2010年1月30日土曜日

「くさす」だけがメディアの仕事か

昨日の鳩山くんの施政方針演説。なかなか良かったと。50分間聞き入っていました。これまでとは型破りの演説。聞き入り、先が聞きたいと。演説の中に一つの政治理念が語られており。マハトマガンジーの七つの遺訓を引き合いに出し。「理念なき政治」「労働なき富」「良心なき快楽」「人格なき教育」「道徳なき商業」「人間性なき科学」「犠牲なき宗教」。物質的豊かさを追求してきた20世紀から脱却して政治の哲学を問うた。いままでになかった演説と。満を持しての演説だったのではと。


議場でテレビを通してですが、鳩山演説に聞き入っているように見受けられた自民党の元首相の姿もみられました。


で、今朝の新聞論調。おしなべて不評。くさす、あげつらう、酷評する・・・・。やれ具体性が無いとか、マニフェストの問題に言及してないとか。


「いのち」という言葉を24回使ったとか。脚本松井副長官、演出平田オリザとか。どうだっていいでしょ。しゃべったのは鳩山なんだから。


なんでもケチをつけないとメディアとしての沽券にかかわるとでも思っているのか。もし、今回の演説が過去のそれのように予算案にのっとった「政策」の羅列のようだったらなんて書いたか。「政治の理念が見えない。この国をどういう国にしようとしているのかがわからない」って論評したでしょう。


たしかにーーー。たとえばケネディーの「合衆国に何ができるかを問え」だとか、リンカーンの「人民による人民のための・・・」とか、オバマの「イエス ウイ キャン」といったような歴史に残るような名文句はありませんでしたが。


鳩山君の思いは伝わってきたような気がします。近来にない名演説と言っておきましょう。それを「くさす」だけのメディア。当然かも。後世に残るような名記事に最近お目にかかったことなし。名文にお目にかかったこともなし。



2010年1月29日金曜日

「よい子のみなさん!!」

「よい子の皆さんはエスカレーターを駆け下りたり、駆け上ったりしないでください」。東京の駅で繰り返されるアナウンス。テープ。「よい子の皆さん、早くおうちに帰りましょう」。「よい子の皆さん、横断歩道をわたりましょう」・・・。「よい子、よい子」と呼びかける街の中のアナウンス。


「よい子」って誰?。よい子は悪いことをしない子?。ちゃんとした子?。よい子は当然マナーやルールを守ってますよ。親がちゃんと躾けていればいおかしな事をするのが悪い子?。よい子ーーー誰への呼びかけかと(爆)。


おかしな日本語がまかり通っている。なんでもよい子って言えばいいのかいって。子供をひとくくりにして、しかも「良い」なんて褒め言葉使って。違和感ありませんか。


「なになにちゃん」と呼んで「はい」と返事したらもう「よく御返事出来ましたね。よい子ですね」。返事しただけでよい子の範疇に。


昔のテレビの「キンドン」じゃあるまいし。よい子、悪い子、普通の子。どんな子がよい子なの?


悪ガキだった亭主。もし、子供の頃にこんなテープを聞かされたら即反抗。悪さの限りをやったかも(爆)。ふと気になった変な日本語。


今朝、道ですれ違った小学生は「おはようございます」って挨拶してくれました。これはよい子。


なんか気になるよい子、よい子の呼びかけ声。



2010年1月28日木曜日

ただセコセコとセコセコと

今回のネット事故。プロバイダの障害は収まったようで。日常取り戻しておりますが。実はもっと厄介な問題抱えており。


数ヶ月前でしょうか。当店の常連でもあるKさんから恐ろしい指摘(笑)。「この数ヶ月は毎日書いておられるようですが、以前は月に一回だったんですね」。とんでもないと言いたいところですが、実際のサイト上には去年の6月以前はアーカイブに月一の記載しかなし。ご指摘ご疑問は当然なんです。


古くからのお客様はご存知でしょうが、去年6月末頃サイトが突然ダウン。多忙な管理人さんに頼んで復旧して貰ったのですが。彼も多忙。アーカイブの修復まではなかなか手をつけられず。何故か。要するに一本一本づつコピペして復元しなくてはならずなんです。


彼も心を痛めておりついに先日バックアップファイルを送ってきてくれました。ということは・・・・。亭主の作業。で、おとといから毎日セコセコ、シコシコとファイルを開けて復元作業。全くの手作業。とんでもない時間と手間がかかる。


残しておきたいアーカイブ。別にブログ本を出すなんて大それたことは考えていないんですが。なにせ5年間の記録。読み返してみると面白いし。


ようやく去年の5月の途中まで復元しました。コメントは復元無理なんですが。


一日10日分が限度かとも(笑)。いろいろやることはあるんですがどうもおかしな性分の亭主。他はさしおいても復元に気が行ってしまう。あと何日かかるかはわかりませんが、チョコチョコと復元させて行きます。最近お越しになったお客様。時々アーカイブも開けてみてくださいませ。写真もダメのようですが。


なにかと厄介。それしか言いようが無し(爆)。



2010年1月27日水曜日

「斟酌」について

沖縄名護市長選の結果を受けての米軍基地再編問題での平野官房長官の発言が物議をかもしています。基地問題に選挙結果を「斟酌」しないと言ったこと。言葉の使い方、解釈の仕方でとりようはいろいろでしょうが、おしなべて非難の色彩強く。


