2009年8月31日月曜日

変わる「勢力地図」番外編

民主党の圧勝、自民党、公明党の壊滅的敗退。余韻はきょうもくすぶり続け、政権交代なれども空晴れやらず。民主政権への期待と不安入り交じり。折からの台風は何の予兆か。


とにかくー。変わって欲しいとの漠然とした希望で投じられた一票。鳩山政権4年間、じっくり事に当たるほか無し。実績作らねば。変わるはずで変わらなかった細川政権。原因は「スキャンダル」。一部報道あり。東京地検が動き出した。鳩山献金の徹底的捜査との報。官僚達はどう出てくるのか。あの頭脳明晰な方々をどう御していけるのか。


選挙期間中、お化粧直しをしていた国会議事堂。特別国会召集までにリフォーム完成。で、大変なのがいわゆる「控え室」という部屋の割り当て。議員数によって部屋の数が違ってくる。場所の移動も。代議士会の開かれる部屋の大きさ見て自民党の議員はあらためて悲哀を感じることになり。国会の中に"常駐"の国対の部屋もどうなるのか。どこに移るのトシちゃん(旧友)。


政党交付金も大幅減。リストラあるのか自民党職員。本部の建物はそのままだとしても。手狭な民主党本部。移転計画も進行中だとか。職員数も増えるのか。


車の割り当ても変わる。きょうから始まっているであろう議員会館の引っ越し。引き払い。思い出します5年前。亭主も一人ダンボールに荷物を詰めていた。会社の自分の部屋から出るために・・・。ああ、嫌だ。


記者クラブ。これまで民主を担当していたのは野党記者クラブ。自民党の記者クラブは名前あり。平河クラブ。政権与党を担当する記者クラブがまさか野党クラブって名前でいるわけもなく。どうなるんでしょうかね。内閣記者会はそのままでいいとしても。担当記者も配置換えでしょうか。記者クラブの配属人数も変わる。官邸、自民党担当がどことなく偉そうにしていた政治部記者の"伝統"。記者も一夜にして"主"替えられるのか。記者クラブの部屋も変わる・・・。どんなレイアウトになるのか。一度報道してください。議事堂の中の平面図を。政治部記者の内側教えてくださいよ。なんでも訳知り顔の学べるニュースショー池上さん(爆)。


数多くの女性議員誕生。54人も増えたとか。女性専用トイレ、化粧室も増やさねば。


きょうから早速民主党本部の警備強化とか。警察もシフト変更。ものものしさに包まれる民主党本部。きらびやかな若い女性議員闊歩する。カラフルな服装が溢れるかも。光景も変わる永田町・・・。議事堂脇の銀杏並木だけは変わらないはず・・・。



かくて「政治家たちの夏」は終り・・・

昨日までの選挙戦。まさに暑い中での熱い戦いでありました。選挙をよく「お祭り」という人もいますが、夏祭りは終り。一夜にして秋風。連呼とともの今年の日本の夏は終り・・・。


候補者の皆さん、選挙運動にかかわった皆さん。特に体調を崩されてという報もなく、無事に乗り切られたこと何よりと。


肌寒い秋風の中、もちろん投票に行ってきました。いつもよりは人が多いと感じながらもいつもと変わらぬ帳票所の光景。手持無沙汰の立会人はお茶菓子持ってなにやら談笑中・・。


投票箱に無造作に紙を入れる茶髪の若い女性。投票用紙も二つに折るでもなく。書いた候補者の名前が丸見えじゃん(笑)。微笑ましいかも。この子、自民党支持。


さてさてあと数時間、英気を養って8時からはテレビにかじりつき。ザッピングを繰り返すことになります。はてさてなんとも血が騒ぐ(爆)。


長いと思った40日間。過ぎてきればあっという間。「責任力」「政権交代」のぶつかり合い。あのCMを見る、見さされる必要が無くなっただけでホッとするかな(笑)。判で押したようなお題目ばかり並べたて、他党の誹謗に明け暮れるあの党首遊説なるものの虚しさともお別れできてよかった(爆)。


たしかに・・・。政治史的にいえば戦後一番注目され、語り継がれる選挙だったんでしょうが。何とも言えない後味の悪さも。


今朝の新聞の投書欄にあった17歳の高校生の一文。「朝晩、通りすがりに演説を聞いていると、聞こえてくるのは他党の悪口ばかり。欠点を並べ立てた後に平和を口にする。他人の欠点だけしか見えない人に外国との相互理解ができるのだろうか。こんな私の失望は話題の動画により、いっそう大きくなった。卑劣だと思う。"サイテーだ"と心の底から感じた。高校の生徒会選挙のほうが正々堂々としている。こんな人たちに子供の未来を語ってほしくない・・・・」。


17歳の子の教えられました。2009年政治家たちの夏。何だったのか・・・・。秋はもの想う候。あらためて思いをいたさねばならぬと。



2009年8月28日金曜日

笑談 三途の川

時々行くジム&プール。日中はとにかく年配者が多い。プールが特に好まれているようで、黙々と歩く人、ジャグジーで談笑する人、水泳のレッスンや、水中の「体操」に参加する人等々・・・。さながらトドとセイウチの群れ(爆)。


