2010年1月9日土曜日

今年の年賀状。友人の増子哲舟氏が書いてくれた字は「鶴寿」。鶴の命は千年といわれているところから、人の長寿を祝い、または願っての言葉ーーと添え書きありで。亭主の長寿をってことかどうかは不明なれど(笑)。


きょうも雪。降りしきる雪の中に佇む?なんていうのは風情の極地なんですが近隣ではそんな光景はもとより無し。


伝えられるのは鶴のマークの危機。JALの危機。どうやら法的処理による再建となりそうな様子ですが。


あの日本航空が経営危機とは。昔日の隆盛を知るものにとってはまさに驚き。全日空など足元にも及ばず。それがANA買い取りなんて話が出るってのは・・・。鶴のマークに日の丸。まさに親方日の丸だった会社。社章を襟に威風堂々の方々ばかりだったんですが。


政府専用機なんてのが無い時代はJALが日本を代表する飛行機会社。JAL機で総理大臣外遊が当たり前。


で、要するに経営者が無能だったということか。何千億円もの赤字会社というていたらく。会社更生法ってのがあって結局公的資金で助ける。無能無策の経営を税金で助ける。金利で太った銀行が借金チャラにしてしかもまたカネを貸して助ける。大企業ってのはいいな、いいな(爆)。


会社が無くなれば企業年金無くなるっていうのに年金減額に応じないOBたち。欲ボケか。何十万円って年金もらってるんですよ。


マイレージってものの扱いも再建のポイントだとか。いいじゃない。マイレージポイントチャラになったって。要はおまけ。特典だったんでしょ。ステータスシンボルのように言われたJALカード。会社から正規の出張旅費貰いカード使ってポイント貯めて、家族揃って海外旅行。欲ボケ。飲み会の幹事やって現金で会費徴収し、店にはJALカードで支払ってポイント貯めて・・・。そんな人達いましたよ。そのポイントも公的資金とやらで面倒みるなんてなんか納得いかないし。


雪の中、頭をたれたように見えてしまう鶴のマークがきょうもあちこちを飛んでいる。天気と同じようになんだかすっきりしないJAL再建・・・。



“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...