斟酌・あらためて広辞苑をひくと「その時の事情や相手の心情などを十分に考慮してほどよく取りはからうこと」とあります。その時の事情ーーーそれは僅差ながらも基地移転反対を唱えた人が市長に選ばれたこと。一輪咲いても花は花。僅差といえども反対が勝った。それが名護市民の"民意"となる。斟酌しないとは心情に考慮してほどよくという辞書に書かれた意味に従えば、選挙結果を無視したと言われても仕方ない。少なくとも官房長官という政府のスポークスマンに当たる人の言葉としてはいただけない。


で、平野くんの発言に至る心情を斟酌してみるとーーーー。結果は僅差だった。反対派は辺野古以外の住民に多く、辺野古住民は基地賛成の人が多かった。そんな票の分析に基づいているのかも。沖縄の基地周辺に暮らす人達は、長年の基地との共存の中で、商売や仕事をしている。基地が無くなれば自分達の生活が立ちいかない。そんなジレンマを抱えての苦渋の選択もあるはず。その辺の深読みがあの発言になったのかと。言わずが花なんですがね。発言の真意を糊塗するためにか。挙げ句の果ては法律論まで持ち出してみたり。


斟酌と同義語ではありませんが忖度という言葉もあります。他人の心中をおしはかること。上記は平野くんの心中忖度みたい(笑)。それとも出口が見えずもだえる鳩山くんの心中を忖度しての発言か。なんだかんだ言っても辺野古以外に解決方法は無いという。語るに落ちたと。


どうも鳩山周辺には名参謀おらず。名参謀が居ないということは将たる器にあらざるということか。自らも周囲も言葉多くして災い招くのみ。寡黙なれば説明責任を云々されるし。


とまれ、ここ何年も言葉に重みがあり、真の名言残す政治家無きを悲しむのでありまして。



2010年1月26日火曜日

かくも便利でかくも不便なもの

先週土曜日。当店開店しようと思ったところ・・・・。つながらない。店のカギが開かない(笑)。何回やっても「エラー」表示。「このリンクは無効です」と。当店「管理人」に連絡。返ってきた返事。「プロバイダに障害発生。しばらくお待ち下さいとのこと」。待てど暮らせど・・・・。48時間以上たってやっと復旧。おかしいですよプロバイダさん。有料なんだし。これってどういうことって。管理人も怒り心頭。


とにかく通常営業に戻れたわけですが"損害賠償請求"するわけにもいかず。


この二日間の焦燥感いかばかりか。すごいストレス。自分ではいかんともし難いアクシデント。


世はまさにネット社会。もう人々はパソコンを立ち上げればつながるのが当然と思っている。そして、パソコン、ネット。こんな便利な物は無いと思いこんでしまっている。ところが・・・。一度システムダウンするととんでもないことに。世の中大混乱。この世の終わり状態に。JRでもあったし、東証でもあったし、羽田の管制システムでもあった。


まさにネット偏重社会の落とし穴。こんなに便利なものが突然こんなにも不便なものに変身ーーー。


たとえばオール電化住宅。ひとたび停電ともなると家の中の機能はすべてマヒ。停電が日常茶飯事の時代は各家庭ではロウソクは必需品だった。今は仏壇のお灯明くらいにしか使わない。オール電化で快適生活を享受するはずが生活もおぼつかなくなる。


プロバイダ障害発生もこの類。機械文明に占領されてしまった人間社会と。どこにでも罠はある(爆)。ロウソクや石油ストーブ用意してもシステムダウンには対処出来ない。


便利さを享受しながら常に不便な状態がいつ襲ってくるかわからないっていうなんか脆弱な現代社会。


困ったのは亭主だけに非ず。お客様もつながらないので自分のPCがおかしいのではないかと思ってしまったとか。メールでいろんなお問い合わせいただきました。いつも覗いていてくださる皆様。「日常」をおびやかしてしまったようで。


利便と不便。安全と危険。二律背反この世の常と達観するしかないのでしょうか。



2010年1月25日月曜日

これも一つの"利権"

いきなりプロバイダで障害発生ということで久々開店と相成った次第です。


小沢一郎クンの事情聴取できょうも賑やかです。大久保や石川が接待受けていたなんていうこともニュースになるとは・・・。


 


昨夜、最近お馴染みになったアリプロさんという方のコメントでふと思い出した事が。


アリプロさんのお話しは新聞社がテレビ局の株を持つことを禁止、制限しようというクロスオーナーシップの事でしたが。


岩手県に岩手めんこいテレビという局があります。業界でいう平成新局。フジテレビ系列。このテレビ局の開局にあたり小沢一郎の力が相当働いていました。産経新聞の電波担当役員は元政治部記者。小沢一郎とは昵懇の仲。開局に当たってはどうしても政治力が必要。電波の割り当て含め。


自民党の族議員の中に「郵政族」と言われた人がいました。その先鞭は田中角栄だったかも。電波割り当ての所管官庁は郵政省。マスコミと政治家と役人と。キー局と言われるところは新聞社の系列におおかた別れています。朝日、読売はそれぞれテレビ朝日、日本テレビの筆頭株主。


で、岩手めんこいはフジサンケイグループの系列局。その局の株式を実質小沢一郎が持っているという話。5億とも7億円とも言われている。その実態は定かではありませんが。


創設時に多くの人や会社が免許申請を出す。それを一本化して、株主構成をまとめ上げる。そこにはいろいろ"利権"が絡まっていた。


岩手の事情については当時の秘書だった高橋某が熟知。それを「関係者」には喋っているとか。小沢には大変お世話になったはずのフジサンケイグループ。なのに何故か鋭く小沢を攻めまくる産経新聞。時間の経過とともに何があったのかはしりませんが。


