2009年4月30日木曜日

蛇にタバコ

数年前「蛇にピアス」って小説が芥川賞とり話題になり亭主も読みましたが・・・。この前置きは無関係。


例会。喫煙者3人は端の方に座ることになり。ワイワイガヤガヤの酒飲み。いつもの光景。飲むとつい煙草の本数も増えるし、普段は吸わない人も「ちょっと一本ください」なんて仕儀に。誰かが言い出しました。「ずいぶんヘビースモーカーだったのに」と禁煙した人をからかう。すかさずやはり超ヘビーで一日にピー缶ひと箱空けていた彼が突っ込み。「へー、蛇もたばこ吸うのかい」。「・・・・・(笑)」。蛇スモーカー・・・(爆)。


そこで身を乗り出す雑学の帝王(自称)。かつては置きたばこの"名人"。彼の灰皿に何回水をかけて消したことか。それを覚えていたのかどうか。「あのですね、たばこに水かけるでっしょ。臭い水になるでしょ。あの水を溜めておいて庭の周りに撒くんですよ。そうすると蛇は絶対に近寄らないから」。


蛇はニコチン嫌いなのか、タール嫌いなのか。道路のコールタールも蛇除けなのか。煙に巻くような話で盛り上がり。


大の蛇嫌いな亭主。さっそく今年は試してみようかなって。なにせ吸殻は大量に"生産"してるのですから(爆)。


「蛇にタバコ」。そんな題名の本を書いたらなんかの賞とれるかな(爆)。金色の蛇口でももらえるのかな。そういえば「蛇口」。我が家の蛇口付近から錆びが・・・。蛇口の水が流れるとこはカラン。カランはオランダ語で鶴って意味。で、なんで水道水の出るとこは蛇の形してないのに蛇口。


明治時代初めて水道が引かれた時、その水の出口はライオンの形をしていた。ヨーロッパでは噴水などでライオンの口から水がこんこんと出ていますよね。ライオンは水の守り神だそうです。で、日本や中国ではなぜか水の守り神が龍。それが蛇に変わったんだということで。


蛇口の下で口を大きくあけてよく水をそのまま飲んだっけ。見上げた天井。家の守り神の青大将とご対面。あの顔と舌の動きの怖かったこと・・・。


蛇年、みずがめ座、タバコ吸い。亭主はいったい何者・・・・。清濁併せ呑むものの、好き嫌い激しい「変わりもの」なのでございます。



2009年4月28日火曜日

肉屋の恵子さんが・・・

東京は初台で商売をしているお肉屋さん。幼馴染とまではいきませんが、いろいろお世話になってきました。そのお肉屋さんの恵子さん。ワン公どももすっかり可愛がってもらい。親の代からの肉屋さん。さびれる商盛会を盛り上げ、地域とともに商売をしている御肉屋さん。


その恵子さんが突然亡くなり。まさに突然。心筋梗塞。自宅で倒れていたそうです。59歳。ついこの前も元気な姿を拝見したばかり。いつも自転車で初台中を駆け回り・・・。お年寄りの家には喜んで配達に回り・・・。信じられない人の死。茫然自失でした。訃報を聞いて。


訃報を聞いたのは昨夜。亡くなったのは前夜。その晩は東京からの珍客と飲んでいました。15年前。「肺腫瘍」で慶応病院に入院していた時に非常にお世話になったお医者さん。なんとなく気があっていて。亭主が退院後数年して埼玉医大に勤務、活躍中。学会が郡山であるということで亭主と是非一献の誘い。まさに「友あり、遠方より」。遠方とは距離を指すだけでなく、時間も指すと。久々の邂逅でありました。


会った瞬間、わかりませんでした。容姿が変わっておられる。杖をついて足が不自由。聞けば、5年前、自宅で突然の虚血性脳疾患。脳出血で倒れ。家族が気がつき救急車で慶応病院。一命とりとめ。今も初台のリハビリセンターで回復訓練中だと。野球の長嶋も一緒のとこだとか。この医師も59歳。


昨夜は「例会」。来年還暦組の59歳二人はしこたま飲んでおり。糖尿病気にしながら。


人の世の定め。人の生死の運。寿命・・・・。


恵子さんはご両親健在。父上は90歳を越え。母上は80歳代。ご両親の心痛や嘆きはいかばかりかと。滅び、廃れ行く都会の商店街。それを目の当たりにし、その中で商売を続けていることの無意識のストレスが溜まりに溜まっていたのかもと。恵子さんの場合。あさって葬儀に行きます。お礼をあらためて言ってきます・・・。



2009年4月26日日曜日

またまたトンでもないことが・

鳥インフルエンザがどうこうと騒がれ、一応おさまったと思いきや、またまた海外からトンでもない話が。


今度は、豚インフルエンザだということです。メキシコで発症している。アメリカにも飛び火した様子。メキシコでは60人死亡とか。


今度のインフルエンザウイルス。人から人へと感染するらしい。メキシコではマスク、マスク。学校や公共機関は休み。ワクチン効かないとかで抗ウイルス薬投与だとか。しかも遺伝子が組みかえられたものらしく、はたして効くのかどうか。まさに新型インフルエンザだと報道されています。


遺伝子組み換え。なんとか細胞。社会が進歩するのに伴ってなにかが起きるような。


豚の"反乱"なのでしょうか。


わが国も対応に大わらわだそうです。ここ4年間はメキシコからの豚の輸入はないということですが、なにせ人から人へとなると水際作戦以外になくなってしまうのか。


何が安全で、何が危険で。キチンとした情報提供、開示がないと、またもや日本中が豚パニックになるやもしれずです。マスコミがほんと冷静で正確な報道をしないと養豚業者まで影響出かねない。鳥でも豚でも、動物のインフルエンザ、まさに未知との遭遇、見えざる敵と戦うが如し。


自然界の異変、生態系のカオス。


豚肉買ってきましたが。



2009年4月25日土曜日

新聞の見出し

数日前の地方紙の見出し。   映画「おくりびと」で技術指導 葬祭会社書類送検へ 。大きい字の二行。なんで映画の技術指導して送検されるのかって。一瞬びっくり。本文読んだら、その技術指導をした会社が不用になった仏壇などを無許可で業者から収集、運搬した廃棄物処理法違反と書いてある。つまり映画にはまったく関係ない話。見出しをもう一回みると三行目にやや小さい活字で、仏壇など無許可収集容疑って書いてありました。たしかに。でも、この見出し、大きな字だけ見たらどうみても映画の技術指導をしたことが罪に問われているように読み取れる。


新聞記事の見出しは整理部というとこがつけるはず。はずーーていうのは今の新聞社の組織機構、まして電子編集などといってパソコンでやっている現場の実情はしらないから。


新聞記事がよまれるかどうかは見出しで決まるってよくいわれました。うまい見出しをつけるべく整理部記者は知恵を絞ったもの。だから「おくりびと」とつければ読者の興味引くだろうって映画を前面に出す。映画に関係してなければボツになってもいいような内容の話なのに。「世間に誤解を与えかねないような見出し」。それの典型かと。映画関係者は"迷惑"被ったことと推察。


