皆さま、明けましておめでとうございます。ことしもご贔屓にあずかりますようよろしくお願いいたします。
さてさて、今朝起きてびっくり。あたり一面銀世界。昨夜は降る雪の中に満月が見え。幽玄の世界堪能。一夜あけると曇天。雪がひたすら降り積もり。掃いても掃いても積もる雪・・・。
「太郎を眠らせ太郎の上に雪降りつむ 次郎を眠らせ次郎の上に雪降り積む」。はい、まさに三好達治の世界でありまして。
雪を愛でながら正月の祝い。朝は酒は遠慮。雑煮といささかの料理。紅白のかまぼこつまんで。この紅白は美味いがきのうのNHK紅白は最低だった(爆)。何が歌の力だ。力なんて伝わってこない。力をもらえたのはアリスとこぶくろくらいか。司会もダメダメ。ジャニーズに占拠されたNHK。かつてのような演出力無し。なんて思いながらの今朝・・・。
制作会社専務から電話。「今年賀状見てたら、お前のが気になって。電話した」と。亭主、今年の年賀状には三木清の一文を引用。「俺が学生時代、恩師に呼ばれて、本は何を呼んでいるかって聞かれてな。マンガばかりと答えたら、これでも読めと言って渡されたのが三木清の本だったんだ。なんかの縁だ。映画かドラマの企画書書いてみろ」と。もう企画書書いたのは20年以上も前。無理、無理。「じゃよろしくな」。そんな言葉だけでもありがたかったのに。しばらくしてまた電話。今度は現役プロデューサから。「さっき専務から電話あってね。あいつは本気にしてにだろうが俺は本気だと言ってれって言われた」。あらら、やばい。「どうせ暇なんだろうからなんか書かいてみたら」とプロデューサー。「春までには形つけてね」と。そんなもん、もう書けないし、温めているテーマも無いし、頭は枯渇してるし。そんな至難の業の挑めるわけも無し。とはいうものの・・・・。一応は約束させられた感じ。どうすっぺ。
電話を切って考える。トライしてみるか。やることを与えてくれるなんて、それも新年早々。ありがたいお年玉かもしれないと。一年の計は元旦にありーーじゃないけど突然舞い込んだ一本の電話。自分の実力は本人が一番承知。出来っこないのを承知でなんか挑んでみるか。山っ気おこしてみる身の程知らずのバカ亭主。今夜の初夢になにかヒントが出てくれれば・・・などと神頼み(笑)。
事がどう運ぶかは全く予断出来ず。ただ、気にかけ声かけてくれた"友情"が余りにも嬉しすぎ。思わぬお年玉と言うほか無し。数か月、頭ひねてみっか(爆)。
予期せぬ出来事の新年幕開け。ああ、どうすっぺ。はい、多分、書けないと思います。お年玉だけ大事にいただいて・・・・。お気持ちだけは石に刻んでおきますが。
からから亭だけは精いっぱい踏ん張ります。ということで今年もよろしくお願いします。