」とは円形数字盤のことって辞書にはあります。携帯電話然り。押のは、タッチするのにダイヤルって言葉は馴染まない。でもね、目の前にあるプッシュホン。再ダイヤルって書かれていますよ。かけ直し機能のとこに。プッシュ式になっても、「ダイヤル」ってのは電話に付きものの用語なんですね。「実態」とは違うー。

ヒッチコックの有名な映画は「ダイヤルMを回せ」だった。フィンガファイブのヒット曲は「恋のダイヤル6700」だった。テレサテンのヒットソンングの一節にあった切ない女ごころ。「ダイヤル回して手を止めた??」。う?ん。この数秒の女ごころの微妙な揺れ・・・。これがいいんですよ。今じゃ一発発信。発信履歴、着信履歴・・・。

赤い公衆電話。たしかダウヤル式だった。緑になってからプッシュ式かな。プッシュ式でないと通販や各種問い合わせは出来なくなった世の中。自動アナウンスで操作してください。#を押せ、*を押せ。

たまに聞く「黒電話」の響きっていいもんですよ。彼の店の住所は、なんと三丁目でした(笑)。



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