小沢の噂の4億円の中に、まさか「電波利権」で得た金があったとは思いませんが。ふと昔話を思い出してしまったというわけです。


はい、亭主も昔、某県の某局の開局にあたってはずいぶん「仲立ち」をさせて貰った記憶があります。何にも貰っていません。メシくらいご馳走になったかな(爆)。



2010年1月22日金曜日

逆戻り

昨日、おととい、暖かかった気候。昨日は東京へ。マフラーはカバンの中にしまい、コートは脱ぎ。温かい、いや、暑い(笑)。4月下旬の陽気だとテレビは言う。半袖姿の人も。シャツ姿の人も。夕方郡山に戻り。寒い。風は冷たいし。また風邪がぶり返しそうな・・・・。今朝も白いものが舞い、風は冷たく、瞬く間に季節は冬に逆戻り。本日は着ぶくれなのであります。


逆もどりといえばーーー国会論戦。攻める野党の自民。「報道によれば・・・」と鳩山献金、小沢疑惑を攻め立てる。まさに論拠となる「報道」は正義かのよう。かつて政権時代、あれほど報道をというかマスコミを"敵"と称し、信ずるに足らないと言っていたのに。


小沢疑惑めぐってのリーク問題。マスコミ、特に新聞が一転反転攻勢へ。権力の介入だと攻め立て始めた。リークではない。寝食忘れ、血がでるような取材の結果だと。リークそのものの"存在"まで否定したりする論調もあり。リークは認めてもそれを取材で補強し、裏をとって書いているとも。


亭主が問題視する「関係者」。ニュース源の秘匿は当たり前と。


リークとは意図的に情報を漏らすこと。取材をして相手の表情やヒントでそれを補強しているとか。


ある記者氏。「リークは特ダネ」のもとだと強弁されており。特ダネなんて無い。一斉報道。まるで発表ものじゃないですか。一時懲りたかと思いきや。逆戻り。きょうも裁判やっている菅谷さんや、オウム事件の河野さんの「冤罪」対する反省みじんも無し。あれらは皆リークによる一斉報道で出来上がった既成事実の上の"事件"。また逆戻りなんですよ。


どうやら、「リーク」によって小沢立件という心証をマスコミは持っているようで。結論ありきのような報道ぶり。


「記者とは、ある時は鳥の目線で、ある時は虫の目線で」と教えられた。今あるのは、この疑惑に関しては検察目線だけかと思いたくなるようであり。小沢を擁護する気はさらさら無し。ただ「木鐸」の鳴らしかたを危惧するものにあり。



2010年1月20日水曜日

「説明責任」

国会が始まっても一人横行する言葉。説明責任。なんでもかんでも説明責任って。議員も言えばマスコミも。いや、マスコミが先に使い出し、議員さんがそれにならった・・・。


家電の取り扱い説明書じゃあるまいし。説明しなくてないけない責任って何と。広辞苑によれば責任とは人が為すべき任務ーーとあり、政治、道徳、法律に照らして非難されるべき責、科(とが)とあります。説明を求めるという前提にすでにして「非難」があるということになります。罪科を問うという視点があります。と思うのですが。


確かに。小沢資金問題。小沢はだれがみてもきちんとした説明というか釈明をしていない。それをもってして責任を問うというのは言葉としておかしさあり。むしろ言うなら説明義務ではないかと。国民の負託を受けた国会議員として義務の一つとして。


説明責任という言葉を容認するとして、それがきちんと説明しなさいよということなら検察側の方がよりその責任があるのではないかと。マスコミも報道するに至った経緯などを説明する責任があるのではないかと。


いつのころからでしょうかね。世の中に通用するようになり、都合良く使われる説明責任という言葉。なんでもかんでも説明責任という"美名"のもと、なんでもかんでもあげつらう。例えば報道責任とか、リーク責任とか、いろんな責任だってあって然るべき。へそくりを亭主に説明する責任が女房にあるのかって(爆)。


「業績不振の責任をとって辞めます」。そう言ってしまえば最早説明も必要としないような風潮もこれあり。


「お前じゃ埒があかない、責任者を出せ!!」と怒鳴り込まれて、誰が出て良いか解らないのが世の常なのに。説明する必要があるかもしれないことはあっても責任を誰何されるもの何も持っていない亭主・・・・。(笑)。



2010年1月19日火曜日

"透明人間"

小沢政治資金疑惑問題。特にNHを中心に出てくる情報。「関係者への取材でわかりました」。関係者って誰?もちろん検察なんですが。いまや"業界用語"となった関係者。逮捕や事情聴取を受けた人か、調べた人にしかわからない"事実"。ニュースソースはもちろん秘匿するのがマスコミの掟。判然としないネタもと。政府首脳、政府筋・・・。それが誰だかは当事者は皆知っている。だからばれると大騒ぎ。漆原の発言がその例。


関係者なんて報道するから、その情報をリークと言う。リークとは意図的に漏らすこと。昔の検察は最も取材のしにくい、難しいところだった。誰も何も喋らない。今は大違い。どんどん喋る。なんと取材の楽なところかとも。出所不明の報道が毎日一斉に報じられる。同じ内容が。出元が一緒なんだから当たり前。


視聴者や読者にはどこの誰だか解らない「関係者」。だからその関係者を"透明人間"と呼ぶことにする。


透明人間といえばすぐ浮かぶのがピンクレディーの歌。


♪世間を騒がす不思議なことは すべて透明人間なのです 天下無敵のチャンピオン 突然ダウンをくったのも スプーンっを曲げたりねじったり 念力ブームも私です 透明人間現るあらわる 嘘を言っては困ります あらわれないのが透明人間です♪