この記事、中央紙にも載っていました。見出しは確か、「おくりびと」演技指導の業者、廃棄物処理法違反の疑いーーてなっていたと。これだっていささか紛らわしい表現。札幌納棺協会を書類送検 廃棄物処理法違反で。そういう見出しだけでいいはず。で、本文の最後に、「なお、この会社は映画おくりびとの演技指導もしたことがある」って書くだけで情報は伝わると。


スポーツ紙の、時々はダジャレ入れた仰々しい見出しや「へ」とは「か」とかを小さくして大きい字だけ目立たせる手法は、ま、笑い飛ばせばいいけれど。


本文を読まなくても見出しで記事の内容がわkるようにする。それが鉄則のはず。誤解を招くような見出しはご法度のはず。


たまたま例にあげたこの記事と見出しですが、最近、この種のことを時々みかけます。日本語力の低下かな。


八つ当たり的にいえば、週刊新潮の朝日新聞支局銃撃事件の「誤報」問題。お詫び記事の見出し。「週刊新潮は、こうしてニセ実行犯に騙された」。おいおい、いい加減にしろよ。お前ら被害者かい。読者を騙したんでしょ。騙されたなんて言い訳が通用するとでも。騙されるほうが悪い。


当店も「表現」には気をつけます(爆)。                           



2009年4月24日金曜日

たった一人の裸のために

なんともバカバカしい話しの一語に尽きるんですが。スマップのクサナギくん。六本木の公園で全裸で騒いで逮捕。公然わいせつ罪。今の日本では全裸で不特定多数の人に見られる可能性のあるとこにいてはダメなんですよ。


単なる酔っ払いの乱痴気騒ぎにしてはあまりにも有名な若者だった。どうしてマスコミに漏れたのか、漏らしたのか、その辺の詮索はともかく有名人はネタになる。


ごくごく普通のサラリーマンだったら、逮捕されたとしてもたぶん罰金か起訴猶予。おしかりだけでというのが初犯の場合の通り相場。クサナギくんの場合も泥酔だけなら多分30万円以下の罰金か科料で済むんでしょう。刑法174条に照らしても。午前3時。騒音で目覚めた人が通報。全裸を見た人がどれくらいいるか。おとがめ無しとはいかないでしょうが。法律的には微罪。罰金とられれば一応は"前科者"ではあるんですが。


ところがところが社会的罪となるとこの大きさはかりしれない。CMの露出の多いこと多いこと。大企業ばかり。おまけに地デジ国策の広告塔。露出があまりにも多い人。だからって「露出」に慣れていたってことにはなりませんが(笑)。CMの放送中止、差し替え。総務省まで巻き込む。こりゃ金額にして何10億の世界ですよ。多くの大の大人がきりきり舞いさせらるし。


一人のタレントに依存しすぎているんです。今のCM界。売れっ子ばかり使いたがる。好感度高いからといって。猫もしゃくしも大人も子供もじいちゃんもばあちゃんも、こぞってスマップ、スマップ。テレビが使いすぎ。


彼の心理状態は知る由もありませんが、「仮面」の世界から逃れてたまには裸の自分になりたいーーーそんな深層心理があったのかも。酒飲んでばか騒ぎしたくなるってのもわからないではないが。


ま、大バカ者、自らをわきまえない不埒もの。30過ぎの分別盛りなのに。ほかの仲間も大変でしょう。芸能活動自粛ってことになるでしょう。業界の損失計り知れずであります。スマップフアンだという子供たちには悪影響与えるし・・・。


昔ならいざしらず。春の"珍事"と片付けてもいられない。本当に酒だけならいいのだけど・・・。


昔の知り合いの一人。大の酒好き。深夜、六本木の路上でズボンを下げて立ち小便。そのまま路上で寝込み。即、鳥居坂のトラ箱行き。警察から連絡貰い翌朝もらい下げに行きましたっけ。平身低頭して。いちおう「今回だけは」ってことで無罪放免。昼間はシュンとしていましたが、結局、その男、その晩も飲んでいました・・・。トラ箱送りにはならずに帰ったみたいでしたが。その頃は「武勇伝」とされていた時代でもあったのですが・・・。



2009年4月23日木曜日

「専権事項」のはずなのに

衆議院の解散。解散権は首相にあり、首相の専権事項である。解散の時期については嘘をついてもいい。嘘の責任は問われない。昔から言われていた永田町の定説。常識。


一時のかまびすさは無くなったものの解散の時期をめぐってはマスコミ含めて百家争鳴。きょうも河村官房長官さまがなんか言ったとか。公明党に配慮して7月の都議会議員選挙の前後は避けるって。なんだい。総理大臣の専権事項なのに公明党が解散の時期を決めるのかい。これってああくまでも素人っぽすぎる話しではあるんですが(笑)。


解散の時期。自民党の幹部や派閥の領袖がそれぞれいろいろ勝手におっしゃる。その度にマスコミがわいわい報道する。専権事項なんだから勝手なこと言ってはいけない。総理大臣に助言でも求められたり、陰でご意見申し上げるのならともかく、公の場でさも自分は知っているといわんばかりのご託宣。この半年近く・・・。


一月以上前、石破農水大臣が「早く民意を問うべきだ」とテレビで発言したところ、河村官房長官に怒られた。「解散権は首相が持つ大権だという認識を閣僚は持たねばいけない。勝手なことを言ってはいけない」と。そして麻生君も言った。「選挙時期は私が決める」と。にも関わらずきょうは当の官房長官さまが解散時期に言及。二枚舌ってこういうことでは。


幹部や派閥の領袖の発言も含め、麻生君の威令地に堕ちているってことの証左。公の場で発言することで既成事実を作ろうっていうのか、麻生クンの意を受けて反応を見ているのか・・・。麻生君を牽制しているのか・・・。


で、この専権事項っていう定説。よく考えるとどこにもそんなこと書かれていない。憲法にない。内閣に解散「権」はあると読めないこともないが、首相の専権事項って書いてない。


解散は憲法7条解散と69条解散。通常は7条。もちろん閣議で署名するんですが。天皇の国事行為とされている。だから紫の袱紗がしずしずと議場に運ばれてきて議長が読み上げる。「憲法第7条の規定により衆議院を解散する」。バンザイーーーー。69条は内閣不信任案が可決された時。もちろん首相の意思ではない。ま、総辞職か解散かって選択はあるにしても。


ということで「専権事項」っていう永田町の常識は法律的には"非常識"ってことになるわけでありまして。誰が勝手になんか言ってもいいってことになるわけでありまして。だからなのかな。みんなが勝手に言っても「黙れ、俺が決める、俺の意思を忖度して物を言うな」って麻生君が怒ったって話は聞こえてこない・・・。


