2010年1月26日火曜日

かくも便利でかくも不便なもの

先週土曜日。当店開店しようと思ったところ・・・・。つながらない。店のカギが開かない(笑)。何回やっても「エラー」表示。「このリンクは無効です」と。当店「管理人」に連絡。返ってきた返事。「プロバイダに障害発生。しばらくお待ち下さいとのこと」。待てど暮らせど・・・・。48時間以上たってやっと復旧。おかしいですよプロバイダさん。有料なんだし。これってどういうことって。管理人も怒り心頭。


とにかく通常営業に戻れたわけですが"損害賠償請求"するわけにもいかず。


この二日間の焦燥感いかばかりか。すごいストレス。自分ではいかんともし難いアクシデント。


世はまさにネット社会。もう人々はパソコンを立ち上げればつながるのが当然と思っている。そして、パソコン、ネット。こんな便利な物は無いと思いこんでしまっている。ところが・・・。一度システムダウンするととんでもないことに。世の中大混乱。この世の終わり状態に。JRでもあったし、東証でもあったし、羽田の管制システムでもあった。


まさにネット偏重社会の落とし穴。こんなに便利なものが突然こんなにも不便なものに変身ーーー。


たとえばオール電化住宅。ひとたび停電ともなると家の中の機能はすべてマヒ。停電が日常茶飯事の時代は各家庭ではロウソクは必需品だった。今は仏壇のお灯明くらいにしか使わない。オール電化で快適生活を享受するはずが生活もおぼつかなくなる。


プロバイダ障害発生もこの類。機械文明に占領されてしまった人間社会と。どこにでも罠はある(爆)。ロウソクや石油ストーブ用意してもシステムダウンには対処出来ない。


便利さを享受しながら常に不便な状態がいつ襲ってくるかわからないっていうなんか脆弱な現代社会。


困ったのは亭主だけに非ず。お客様もつながらないので自分のPCがおかしいのではないかと思ってしまったとか。メールでいろんなお問い合わせいただきました。いつも覗いていてくださる皆様。「日常」をおびやかしてしまったようで。


利便と不便。安全と危険。二律背反この世の常と達観するしかないのでしょうか。



“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...