小沢チャンピオンも突如ダウンするのか(笑)。


ちょっとだけ歌詞を差し替えれば・・・・。ぴったり(笑)。阿久悠は凄い。


昔ー。子ども達の憧れは透明人間になることでした。今の世の中、顔の見えない透明人間だらけ(爆)。                             



2010年1月18日月曜日

季節はずれのホトトギス

小沢一郎政治資金疑惑。逮捕者出るに及んでマスコミ報道加熱。百家争鳴。付和雷同。ひどかった昨夜のフジテレビ。なんとかジャーナル。


お笑いタレントみたいなディレクターが登場。小沢の追いかけっこレポート。まるで狂気の沙汰。いったい何になるのかこの報道。犯罪人を追いかける岡っ引きのつもりかい。マスコミのこのていたらく。それはともかく・・・。


ふと口に浮かんだホトトギスの句。


泣かぬなら殺してしまえホトトギス。織田信長を例えた句。事情聴取に応じないならみんな逮捕と権力誇示する検察の例えに思え。


泣かぬなら泣かしてしまえホトトギス。豊臣秀吉の例え。検察との全面対決を宣言した小沢一郎のようにも思え。


泣かぬなら泣くまで待とうホトトギス。徳川家康の例え。鳩山由起夫かと。自分からはどうにも出来ないひ弱な総理大臣。代表。小沢が進んで話す、泣くのをじっと待つ。それでも私はじっと待つ。夜な夜な公邸で相田みつおでも読んでるのかって(笑)。


でもね、ホトトギスは春までは泣きません。季節はずれのホトトギス合戦。栄枯盛衰会者定離。小沢くん、平家物語をどうぞ。鳩山くん、徒然草でもいかが。あやしゅうほどものぐるおしけれ。



2010年1月16日土曜日

狐と狸と犬

とにかく寒いの一言。温かいもの食すべしと。うどん屋で久々鍋焼きうどん。うん、たしかに温まる。


周りをみても温かいものに人はそそられているようで。キツネうどんにタヌキそば。そういえば・・・。


なんでキツネうどんていうの?って。揚げが入っているから、キツネの好物の油揚げ入っているからキツネうどん。なんとなく納得。なんで天カス入りがたぬきそば。おやじ曰く。天麩羅のネタを抜いた天カスだけを入れているから、ネタ抜き、ネがなくなってタヌキになったと。子供ながらどこを見てもキツネもタヌキもどんぶりの中にいなかった。ワンコそば。え、蕎麦の中に犬が入っているの(爆)。


こんなバカ話でも言っていないとやりきれない(笑)。


はい、お江戸の真ん中狐と狸と犬が。キツネとタヌキがだましあい。キツネは検察。タヌキは小沢。小沢の番犬どもが右往左往ってあんばいにございまして。


居座る狸。追う狐。4億円のだましあい。鳩は狸に手も出せず。タヌキをいさめる忠犬おらず。黄門さまも狸には一蹴されるありさまで。


わんこそばは岩手名物。どんどんお代り持ってこい!!


今夜は鍋の予定とか。しょうちゃん、何の鍋?。まさか亀鍋?。鍋奉行さまのお差配いかがなるや。



2010年1月15日金曜日

鳩山首相の「見識」

小沢一郎の政治資金疑惑で地検が強制捜査。それを受けて鳩山くん曰く。「幹事長を替えるなんて考えていない。小沢幹事長のもとでここまでやって来た。選挙も厳しい中を乗り越えて来た」と。きのうの発言。さらに今朝。「国民のみなさんはまたかという思いだろうが、私の問題も含め、総選挙の前から出ていた話であり、そういうこともふまえて国民の多くは民主党を選んだ」と。


要するに、選挙で勝った立役者だからいくら疑惑が出てきてもその責は問わない。これからも参院選を小沢幹事長で戦っていくと。民主党の代表としての発言ならいざしらず一国の宰相の発言としてはいただけない。宰相はいろいろな意味でその国の命運を担っている。党勢拡充の功はそれはそれ。地検の捜査の善し悪しは別にして、法治国家で少なくとも検察の強制捜査を受けたということは重大事。選挙の功だけで小沢の全てを良しとすることは鳩山くん自身の政治家としての資質を問われること。「選挙に勝って私は総理大臣にさせて貰ったのだから、ゆめゆめその人の非をあげつらうことは出来ない」とその真意を読み解く。あの鳩の目は国民感情よりも小沢に向いているとしか思えず。


小沢VS検察。その熾烈な争いは国会開会と時効という時間的制約の中で土壇場の攻防と。逃げているようにしか思えない小沢。事情聴取を怖がっているとしか思えず。検事の怖さは知っている。やられたら喋ってしまう自分がいるとでも自覚しているのか。逃げ通せる算段ありと踏んだのでは。


鬼の首とったように満面の笑みの自民党。国会で徹底追求とか。国会混乱するでしょうね。審議ストップ。小沢健在ならば号令一下「強行採決」。参院選がどうなるかはあとは野となれ山となれってとこか。


気になる小沢資金の出。呵々大笑の自民党だがまさか小沢から援助された人いないでしょうね。自民政権の時は国体費や官房機密費がずいぶん野党にわたっていた。田中角栄はずいぶんやった。その周囲の人達もやった。そのことを彼らは罪に問われながらも喋らなかった。「出」を追求するとやぶ蛇なんてこと無いように祈ります。


で、鳩山くん。いわゆるぶら下がりでの発言慎重になった様だし、時間も短くしているようだけど余りにも語彙が少なすぎる。視点がぼけている。「宰相学」を教える人いないのか。学ぼうとしないのか。宰相の言には倫理観と哲学が伴わないと人心は倦む・・・。