河村発言受けて今夜あたりまたまた魑魅魍魎がつどい♪禿山の一夜♪が奏でられるのかな(爆)。



2009年4月22日水曜日

市民はお客様

印鑑証明が必要になり市役所へ。なんだか混んでいます。市民課の窓口。待ちの椅子の数も増やされて。新年度ということでいろんな届け出などがあるせいなのか。


あらら、定額給付金の支給がきのうから始まったのでそのせいか。なにせ窓口大混雑してるって報道されていたから。と思ってみたけどそれとは庁舎が違っている。


順番待ち・・・。番号札をとって。「何番のお客様おまたせしました」。電光掲示板見ながら窓口へ。何人もの人を見ながらふと思いました。市民は「お客様」って呼ばれていることに。市役所と市民の関係は「お客と店」ってことなのかって。


なんでお客なんだろう。素朴な疑問。やっと順番が来て証明書貰い、手数料250円。あの紙一枚で手数料250円。原価は一円でしょ。人手はもちろん税金で給料払っているんだからコストには入らない。


どっかの知事さんが国交省を「ぼったくりバーみたい」って言っていたけど、証明書一枚250円はぼったくりの類だぞって(笑)。ま、初めて市役所行ったわけでもなく住民票含め手数料はずいぶん払ってきたんですが。


紙一枚をパソコンからプリントアウトするだけで250円とは、そりゃありがたい。市役所の収入としては。そうなんですね。大事な「お客様」だったんですね。やはり(爆)。お茶一杯出るわけじゃないけど。高すぎる証明書手数料。ちゃんと税金払っているのに必要なものへの「還元・恩恵」無し。


そういえば郡山市のたばこ税の収入。なんと少しは減ったものの26億円もあるんだそうです。先日懇意にしている喫煙者の市会議員が教えてくれました。26億円のうちの何千万分の一は亭主も払っている計算(爆)。亭主は二重のお客様じゃないですか。喫煙者の証明書代はタダにしろ!!(爆)。


市役所の中には喫煙所あるものの、駅や駅前含め公共施設は軒並み禁煙、禁煙。たばこ税の税収で建てられたものだってあるでしょうに。


「お客さま」って呼ばれて喜んでいる市民っているのかな。「お客様」はきょう定額給付金の振込用紙をポストに入れてきましたよ。用紙のどこにもお客様とは書かれていませんでしたが。「市役所行」を「市役所御中」と書き改めて。


くだらない話題でゴメンナサイ。



2009年4月21日火曜日

建物の名前

たまたま用があって住宅地図を見ていると・・・。なんとカタカナ名前の建物の多いことか。


ビルならまだしも、マンションならまだしも、いわゆるアパートまでもが「素晴らしい」名前がついている。たしかに歩いていても目につくアパートには洒落た洋風の名前が。その多彩さには感心します。


アビタシオン、シャーメゾン、ネオステージ、グリーンパラシオン、ドミール・・・。


昔はだいたい「なんとか荘」だった。せめて「なんとかハイツ」だった(笑)。名前の意味はさっぱりわからず。どこの国の言葉かはもちろん。いずれも瀟洒な響きなんですが。


こういう建物の命名業者でもいるのかって思うくらい。郡山でのマンションの名前の通り相場は「ライオンズ」「サーパス」「ネオハイツ」。一応大手のマンション業者。


カーサ・グランデなんていうと一応カーサはスペイン語で「屋根、家」くらいはわかるんですが。命名によって「価値」がいくらかかわるのかって思うような。たしかになんとか荘やハイツじゃちとダサイでしょうが。


道を聞いてその建物の名前教えられても覚えられないんですよ(笑)。


昔、東京赤坂に権勢を誇っていたビル。たしか丸源ビル。第一、第二・・・。名前の古くささとは大違いなリッパなビル。けっこう「和名」が多かったんですがね。


建物までカタカナ語に席捲されている。時々へんなことが気になる亭主。で、亭主の事務所。ドヴェリングハウス。単なる一間のアパート(爆)。ドヴェリングの意味・・・・どうも居宅ってことらしい。それに家のハウスがついているのも変(爆)。


ハウスとコーポとマンションとカーサと何がどう違うんだい(爆)。


マンション、アパートだけでなくいろんな店舗、お店も意味のわからない洋名が多数。会社名も。だれがいろんあ名前考えるんでしょうか。辞書とでも首っ引きで(笑)。



2009年4月19日日曜日

町は死んでいるようで・・・

友人の版画家橋本広喜さんが事務局長をつとめている日本版画協会福島支部展が開かれているということで白河市まで出かけてきました。白河まで行くのはほんと久しぶり。折からの陽気。ほどよいお出かけ。広喜氏お薦めの蕎麦屋で割子蕎麦を食べ、そこそこ有名な蕎麦屋さんらしいのですが、客はまばら。陽気に誘われて白河駅裏の小峰城へ。恥ずかしながら小峰城、城址公園に行ったのは初めて。


郭内の桜は散り始め。桜の花びらが舞い散り。芝生の上では名残の花見客がそこそこに。静かに春の日差しを楽しみおり。


版画展の会場へ。マイタウン白河という以前はイトーヨーカドのあったところ。街の真ん中。にもかかわらず街中に人がいない。全く見えない。商店は軒並みシャッターの気配。開いている店にも客の気配無し。たしかに、街中の銀行や官公庁は休みってこともあるでしょうが。


ひとやすみと思って探してもコーヒー飲むところも見つからず。以前この界隈通ったときには随分人通りがあったのですが。


地方都市の土曜日の姿なんでしょうか。驚きました。友人のマサオ君が遅れて到着。南湖公園に案内してもらいました。ここも初めて。県内を知らなさ過ぎる亭主・・・。公園の脇の団子屋さんが密集してるところには車、車。人、人・・・。小洒落た喫茶店まである。


白河の中心街と郊外のこの対極の光景。ETC割引利用した車でのお出かけが土曜休日の過ごし方なのか。地元の人は何処にいるの?行ったの?。


白河の方には失礼かもしれませんが、少なくとも本日土曜日の午後の町中は死んだようでありました。郡山の駅前はどうだったのか・・・。



2009年4月18日土曜日

クイズ大会でありまして・・・

昨夜は友人の会社の「花見の会」。といいましても場所はホテルの宴会場。社員と関係者の懇親会。新年度の。亭主は毎度、その場のアトラクション担当。数日前にまたもや突然ご下問ありで。


生来、クイズ番組好きの亭主。昔のタイムショックが大好きだった。テレビの前での回答者(笑)。ばかばかしいと思いながらもQサマって番組を見たり。アタックチャンス!!で興奮したり・・・・。


アトラクションの種目咄嗟に思いつかず。ついにやってしまったのが全員参加の○×クイズ。札だけ用意してもらい、問題を亭主が考える羽目に。このクイズ問題を作るってのがけっこう大変な作業だということを知りました(笑)。テレビ見てるだけなら楽しいけど問題作るとなると苦吟。ネット検索いじくりまわし。