2010年1月14日木曜日

小沢一郎と元秘書と

東京地検特捜部がついに腹に据えかね小沢一郎に「真っ向勝負」を挑んだ。もう引くに引けない。お互い。事の真偽、善悪はともかく、何やら時代はそれこそ「逆走」。政権交代にいくばくかの期待を示した人達もうんざり。政治不信というよりも悲しさだけが先に立つ・・・。


それにしても思うのは小沢の人徳の無さかと。鹿島、水沢の「献金」。元秘書の高橋嘉信が検察に全部喋っている。自民党から鞍替え出馬。大久保の公判廷にも顔を出し事態の推移に目を凝らし。要は秘書に裏切られた小沢と。


事情聴取を受けた石川知裕くんもなんだか地検にいろいろ喋っている。もちろん口裏合わせてではあるが。ボロ出して居るみたいだし。そこへ今度は石川くんの元秘書なるものが登場。証拠を隠したとベラベラ。自民党に検察に。それだけ傍証あれば特捜だって動かざるを得ないでしょ。この元秘書君も選挙の公認貰えなかったというのが寝返りの動機とか。小沢組、配下への威信届かずの態。まさに不徳の致すところ。親爺への忠誠心余りにも薄い小沢組なり。


田中角栄と小沢一郎をその政治手法含めて比べてみて「そっくり」と、したり顔に言う人多し。違う違う。少なくとも秘書の忠誠心は雲泥の差だったし。"薫陶"受けた竹下登の秘書青木伊平さんは自ら口を封じたし。片や新潟の貧しい家の出。自分でカネを作っていった。片や佐重喜さんの息子。建設大臣もやった大物の息子。遺産相続で金はあったし。いわゆる二世。出自が違う。金と数の力という視点で同じと決めつけるのは大きな間違い。田中は議員立法推進論者。議員立法が国会議員のつとめと力説していた。それを小沢は守っていない。ロッキード事件の公判には毎回通い、裁判の何たるか、検察の何たるかは学んだが。議員立法禁止だなんて言っているし。


だから敢えて言う。田中角栄と小沢一郎は違うと。親爺の為なら死んでもいいーーそういう秘書が小沢のところにいるのかどうか。寡聞にして知らないし。議員にさせてくれるからと言って門をくぐった若者も多いのではと。顔つきと傲慢ぶりを見ているとかえって可哀相な人にさえ思えてくる・・・・。自己愛が強く、小心者にさえ思えてくる。



2010年1月13日水曜日

逆走

時折晴れ間が顔をだすものの、風雪ものすごく。特に風。風に向かって歩いていると逆戻りをさせられるように後退してしまう。朝、丘の上に立つ病院。入り口のドアは三重になっているものの、ドドっという音とともに風の又三郎みたいのが吹き込んできて待合室の患者さんからもオオ!って声上がる。顔馴染みの看護師さん曰く。「逆走しなように気をつけないと」。温暖化のはずなのに。季節が逆走してるみたい。


最近ニュースになる高齢者の高速道路逆走。いつもあるのか。たまたま集中しているのか。マスコミが取り上げているのか。90歳を越えての運転。死亡事故につながり。高齢化社会の当然の帰結なのか・・・。


JAL問題。逆噴射どころか、急降下の株価。一株7円。1兆円のカネ投じて再生の望みありや。落ちたナショナルフラッグ。逆走を続ける日航と。


今朝の新聞のコラム。コンチネンタル航空を再建した人の著書「大逆転!」の引用あり。「過ぎ去った滑走路を振り返るな。コックピットにバックミラーは無い」。前へ、前へということか。バックミラーの無い車、見ない運転手。だから逆走につながるんじゃないかと。


亭主、高速道路を逆走することはまず無いと思います。まだ正常に運転出来ると思います。道路は順走します。法規守りながら。でも、追い越し車線をスピード上げて駆け抜けていたのは過去のこと。日々の営みも加速されていた。今やのんびり走行車線。


「逆走」に勝手に感情移入。人生逆走してみようかな(笑)。少しだけでも滑走路を振り返ってみたいし、戻ってみたいし。プルーストの著作ではないけれど、失われた"時間"という感傷以外の何物でもない"過去"をちょっとだけも取り戻す為に逆走してみたいっていうムラ気も。そんな気を起こさせるのも時々吹き荒れる突風のせいか(爆)。



2010年1月12日火曜日

拾う「神」あり

事務所に来たら・・・・。なんと先日ぼやいた缶ビールの空き缶のゴミ。きれいさぱり無くなっていました。誰かが拾って処分してくれたんでしょう。捨てる神あれば拾う神あり。本来の意味とは違っていますが(笑)。神を紙に置き換えてみるのも面白い。捨てられる紙、紙、紙・・・。電車の網棚に捨てられている週刊誌や新聞を拾って読んだこともあったっけ(爆)。


鳩山くん、きのう28冊の本買ったとか。麻生クンもよく買っていた。本を買うのもパフォーマンスの一つ?(笑)。拾い読みをするとか。なかなか難しい拾い読み。試験のにわか勉強にも似て。


ゴミで思い出しました。最近、というか、この何年も、ゴミ捨て場のゴミの量が多くなっているような気がするんです。エコだエコだと言ってスーパーがポリ袋制限してもゴミの量は変わっていないどころか増えているような。使い捨て商品が多いせいか。過剰包装なのか・・・。ゴミ集積所にうずたかく積まれたゴミの山を見ると豊かな国なんじゃないかと錯覚するくらい。詰め込まれたコンビニ弁当の箱・・・。


子供の頃は庭でゴミを焼いて穴を掘って埋めていた。ゴミは極力少なくし。使えるものはとことん使い。


放置されたゴミは火付けの種になり。肥えたカラスの至福の場。


缶ビールの空き缶拾ってくれた人に感謝、感謝。面と向かってお礼を言いたい。されど・・・・。善行の主は姿を現さぬもの。見えぬ相手にとりあえず四方に頭下げ。


冒頭の諺の意味は「世の中はうまく出来ていて、見捨てる人がいれば助けてくれる人もいる。悪いことばかりではない」ということ。だと良いんだが。亭主を拾ってくれる神ありや(爆)。


捨てるーーーで思い出した名文句。「歌手二年、総理一年の使い捨て」。竹下登作。使い捨てどころか使い物にならなかったというのが正解か。政界一寸先は闇。危機説横溢する鳩山内閣・・・。



2010年1月10日日曜日

ごみ拾い

新聞の片隅に載っていた記事。


箱根駅伝の走路を参加した大学の陸上部員が多数参加して観戦者の落としたゴミを二日がかりで拾って走るとか。いい話ですね。単なるゴミの類だけではなく落とし物のようなものまであるとか。


これも一つの「礼」でしょうか。概してスポーツマンは礼儀を心得ているかと。走路に一礼するランナーを数多くみたし、ピッチ、グラウンドに礼をして去る選手も見掛けるし。


寒気の中、通りすがりの神社にひとしれず一礼して行く若者の姿も見ました。若者に学ぶところも多し。


思い出した事務所の前。道路にビニール袋に入れたビールの空き缶多数。やがて車が踏みつけ缶が散乱。もちろん誰も拾う人なし。誰が何でゴミ袋放置していったのか。しかも路上に。風で収拾所から飛んで来たとも思えず。大量の空き缶。事務所の前に滞留なのであります。


週明け。亭主のお仕事はその缶拾いかと。自分が作ったゴミ。自分が出したゴミではないものの、「だれかが始末せねばならず」と。他人のゴミを拾うってことは抵抗感ありです。


犬の糞も然り。自分の家の犬の糞の始末は当然としてやりますが近くに他の犬の糞があったら始末すべきかどうか。ついでに拾うのが当然なのか、放置しておくのか。不心得者の後始末をすべきなのか・・・。犬とともに考える現実。糞を放置したままの飼い主も毎日のように同じ場所を通っているはず。始末しておけば爾後しなくなるのか。それをよしとして放置を続けるのか。


すべからく。考えさせられる「後始末」。駅伝街道を掃除している学生さん見かけたら沿道のみなさん、お茶の一杯も差し入れてあげてくださいね。ねぎらいと感謝の言葉も忘れずに。



2010年1月9日土曜日

今年の年賀状。友人の増子哲舟氏が書いてくれた字は「鶴寿」。鶴の命は千年といわれているところから、人の長寿を祝い、または願っての言葉ーーと添え書きありで。亭主の長寿をってことかどうかは不明なれど(笑)。


きょうも雪。降りしきる雪の中に佇む?なんていうのは風情の極地なんですが近隣ではそんな光景はもとより無し。


伝えられるのは鶴のマークの危機。JALの危機。どうやら法的処理による再建となりそうな様子ですが。


あの日本航空が経営危機とは。昔日の隆盛を知るものにとってはまさに驚き。全日空など足元にも及ばず。それがANA買い取りなんて話が出るってのは・・・。鶴のマークに日の丸。まさに親方日の丸だった会社。社章を襟に威風堂々の方々ばかりだったんですが。


政府専用機なんてのが無い時代はJALが日本を代表する飛行機会社。JAL機で総理大臣外遊が当たり前。


で、要するに経営者が無能だったということか。何千億円もの赤字会社というていたらく。会社更生法ってのがあって結局公的資金で助ける。無能無策の経営を税金で助ける。金利で太った銀行が借金チャラにしてしかもまたカネを貸して助ける。大企業ってのはいいな、いいな(爆)。


会社が無くなれば企業年金無くなるっていうのに年金減額に応じないOBたち。欲ボケか。何十万円って年金もらってるんですよ。


マイレージってものの扱いも再建のポイントだとか。いいじゃない。マイレージポイントチャラになったって。要はおまけ。特典だったんでしょ。ステータスシンボルのように言われたJALカード。会社から正規の出張旅費貰いカード使ってポイント貯めて、家族揃って海外旅行。欲ボケ。飲み会の幹事やって現金で会費徴収し、店にはJALカードで支払ってポイント貯めて・・・。そんな人達いましたよ。そのポイントも公的資金とやらで面倒みるなんてなんか納得いかないし。


雪の中、頭をたれたように見えてしまう鶴のマークがきょうもあちこちを飛んでいる。天気と同じようになんだかすっきりしないJAL再建・・・。



2010年1月8日金曜日

異例

予算を作った財務大臣が審議前に辞任するのは「異例」だと政治家は言い。財政政策に明るくない人が財務大臣になるのは「異例」だとマスコミは言い。為替相場に口先介入するのは「異例」だとアナリストなる人達が口をそろえて言い。事務次官を更迭すれば、それは「異例」だとマスコミが筆をそろえて書き。


なんか「異例」がいけないことのように思えてきました。菅財務大臣に対しては財務省内で不安が渦巻くとか、官僚からは不信感だとか。官僚に取材してそれを報道して然りとするメディア。見たり聞いたりしていると「とんでもない国」に住んでいるような錯覚にさえ陥ってくる。


異例がなければ前例は出来ない。どうもマスコミの視点は既存の視点からしか物をみていないような。あれだけ官僚政治を批判しながら、実は官僚依存を続けているのがメディアではないかと思ってしまうのであります。