回答者は約60人。誰でも答えられそうな問題からひっかけや難しい問題まで。なぜかっていうと賞品は上位10人まで。その選別しなければならず・・・。これは初めての体験でした。どいう成り行きになるかが見当つかない。


「花見の会ということなので桜にちなんだ問題から」。第一問。「三春の滝桜は樹齢1000年以下である」。答えは×。1000年越えています。老木。さすが地元の方々。ほとんどの方が正解。でも間違ってしまい早くも脱落の人も。第二問。「演歌夜桜お七」を歌っているのは坂本冬美である。全員正解。3門目。「jリーグセレッソ大阪のセレッソとはスペイン語で桜っていう意味である」。ここで半分脱落・・・・。答えは○なんですが・・・。


てな具合で敗者復活戦やったり。手を替え品を替え。どうにか30問ほどで終了。


隠し球で用意していた問題。マルバツではない問題だったのですが。「カラダ記念日とは何月何日」って。問題出していて突然浮かんで来てしまったんです。なぜか俵万智が。テーブルの上にサラダが出ていたからでしょうか。


「この味が好きだと君が言ったから7月6日はサラダ記念日」。この句はご存知ですよね。これをもじた筒井康隆のパロディがある。カラダ記念日というのが。さてそれは・・・・。てなこと考えてしまっており。「この刺青(スミ)がいいねとスケが言ったから7月6日はカラダ記念日」・・・・。そこまで行かずに終了してよかった(爆)。こんな問題出していたら亭主がその筋と疑われていたかも(爆)。


宴会のアトラクションと言えばビンゴゲームが定番だった。司会者の業で盛り上がったりもした。でもなぜか今はすたれたみたいで。多少でも「知的」なゲームが好まれているようです。世相とどう重なるのかは目下分析中(笑)。



2009年4月17日金曜日

来ましたよ。給付金申請書。

数日前。ポストを開けたらA4判の封筒。「定額給付金申請書在中」と。ついに来たか。申請書(笑)。定額給付金の是非を論ずるものではなく。しかし、なんとなく複雑な心境で開封。うん、やはりお役所からの書類。ゆっくり読んで理解しないと。添えられた「手引き書」の通り銀行振り込み欄に記載。簡単ていえば簡単。名前にフリガナつけて、申請日書いて、ハンコ押して、自宅の電話番号書いて・・・・。


そのあとがちと面倒。身分を証明するものと銀行口座のコピーを添付しろって。運転免許証と銀行の通帳コピーしてのり付けしましたが。1万2千円プラス年寄り手当8千円。もちろん亭主の分(笑)。給付開始は4月27日から。


書類の標題。定額給付金のお知らせ。公印省略の市長名。おととい再選された。表題の下の文言。


「景気後退下での市民の不安に対処するため、市民の生活支援を行うとともに地域の経済対策に役立てることを目的として定額給付金を給付します」。


ちょっと待ってよ。これって市が発案した政策ではないでしょ。オバカな麻生自民党と公明党の与党による意味不明のバラマキ政策。「国からの指示により給付金受給の手続きしてください」って書くのが市の正しい在り方じゃないの。


市民の一人であります。不安はあります。その不安は今の2万円ではなくもっと将来の不安。まだ生活支援して貰わなくても明日の米は買える。2万円じゃ不安解消されないし、生活支援と言われても・・・。地域の経済対策。銀行振り込みされたものをわざわざその2万円だけ下ろして経済対策の名のもとに"浪費"するんですかね。


なんかもらうことにちょっと"罪の意識"みたいな物を感じたり。今まで払った税金の還付と受け止めようと思ってもどうも釈然としないものを感じたり。でも国庫に戻す気はないから振り込んでもらいますが。


どうも不可思議に思えるもの一つがこの「給付」に関する事務的経費。800億円はかかるというじゃありませんか。経費かけないと行き渡らないってのは当然。しかし、この制度やらなければ800億円もの「無駄」は無かった筈。市役所の業務も煩雑を極めるでしょう。振り込みでいくらか儲けた感じがするのは銀行だけか(笑)。銀行だってあまり有り難くないかも。


しかし。この書類受け取ってさらさらと手続き出来る人はまだまし。どうしていいかわからない高齢者だっているはず。コピーしろって言ったってコピー機なんかあるはずもなく。コンビニ行けば金払わねばならず。大丈夫かなコンビニでコピーしていて。


送られて来た封筒の下の方に書いてありました。「定額給付金等の給付をよそおった振り込め詐欺や個人情報の聞き取りにご注意下さい」って。そう。そういう被害が出ることを役所でも十分予測しているんですよ。「手続き代行します」ってだまし取る輩だって出てくるはず。コピーの途中で個人情報はぬすみみること可能。代理申請も可能。手形の割引ではないけれど一万円手渡ししてあとは手数料替わりに抜き取る輩だって出るはず。これらの「犯罪防止・対処」にまたまた警察含め費用がかかる・・・。


詐欺師ではないので手口は予測できませんが(爆)、そのうち定額給付金詐欺ってニュースが飛び交うことにもなりかねず。


面倒な書類書くのが大嫌いな亭主。有り難みは全く感じておらず。黙って税金安くしてくれる方がよっぽど有り難い。


今朝の新聞に載っている公務員のボーナス特集。とんでもない金額。皆、100万円超。その彼らも定額給付金は受け取る・・・・。



2009年4月16日木曜日

ラッキーヱビス

ヱビスビール。日本で販売されているビールの中では「高級品」。多のサッポロビール製品に比べて一本10円から15円ほど高いビール。しかし、ヱビスビールは美味いです。ま、それぞれ好みがありますが。亭主はフアンの一人。小贅沢なんですが。


昨夜は郡山サッポロフレンド会の集まり。一応サッポロビールフアンが集まっての飲み会。ま、ビール会社の「販促企画」の一つなんでしょうが。郡山ではアサヒビールもやっている。「アサヒビール友の会」。


昨夜の集まり100数十人。なんと、これまでは出てこなかったヱビスビールの大盤振る舞い(笑)。ヱビス大好きなダイチャン、シンチャンも参加。


で、はじめてお目にかかれたんです。ラッキーエビス。噂には聞いていましたが。
ラッキーエビス.jpg


左がラッキーヱビス。右は普通のヱビスビール。左の恵比須さんの背中の籠には釣り上げた鯛が入っている。メデタイメデタイ(爆)。サッポロビールの「いたずら」なんでしょうか。100本から200本に一本このラベルが貼ってある。それが亭主の目の前にあるのを発見したのです。多少"予感"はあったのですが。きょうこそラッキーヱビスに会えるかもしれないという。