だいたい、政権交代なるのもが日本の憲政史上「異例」なものだったのだから「異例」が続いて当たり前でしょ(笑)。世の中「異例」づくめなんだから。年越し派遣村。異例の光景。交通費として2万円渡せば酒飲んでとんずら。これは異例ではない、当然か。(爆)。福祉を食い物、甘えの構図。貧困とは食べるものにも事欠き、寝るところも無いことをいうのかと思いきや、こころの貧困だった・・・。衣食足りないと礼節はわきまえない物か。野宿のホームレス歴長い人にはこころの貧困は無かったような。


ほとんど曇天だった異例の新年。異例の大雪。ああ、異例だらけの2010年かい。亭主の長引く風邪も「異例」。やがて恒例になっていくのか。


異例をやっても威令が行き届かない総理大臣。これも「異例」なのかって(爆)。



2010年1月7日木曜日

鳩kafe

どっかに新しい喫茶店がオープンしたと思いきや。鳩山首相のブログのタイトルだと。ブログは始めるやツイッターもやっているとか。以前にもおかしいと申し上げたけど。


今日の朝日新聞天声人語。久々面白く。鳩kafeなるものへの痛切な皮肉。まさに同感。最後の締めが効いている。「気楽なカフェは退職後が望ましい」。


亭主も現役時代、退職後は喫茶店かバーをやりたいという漠然とした"野望"がありました。喫茶店はもちろんジャズ喫茶。イメージは学生時代に通った店。レコードのジャズを聴く。CDじゃありませんあくまでもレコード。そのためにレコードを後生大事のとっておいていました。そのレコードコレクション、今はサトシくんの家に預けて。居候させてもらっていて。バーはもうだいぶ前に知り合いだったビール会社の支店長に話をした記憶あり。退職後その支店長から言われました。「どうなったのケンチャンズバーは」って。バーのイメージは時々行っていた下北沢の店。マスター一人。


カウンター越しに客と会話し、お悩み相談にあずかり、楽しく過ごせたらなという思惑だったんですが。いざとなったらダメ。基本的に資金無し、体力無し、採算望めずってことがわかり(爆)。で、開店させたのが当店という次第。「からから」はグラスの中で氷が立てる音。それに辛々をだぶらせて。


昼間はともかく夜の商売なんて出来ない。朝まで起きているなんて・・・。


で、暇人亭主のブログは許されるとおもうのですが、どうも一国の総理大臣がブログだとか、ツイッターってのはいただけない。そんな時間や気力があるなら・・・。と思ってしまう。どうも「はやり」を追っているみたいで。かつて佐藤栄作さんは「栄チャンて呼ばれたい」と長髪にしたり、最近では麻生太郎くんがアキバオタクを自認したり。どうもこれに似ている。人気取りって。総理大臣たるもの流行を追ったり時流に簡単に乗るものではないと。軽い。


ブログ、ツイッター。IT国家とはいったい何なんだろうか。IT化を「国策」としたが故に失われた日本っていうのがあるのではないのか。なんでもITじゃダメと思量する次第。


携帯電話含め、IT技術の進歩がこの国に、世界にもたらしたものは。利便性を追求するが余り、失われた忘れられたものが多すぎるのでは。國の基盤がおかしくなってしまたのでは・・・と。


サトシくんに誘われて喫茶店に行ってきました。郡山には喫茶店は数えるほどしかありません。閑古鳥でした。店主も「もうこういう店は無理かも」と。本を読みながらジャズを聴く、クラシック音楽を聴く。そんな悠長な時の流れに身を委ねる人はいなくなったんでしょう。ドトールとスタバさえあればいいというような。


鳩kafeがはやるのかどうか。美味しいコーヒーが飲めるのか。苦渋だけ飲まされるのか。いい音楽は聴けるのか。当座の耳当たりのいい麗句だけかも。御殿で入れるネルドリップのコーヒーよりも缶(菅)コーヒーのほうが時代にマッチしているのかも。(爆)。



2010年1月6日水曜日

日の出

朝7時前。カーテンをあけて。東の空にのぼる太陽。日の出。今朝のお日様は真っ赤でありました。赤なんです。おもわず浮かぶ♪真っ赤に燃えた太陽だから、真夏の海は恋の季節なの♪。真冬の街は何の季節(笑)。


昨夜は大風。表は風が吹き荒れ。轟音伴って。風は気まぐれ。家の中には風邪ひき老人(笑)。「なんかあっても表には出られない」って布団被り。決して子守歌とは言えないけれど風の轟音を枕に寝る、寝る。


真っ赤な朝日が昇っていきます。あっと言う間に家並みの上に。お日様降り注ぎ。今年になって初めての太陽じゃないのかと。風はどっっかに行ってしまった。夜、何事も無かったような。あの轟音は夢だったの?