で、なんかラッキーなことあったかって聞かれたら別に何もなかったのであり。普段の酔っぱらいで終わったんですが。たしかに久しぶりの人に出会えたり、ほんと懐かしい人に再会できたり。愉快な若者達と二次会出来たり・・。ラッキーだったかも。


このラッキーヱビスの話はあまり世間には知られていませんが、亭主はかねがね気にして探していたのです。


で、ちと内情を聞いてみると・・・。サッポロビールは今年度の主力商品にヱビスビールを置き、その販拡を目指しているらしい。で、話題のラッキーちゃんを少し多めに市場に出しているらしい。もちろんビールの中味、味は同じなんですが。とはいえ、お目にかかれるのはやはりラッキーかも。単なるラベルの問題。しかし、酒飲みはどこかラベルにこだわり収集癖の人も。ワインはその典型。日本酒でもラベルコレクションやってる人います。


という話しなんですが、なんでエビスが「ヱビス」で、「ebisu」が「yebisu」なんだろう。「ヱ」は旧仮名。歴史を物語らせているんでしょうか。サッポロビールが1930年代に札幌でビール作りを始め、やがて横浜に工場を。その時、札幌ではなくて当地ゆかりのネーミングを考えた。縁起が良いようにってことで恵比須大黒さまにあやかって大黒ビールってしようと思ったらもうすでにその名前は使われていた。で、大黒をあきらめ、恵比寿にしたってことです。そして、東京渋谷に工場を作り、出荷駅を作った。恵比寿停留所。それが定着して今のJR、旧省線、山手線の恵比寿駅が出来、恵比寿って地名も産まれた・・・。


そうですよね。横浜には大黒ふ頭ってとこがある。サザンも歌っている♪。このふ頭も大黒ビールの出荷基地だったのかも。


で、教えてください。サッポロさん。なんでyebisu ヱビスなのか。なんでebisu エビスではいかないのか。「エ」は「e」で「ye」は「ヱ」なのか(爆)。単なる、昔のローマ字表記の問題なのか。好奇心が湧くな。ラッキーヱビスのおかげで・・・・(笑)。



2009年4月15日水曜日

花の命は・・・

郡山に訪れた桜便り。あっというまに盛りを過ぎたようで。市内で有名な開成山公園は夜来の雨でもう散り始めており。


道路に敷き詰められたような花びら・・・。人が、車が踏んでいく・・・。


郡山の外れ。本宮市と境の重なるところにある「四季の里 緑水苑」。四季折々の草花が楽しめるところ。敷地面積3万坪。旧知の造園業 佐久間 繁さんが個人のライフワークとして続けている事業。その内覧会の招かれて。今や見頃の桜150本、レンギョウ、モクレン、ユキヤナギ、ベニシダレ、水芭蕉等々が迎えてくれました。福島県では「花見山」というところが花に名所として有名。個人の所有。福島市。郡山にもそれに負けずとも劣らないという名所と思っているところなんです。この緑水苑。万葉植物園というところもあって。万葉集の句に合わせた草花が植えられている。


肌寒さを感じる中、庭内を案内してもらい。慣れない写真撮影(笑)。桜ともくれんが"同居"しているのを発見。



緑水苑2009 013.jpg


そして水辺の水芭蕉ひとつ。



緑水苑2009 017.jpg


山菜の天ぷら、アカハラの天ぷらなどご馳走になり。


緑水苑。今年で16年。開園してから。郡山の隠れた名所なんです。やがて、シャクナゲ、ツツジ、あやめに彩られる。晴れた日には安達太良山も望め。


花の命の短さを感じてから10分後にはまた新たな花との出会い。


そうだ!!。やはりたまには表に出よう!!



2009年4月14日火曜日

みつばちマーヤの冒険

昔、テレビのアニメでみつばちマーヤの冒険というのがありました。あるお城の中で育った蜜蜂のマーヤは毎日の同じような生活が退屈になり、友達の蜂をさそってお城(巣)から抜けだし、自然界でいろんな昆虫や動物と友達になる。そんなお話。そのアニメの中の声優の一人に千々松幸子さんという人が。会社の先輩の奥さん・・・。それは関係なく(笑)。


童話アニメの中では巣から抜けだし"冒険"旅行をする蜜蜂マーヤを応援したんですが・・・。


最近蜜蜂界に異変が起きている。いる筈のミツバチがあっちこっちでいなくなっている。驚くべき事態になっているようで。アニメの中のマーヤはやがてお城に帰るはずなんですが、どうも今の蜜蜂君達は帰ってこない。自然界に異変が起きているようなのです。蜜蜂がいないと蜂蜜はどうなるの?。ローヤルゼリーはどうなるの?新聞に全面広告出している「山田養蜂場」はどうなるの・・・。


それだけではないようで。影響は。蜜蜂の受粉でいろんな作物が生育している。いちご。スイカ。茄子。メロン・・。作物が育たなくなっているとか。人工授粉では限度があって。果樹農家はミツバチ探しに躍起となっている。死活を分ける問題。


で、蜂巣泥棒は出現するし、ミツバチを輸入すれば高いコストがかかるし。しかも日本だけのことでなく世界的な兆候だとか。


ミツバチと農作物との関係。寡聞にしてあまりよく知らなかったんですが。どうやらマスコミさんもヤバイって気づいて盛んに報道し始めた。


なんでミツバチがいなくなったのおか。諸説あるようで。いないいない病。かくれんぼじゃないけど。アメリカでは3年前に大量の消失。蜂群崩壊症候群と呼ばれているそう。農薬の関係、蜂のストレス・・・・。だれもまだよくわかってないらしい。


自然界。なんかいつの異変が起きている。ミツバチと人間の不思議な共存関係。どこかが狂うと関係が正常でなくなる。


母蜂と離れ離れになってしまった「みなしごハッチ」に"冒険"して貰わないと・・・。



2009年4月12日日曜日

桜狂騒曲

きょうはすっかり夏日。25度ですよ。暑い。車のエアコンを冷房にしたいくらい。


いきなりの夏って感じ。体調崩れますよね。体調はともかく、郡山でも桜が一挙に咲き乱れ。


なんて早いんでしょうね。桜の開花って。お日様が差すと数時間で満開状態になるようで。


きのう咲いていなかった樹がきょうは一挙に咲いている・・・。


どこへ行っても桜談義。花見が話題。テレビも連日の桜報道。東京はもう散り始め・・・。どうも東京発のニュースって時々気に入らない時が。あたかも全国の桜がもう散り始めているような伝え方。必ず「東京では」と言ってくださいよ。


こっちは今がまさに本番迎えるところなんですから。


しかしーーー。毎年、毎年の桜、桜。どこもここも桜の話や書き物だらけ。桜見物、花見しないといけないような錯覚に。


あらためて思う、日本人の桜好き。


余りにもいっぱい咲いていて、余りにも沢山の人が桜の名所に集まる。そこにいるだけで花に酔い、人に酔い、疲れを覚え。桜花に罪はないんですが、なんか桜疲れ。この夏の陽気も手伝って。


それにしても「あらら、ここにもあったんだ」ってくらい桜は多い。眩しい。美しい。へそ曲がり亭主。なぜか今年はあえて花見の行事は避けてやろうかと(爆)。


花だけは巨木の下に立てば十分堪能できるし。また来年だって咲く筈だし。国民こぞっての桜狂騒曲が鳴り響くのでつい・・・引いてしまうような。偏屈なんでしょうかね。


それにしても桜の咲きようは凄い・・・。



2009年4月11日土曜日

借金も財産のうち・・・

昔からよく言われますよね。「借金も財産のうち」って。いろんな解釈があるようですが・・・。借金してもその金で財産を産むってことの例えとも言われるし、先行投資って意味でも使われるし、親からの遺産相続の時に借金も背負わされるって意味でも使われるし。


信用があるから金を借りられる。信用も財産のうちって意味でも。金が無くて友達から借りて「借金も財産のうち」ってヤケノヤンパチで自嘲気味につぶやく時も・・・。


15兆円の補正予算。大盤振る舞い。これで今年度の一般会計総額は100兆円超え。補正の財源は10兆円以上の赤字国債。当初予算の赤字国債も33兆円余り。43兆円もの借金背負い込んだ国。片や税収見込みはっていうと46兆円が見込まれているものの、この景気。多分そんな税収見込めず。結果ーーーー収入を借金が上回るって計算になるのであります。


企業だったら営業収益を借入金が上回ったらどうなるの。単純な話しですが倒産ですよ。プライマリーバランスもなにもあったもんじゃない。恐ろしい額の借金。にもかかわらず、もちろん自分の懐が痛むわけではない永田町、霞ヶ関界隈の住人。みなさま破顔一笑。高笑い。オバカなメディアがそれに追随してのお追従笑い。


お笑い番組までもが「高速道路1000円記念全国食べ歩き」なんて番組を。大食い女に食べさせてみんなで笑っている。マンション買おうだの車買い替えようだのの街の声・・・。


国の借金でとりあえずの「恩恵」なのですよ。とりあえず。いずれも時限的政策。未来永劫のものではない。目先だけの大盤振る舞い。景気浮効果は全く未知数。GDPを押し上げられるのか。疑問この上なし。


このツケ回ってくるのですよ。ツケ馬が後を追ってくるんですよ。その名は「消費税」。一部恩恵。みんなで負担。高福祉高負担の為の消費税ならまだ納得出来るけど。


♪こんな日本に誰がした・・・♪。そう、国民がしたんですけどね。結局は。借金も財産。今の借金がいずれ財産に変わるって保証はどこにもない。借り倒しがオチ。みなさん「富」ではありませんよ。「負」の遺産相続をさせられているんですよ。


春の陽気に背いてこころは冬・・・。



2009年4月9日木曜日

ホテル試泊の記

裏磐梯に新しいリゾート型ホテルが誕生するってことで体験試泊に誘われて。


裏磐梯入り口。五色沼の手前。以前は東京の伊勢丹の寮。最近までは埼玉県上尾市の保養所だったところを郡山の建築会社が買い取って改装。築40年の木造建物を洒落たホテルに改装、お披露目ーーという具合。


「一泊して飲んで食べてモニター報告書いてくれればいいんです」。甘い美味しいお誘い。しかも送迎付き(笑)。


そのホテルは「hotelli aalto ホテリ アアルト」と名づけられていました。フィンランド語だそうで。ホテリはホテル。アアルトとは波という意味だそうで。ホテルの裏には沼があり、その沼をわたる風が小さな波を描いている。そんなイメージで名付けられたとか。


全室12部屋。招待客は12人。ダブルの部屋もツインの部屋もシングルユース。木の香が漂う広い部屋。しかもお風呂は露天ありの天然温泉掛け流し。調度品はかなりの物がフィンランド製。洒落てました。


裏磐梯って温泉多いのかと思っていたのですがさにあらず。温泉のあるホテルは少ないんだそうです。噴火で出来た名所だから当然どこも温泉かと思っていた先入観。


温泉旅館に一泊なんてもう何年ぶり。あまり長湯が不得意な亭主。いえ、江戸っ子だっていってるわけじゃありません。眼鏡を外すと見えないから・・(爆)。


たまたまの陽気。つい長湯。ちょっと無理して。しかも風邪気味だからゆっくりと暖まろうって。気持ちはよかった。露天から木々が見え、空も見え。出たり入ったり。


出てきたらすっかり湯疲れ(爆)。やがて夕食。福島県産の素材使った料理の数々。久しぶりに飲んだビールとワインですっかり酔ってしまい。食事は一階のレストラン。びっくり。12人の客の大半が知り合いだった。知らない人も。なんかうさんくさそうな人相。風呂にもいたっけ。そいつ。巨漢。知人が紹介してくれて。そしたら、なんと中央大学相撲部出身だと。途端に先輩風吹かす亭主(笑)。関西弁。聞いたら、生まれが兵庫県姫路。あらら同じじゃないか。奇遇、奇遇。盛り上がり。ロビーで飲み直しって羽目に。ところがお疲れ気味亭主。睡魔。早々に部屋に退散。心地よいベッドに潜り込み・・・。夜中の咳に悩まされながらも良い思いをさせていただいた次第。


裏磐梯の朝は気持ちいい。清々しい。景色も満喫。朝飯がまた凄い量。どうにか半分やっつけて。知り合い3人で下界に・・・。久しぶりの、会社の出張以外ではあり得ない「外泊」なのでありました。


「古民家改造」のホテル。趣あっていいもんだと。一宿一飯の恩義。感謝感謝なり。そこで気になるお値段。16日からオープンだそうですが亭主の泊まった部屋は3万4千円^^。もちろん食事、飲み物すべて込みですが。ぎゃーーー!!


4人使用の離れは一人4万8千円とか。「それなりに予約入ってます」と支配人の弁。東京方面の方々らしい。お値段なりの「価値」はあるとは思うのですが・・・・。すぐさま芽生える亭主の貧乏人根性なり。


でも、以前は郡山の磐梯熱海温泉にもあったのですよ。一泊5万円という全館個室離れ仕様の宿が。世の中いろんなところがあったほうがよろしいのかも。


思わぬ贅沢な一日。結果湯疲れ引き摺りながら、いささか贅沢の余韻を楽しんでいるきょうの亭主。



2009年4月8日水曜日

高齢者って金持ち?