子供時分に馴染んだデキシーランドジャズの名曲♪世界は日の出を待っている♪。よくラジオの深夜番組にリクエスト葉書を出したっけ。


真っ赤な朝日は昇ったけど、もう曇天。また風も出てきたよう。お天気はほんと気まぐれちゃん。


亭主の体内に潜みおる風邪もきまぐれというか長居というか。抜けません。


財務大臣の藤井さんが体調不良を理由に辞意とか。彼、もう77歳ですよ。年末あまりにも過酷過ぎた。現役政治家は年齢に関係なく元気ということなんですが。テレビに映る顔は憔悴。


体調を理由にしているが小沢一郎との確執が辞意にとマスコミ。大蔵官僚出身の藤井さん、「予算」の重さは百も承知のはず。小沢との確執も先刻承知のはず。体力落ちると気力も萎える。はい、よくわかりますよ藤井さん。投げ出したくはないがどうにも・・・・ってことなんでしょうね。


でも辞めたらほっとしてがっくりくるもの。単なる後期高齢者になっちゃうよ。でも、けっこう頑固もんだったからな、往時の藤井さん。


冷えピタ貼ってしのいでいる亭主。またの日の出を待ちわびながら。



2010年1月5日火曜日

寝正月でありまして

当店三日間開業せず。「爺さん死んだか」というコールあり(爆)。はい、死んでおりました。寝正月を決め込んでいました。ぐーたらでの寝正月ではなく風邪で。多分風邪。


昨年末からどことなくからだに漂う風邪の気配あり。「若さ」で乗り切れると過信。元日。雪、雪。寒風の中、表と車の雪かきを二回も敢行。エネルギーが枯渇しているんですね。夕方来客。乾杯。そのあとうたた寝。で、ゾクゾクとしてきて。咳が止まらず。そのままダウン・・・・といった案配。


2日、3日、4日と寝たきり(爆)。頭が働かない。からだがとにかく怠い。パソコン立ち上げようとすると"悪寒"(笑)。パソコン拒否症候群(爆)。年賀状にもちょっと目を通しただけ。テレビは五月蠅いし。箱根駅伝だけはちょこっと。母校の成績気になり。


本も読めず、何もせず。酒は御法度。ちょっと食っては寝て。意思に反しての寝正月でありました。


亭主は元来寒さに弱くあり。冬期は恒例の風邪。歳を経る度にどうも快復力弱っているようで。気力とて然り。


現役時代もよく風邪はひいていたのですが。会社に行かねばならない。むち打って。仕事や来客、日程こなしていると快方にむかった。そう。決められた時間割があった。時間割の人生。ぐーたら亭主にはそれが良かったような。"強制"された時間割がなくなった。時間割は自分で作る。そうなるとどうしても甘やかす。寝ていても人に迷惑かけたりすることのないとりあえずの正月数日。約束ないし。そうなると・・・・。寝たきり(爆)。


自分で時間割をつくることの難しさ。己を律することの難しさ。甘やかせば余計治らない。


いっぱい着込んでとにかく事務所へ。なかなか温まらない部屋。なにやら雑用、賀状など目を通し。


はやく日常取り戻さないと。きょうは慣らし運転。明日から本格的に社会復帰(爆)。予定あるし。


てなことで埒も開かない新年二回目の日乗、日記。お笑い下され。このていたらく。



2010年1月1日金曜日

お年玉

皆さま、明けましておめでとうございます。ことしもご贔屓にあずかりますようよろしくお願いいたします。


さてさて、今朝起きてびっくり。あたり一面銀世界。昨夜は降る雪の中に満月が見え。幽玄の世界堪能。一夜あけると曇天。雪がひたすら降り積もり。掃いても掃いても積もる雪・・・。


「太郎を眠らせ太郎の上に雪降りつむ 次郎を眠らせ次郎の上に雪降り積む」。はい、まさに三好達治の世界でありまして。


雪を愛でながら正月の祝い。朝は酒は遠慮。雑煮といささかの料理。紅白のかまぼこつまんで。この紅白は美味いがきのうのNHK紅白は最低だった(爆)。何が歌の力だ。力なんて伝わってこない。力をもらえたのはアリスとこぶくろくらいか。司会もダメダメ。ジャニーズに占拠されたNHK。かつてのような演出力無し。なんて思いながらの今朝・・・。


制作会社専務から電話。「今年賀状見てたら、お前のが気になって。電話した」と。亭主、今年の年賀状には三木清の一文を引用。「俺が学生時代、恩師に呼ばれて、本は何を呼んでいるかって聞かれてな。マンガばかりと答えたら、これでも読めと言って渡されたのが三木清の本だったんだ。なんかの縁だ。映画かドラマの企画書書いてみろ」と。もう企画書書いたのは20年以上も前。無理、無理。「じゃよろしくな」。そんな言葉だけでもありがたかったのに。しばらくしてまた電話。今度は現役プロデューサから。「さっき専務から電話あってね。あいつは本気にしてにだろうが俺は本気だと言ってれって言われた」。あらら、やばい。「どうせ暇なんだろうからなんか書かいてみたら」とプロデューサー。「春までには形つけてね」と。そんなもん、もう書けないし、温めているテーマも無いし、頭は枯渇してるし。そんな至難の業の挑めるわけも無し。とはいうものの・・・・。一応は約束させられた感じ。どうすっぺ。


電話を切って考える。トライしてみるか。やることを与えてくれるなんて、それも新年早々。ありがたいお年玉かもしれないと。一年の計は元旦にありーーじゃないけど突然舞い込んだ一本の電話。自分の実力は本人が一番承知。出来っこないのを承知でなんか挑んでみるか。山っ気おこしてみる身の程知らずのバカ亭主。今夜の初夢になにかヒントが出てくれれば・・・などと神頼み(笑)。


事がどう運ぶかは全く予断出来ず。ただ、気にかけ声かけてくれた"友情"が余りにも嬉しすぎ。思わぬお年玉と言うほか無し。数か月、頭ひねてみっか(爆)。


予期せぬ出来事の新年幕開け。ああ、どうすっぺ。はい、多分、書けないと思います。お年玉だけ大事にいただいて・・・・。お気持ちだけは石に刻んでおきますが。


からから亭だけは精いっぱい踏ん張ります。ということで今年もよろしくお願いします。



“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...