日本の家計の金融資産は約1,400兆円。その半分は60歳以上の「高齢者」が持っている・・・。よく例えに出される話なんですが。そんなに年寄りってカネ持っているのかっていつも疑問に思うんです。あるとこにはあるんだーーていうことなのか。何件も天下った高級官僚。億単位の退職金貰った人達や麻生家、鳩山家ならいざしらず。蓄えているのは葬式代だけ。亭主。


この資産ってタンス預金や銀行預金のことなのか。家など不動産も入っているのか。


なんでいまさらこんな話かっていうと麻生君なんです。今やっている経済対策の補正予算。贈与税の控除額引き上げ。親が500万円子供にくれてやって家を建てさせる。税金かからない。家を建てて貰ったからその分浮いた金でじゃぶじゃぶ物を買え。そうすれば景気が良くなるって理屈。定額給付金のバラマキに続くなんとも「金持ち」らしい発想。


仮に高齢者が金持ちだったとしてもそれは老後の不安への蓄えっていうのが普通の感覚。子供にくれてやっても面倒見てくれる保証ないし(笑)。兄弟いれば取り合いの骨肉紛争。


子孫に美田残すな。


車をエコカーに買い替えたら25万補助。エコの美名に隠れた自動車産業保護の国策。地デジ買い替え補助。いままでにいち早く政府の政策を是として買い替えた人との格差はどうするの。こんなこというから「買い控え」が起きる。安くなるまで、国が面倒みてくれるまで待とうって。


待てば海路の日和ありかい。


金融機関も「高齢者」の資産獲得に躍起とか。年金保険などの商品も。10年置いておけばそれなりの年金になるとか。まだタンスよりはこっちの方が。元本保証なら。金融機関の経営安定すれば国が公的資金注入って税金を銀行にくれてやる必要がなくなるんだし。


とにかく贈与税減税問題。明らかに金持ち優遇税制。景気浮揚効果見込めずと思うんですが。定額給付金も然り。景気浮揚効果が出たってちゃんとした機関がが認めたら亭主は坊主になりますよ。


年金、保険、医療・・。老後の不安がなければ年寄りだってそれなりにカネ使うかも。振り込め詐欺に遭わない限り。なんか本末転倒じゃないのかな。



2009年4月7日火曜日

結核

昨夜ニュースを見ていたらお笑い芸人のハリセンボンというコンビの一人が肺結核に罹っていたという話題。正直、驚きました。結核ってもう今やほとんど患者はいないと思っていたから。不覚であります。今でも約3万人はいるとか。日本中で。しかも亡くなっている人も一割程度おられるとか。罹患者は高齢者に多いとか・・・。日本は結核後進国だとか。


テレビで伝える"ハリセンボン"さんの症状。咳が出る、微熱、倦怠感、痩せてきた・・・。今の亭主の症状と同じ。思わず身を乗り出してしまうニュース報道。もしかしたら・・・・。生まれる疑念。もちろんハリセンボンとは接触してはいませんが。


今朝、しょうがない。病院へ行きました。いつもの先生のところ。先生も看護師さんもハリセンボンの話題知っていて。しかも先生は郡山の結核予防担当医だと。


最近も検査しているんだし問題ないと思いますが、一応写真撮ってみますか。X線室へ。息を吸って止めて。はいOK。途端に咳き込み(笑)。いや実は昨夜は咳き込みが激しくよく寝ていなかった。


写真出来上がり画像診断。問題無し。亭主の症状聞いての診断。「急性上気道炎」。括弧つきで「咳ぜんそく」。吸引もあるけど、とりあえず薬で・・・。てな具合でした。


昨夜のテレビ報道。隣のアンザイさんご夫婦も見ていたみたいで。「テレビ見ながら話していたんだよ。ご亭主は結核かもよ」って。もちろん笑い話の類なんですが。ご心配かけてます。


結核とい病気に関していまやあまり知識無しです。子供の頃は必ずツベルクリン反応の注射して、陽性だったらBCGの注射して。上腕部にBCGの跡残ってる人多いですよね。もちろん亭主もやりました。痛かった。あの注射は。


どうもBCGって「有効期限」があるそうで。高齢者に患者多いっていうのもBCGの効果がなくなっているからとか。


しかし、このハリセンボンのニュースの伝播力は凄いらしく。東京は結核パニックになっているようだとも。大げさに言えば。


「ま、結核という病気を再認識して貰うアナウンス効果はあったと思いますが・・・・」と先生。


とにかく養生に努めます。はい。



2009年4月6日月曜日

忍び手

北朝鮮の「ミサイル」発射のニュースが飛び交い、日本中が騒擾としてる最中。友人の父上の葬儀に参列。78歳。心筋梗塞による突然の死だったとか。葬儀は神式。神葬祭。あまり体験無し。喪主は祭主(まつりぬし)と呼ぶことから始まって・・。


この神葬祭ってのはなかなかよろしい。仏式のお経は何を言っているのかわからないが、神主の祭詞は「日本語」。故人の経歴などよく聞いていればわかる。


もちろん焼香は無し。玉串を捧げます。神社の神官の笛や笙の音が流れる中。神道の行事の礼は「二礼二拍一礼」。葬儀の時はその柏手で音をさせない。パンパンが無い。掌が合う直前で手を止める。これを「忍び手」と呼ぶのをはじめて知りまして。


一応きちんと二礼二泊二拍一礼やってきました。


忍び手。音を立たないことから名付けたんでしょうか。忍び足と同義語かも。忍。どことなく趣のある言葉ととれなくもない。忍ぶ恋とか。秘密にする、隠すって意味。何でも秘密、隠し事、騙しごと・・・北朝鮮。金正日。これにはもちろん趣は無し。こらえる、耐える、我慢するって意味も。北朝鮮の無法に耐える拉致家族。北朝鮮の核の脅威が忍び寄ってくる・・・。


神官の祭詞で久しぶりに聞いた言葉。奥津城(おくつき)。神の国日本ではよく使われていた。いろんな歌にも詠まれています。墓の事。今でも時々みかけます。公営墓地などで。何々家奥津城、奥城って墓標。この呼び名も趣ありかな。


風邪の余韻。咳おさまらず。線香や焼香の煙だとむせていたかもしれず。マスクをハンカチ用意していったけど。玉串で助けられました。



2009年4月3日金曜日

「誤探知」


今日の午後、日本中を「誤探知」という言葉がどれだけ飛び交ったことでしょう。お粗末きわまりなし。これが今の日本の危機管理の実態かと。情報伝達のミス、人為ミスなんですが、もしもこれが仮にミサイル発射ボタンに手をかけていて発射の瞬間に勘違いでボタン押したら・・・。ぞっとしますね。


午前中に「まもなく打ち上げ」っていう北朝鮮の発表。「まもなく打ち上げ」っていう確信が頭の中に刷り込まれてしまっている。打ち上げを既定事実と受け止めて、今か今かと待ち構えている。「打ち上げが無い」って思考が無くなっている。そいう心理状態の時にそれらしい動きがあれば即反応してしまう。そんな「刷り込み」が担当自衛官の頭の中にあったんでは。


過剰反応の類とも。お化けが出るぞ出るぞと刷り込まれていれば風がふいて木の葉がそよいでもお化けと思って「出たーー」っていう話の類。いくらハイテクが進んでも所詮最後は人間の判断。人間ハイテクは全く出来てないって事とも。


「誤探知」。まさに専門用語。初めて聞きましたが。em-netとか称するシステムでパソコンの画面に出た字。読めばすぐ誤りの誤だとわかるが口に出すと「ゴタンチ」って何?って。一瞬わからない。テレビの映像、音声がそれをよく物語っている。


まもなくって言って結局きょうはやらなかった北朝鮮。気象条件だとか、なんかの不具合だとか揣摩臆測はいろいろあるでしょうが、なんか北朝鮮に試されたような。日本の「実力」を。自衛隊の地上レーダー、ガメラレーダーが捉えたという"航跡"ももしかしたら北朝鮮による攪乱戦法だったのかもとまで思いたくなる・・・。


誤探知騒動は国内だけに留まらず。世界各地を飛び回り。日本の情報収集能力の非力さを世界に示す結果に。日本の"軍隊"の実力を知らしめさせたてことに。


「ま、いいじゃないの。これで本番さながらの"演習"が出来たんだから」。そう言っているかたもおられるようですが、北朝鮮におびえる姿はなんか悲しいかも。


誤探知、ゴタンチ。今年の流行語大賞候補ですな。


さて明日はどうなるのか・・・。気になるところであり。災禍ありませんように。まさか明日も"誤報"はありますまいな。きょうの一件、これがどっかのテレビ局の勘違いによる"誤報"だったら早速総務省から免許取り消しの御託宣ありか。




 



瑞典から・・

日本人はかつて外国をいろんな漢字で表記していましたよね。米国、英国、独逸などから始まって・・・。


瑞典。これってスエーデンのこと。そのまま読めばズエーテン(爆)。


その瑞典から本日お客様がお越しになり。


ノーベル賞でもいただけるのかと。それは冗談。


ご夫婦とそのご子息夫婦を歓待させていただきました。なんと当店も国際色を帯びてきたようで(爆)。ちょっとしたご縁の方々なんですが。初来日で東京滞在中。それがなんと郡山へ。何語で会話すればいいの?スエーデン語なんて知らないし。英語ならっていうけど亭主は英語出来ないし。それこそカタコト。こんなことなら英語でシャベラナイトでも毎回見ておけばよかった(;_;)シクシク。


とにかく駅にお迎え。


駅では「ナイス トー ミート ユー」で通し。


日本らしさを味わいたいというご所望。民家改造のお蕎麦屋さんへ。湯葉、蕎麦がき、天麩羅そば。お汁粉に抹茶のフルコース。なんと、箸使いはなかなかのもの。


ついでスエーデンゆかりの所へと思案。スエーデンハウスへご案内。これが受けました。二箇所ほど回ったんですが、英語喋れる人介して盛り上がること盛り上がること。


夕方お別れ。クタクタでした。改めて思うこと。せめて英語だけでもいくらか聞ける話せるってことしておけばよかった。今更言ってもあとの祭り。でも、なんとなく喜んでもらえたようで。言葉が通じないで意思を通わせるのって難しい。


帰り際、先方の方が、何故か咳。あらら、移してしまったか。日本製の風邪を(爆)。ウイルスだけは洋の東西を問わないってか。


当店の春の珍事でありました。そういえば昔よく聴いた。dea old stockholm♪。マイルス、スタンゲッツ、コルトレーン。スエーデンのフォークソング・・・。


 



2009年4月2日木曜日

煙草はまずい

「どうだい?風邪の具合は」と鈍爺。「なんかいまいちかな」。


「煙草は?」と鈍爺。「美味くない。まずい」。かつてとんでもないヘビースモーカーだった鈍爺。「煙草は体調が良いと美味い。悪いと不味い。ということは"毒"なんだ。体調良いと解毒作用があるけど、悪いと無くなって不味くなる」。どこか納得の鈍爺理論・・・。


たしかにここ数日、煙草が不味いのであります。身体がニコチンを欲するから吸いたくなる。吸うといがらっぽく不味く不快。煙が入ると咳。激しく咳き込むと体中にこたえる。結局数服吹かして終わり。てきめんに本数減。「これを機会に・・・・」。ああ、"悪魔のささやき"(爆)。


気を紛らわそうとテレビ。ニュースでやってる全面禁煙の話題。首都圏の電車のホームから灰皿撤去。首都圏は完全に「防煙体制」。資料映像で流される喫煙所の光景。ひたすら煙を吸い込む顔々。どうも間抜けっぽく(笑)。そう、もう煙草はまずいのです。吸っては拙いのです。


しかし・・・・。これだけ"悪者"扱いされても、煙草を吸う人の数はそんなに減ってないとか。喫煙者の数もそんなに減ってないとか。どこで吸っているのか・・・。


もう社会的に完全に悪者にされた煙草。喫煙場面を「表現手段」として使うことは世の誹りを受けることになる。煙草の煙は場面転換にかっこうのインサートだった。煙草の吸い方を演技指導の要とした監督もいた。洋の東西を問わず、タバコはなかなか優れた「表現手段」だった。待ちぼおけをくらった男の足元にまき散らされたような吸い殻・・・。


スモーク ゲット イン ユア アイズ。煙が目に染みる。ジャズのスタンダードナンバーも。日本の歌謡曲でも。タバコは「こころ」を伝える表現方法だった・・・・。これからは使えないかも。ああ、早くあの日に戻りたい。今日もゲンキだタバコが美味いって日に(バカ、ばか、馬鹿)。悪魔の囁きと天使の寝言。悪魔のパス天使のゴール。



2009年4月1日水曜日

わたぬき

きょうは4月1日。年度替わり。いろいろな節目でもあるんですが。いろんな事も変わったり。4月という声を聞くと春って感じですよね。天気は全く春の気配は感じさせてくれませんが。


四月一日と書いて「わたぬき」さんという名前の人がいました。ぬきさん、ぬきさんって呼ばれていて。なんでも衣類の綿入れの綿を4月1日に抜いたってことから来た苗字だとか。


八月一日という人もいました。たしか朝日新聞の記者だった人。この人の読みは「ほずみ」。8月1日に稲穂を摘むってことから来たとか。


1日は朔日。毎月の第一日を朔日と言います。一日生まれの人には朔って名前が付いている人も。ま、昔の人なんでしょうが(笑)。詩人萩原朔太郎は11月1日生まれ。


亭主も1日生まれなんですが朔って字はつけて貰えなかった(爆)。それはどうでもいいことで・・・。


テレビは改編期。特番、特番。新番組と銘打ってもあまり代わり映えもせず。クイズ番組。毎度お馴染みの顔ぶれ。どうしてなのかと制作者の神経疑う。局のカラーなんて無い。どこにでも出てる顔ぶれ。


「4月1日と書いてなんて読む」って問題出したら如何。「エイプリルフール」って答えが返ってくるでしょうに(爆)。年度をまたいで風邪・・・



“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...