時々冗談かわす人とも知り合いになり。この人泳ぎが達者。女性に年齢聞くのは失礼、推定60代後半。「きょうは何キロ泳ぎました?」「1キロくらいかな、まだまだ足りない」。凄い。


「なんだい三途の川を渡る練習かい」。口の悪い亭主。"テキ"は全くひるまず。「何言ってんのよ。あんたなんかターンできないでしょ、してないでしょ。ワタシはちゃんとターン出来るんだから。三途の川から帰ってくる練習よ!」。


三途の川の渡し賃は六文銭。往復12文銭をわたしてしまいたいくらい。六文銭は今はないから120円のスポーツドリンク差し入れようかと(爆)。


さてさて投票日まであと三日。誰もがわたるのは三途の川かルビコンの川か。クビのカワ一枚か。川中島の決戦、六文銭は武田の旗印。合戦の帰趨はいかに・・・。


君よ憤怒の河を渉れ。昔あった小説、映画のタイトル。濡れ衣検事と警察官との追跡劇。すべからく国民は、有権者は、今まさに「憤怒の河」を渉ろうとしているようにも見え。


あああ、三途の川か。まだ行きたくないな。もうちょっと此岸においておいて下さいな。プールの水は冷たくないけど川の水は冷たそうだし・・・(笑)。



2009年8月27日木曜日

まさに「小沢劇場」であり

ついに出ました。朝日新聞の中盤情勢調査。民主320議席獲得と。もうこの「勢い」は山本リンダ(笑)。どうにも止まらないーーー。


比例区では候補者が足りなくなって余った票が自民に行くとの話も。おかしいじゃありませんか。この選挙制度。


民主党が勝つ。たしかに民主党は議席を大幅に伸ばし、三分の二を獲るかも。でも・・・。それは鳩山民主党が獲ったものではない。小沢一郎のしたたかな選挙戦術、戦略がもたらしたもの。誕生する小沢チルドレンは100人も居るとか。おお!かつての田中派。御姫サマまで抱き込んで。


小泉劇場ではコイズミが表に出て、お姫様と手を握り、ぶっ壊すとわめいて300獲った。これを人は「小泉劇場」と呼んだ。表舞台で旗を振ったコイズミくん。


で、小沢劇場。演出家はいっさい表に出ない。何も語らない。裏で操るのみ。指揮者鳩山も多くの劇団員も舞台の袖で操る黒子のオザワイチロウ。平成の"怪物"。趣味は政治の集大成。


マニフェストなるものに信頼感無く、期待感も無く、実現不可能、いや、おかしい、反対だと思っている人までもが民主に票を入れる・・・。そう、なんでもいい。変わってくれればいい。自民政治に飽きた。政権が変わることによって何かが代わり、何かが良くなるんじゃないかという淡い期待感。180度何かが変わるなんてことあり得ないのに。


そして選挙が終わり。小沢劇場の第二幕はどうなるのか。なにしろ福田と大連立の話までした御仁。「選挙終わったらボクの出番は終わり」なんて引っ込んではいないでしょう。何を仕掛けてくるのか。選挙結果を知れば知るほどなんとなくしらけ気味って人も出始めている今日・・・・。



2009年8月26日水曜日

「あかよろし」

選挙の話題もいささか食傷気味・・・。しかし、今日の郡山は燃える!(笑)。自民、民主とも幹部来県。最後の決起集会。赤勝て白勝て・・・。


またまた麻生くんが一発。「選挙はバクチじゃない」って。言ってることはわかりますよ。でも「バクチ」って言葉が出てくるあたりが彼の品性かも。


博奕って言われて何故か浮かんだ花札。昔はよくやったものです。花札博奕。なぜか子供の頃から。大人になっても。「こいこい」に「おいちょかぶ」。子供のころは「坊主めくり」。


花札の役。赤丹、青丹。赤丹の松と梅の札に書かれている「あかによし」。こどものころは「あおによし」って読んでいた。意味は「明らかに良いこと」。


青丹はボタンと菊と紅葉だったか。赤は1月、2月、3月。三月の桜には「みよしの」って字が。なんで短冊に字が書いてあるのかわかりませんが。


自民と民主。どっちが赤丹か知りませんが。「あきらかに良い」ってことから言ってどっちかな。党のカラーは何色だったか。


今の情勢では民主圧勝の勢い。花札の役を総取りって感じ。一発逆転の松・桐・坊主札を自民が取れるのか。坊主と菊の短冊獲って「月見で一杯」って役を取れるのはどっちかな。


「もういちょ来い」。花札博奕にうつつを抜かした時もあった亭主の永田町周辺居住者時代・・・。


選挙は博奕だ。あの頃の政治家はみんな言ってましたよ。やってみないと結果は分からないって



2009年8月25日火曜日

やはり大流行なのか

新学期もそこそこ始まり。当地も今日から。新聞各紙、テレビ各局、インフルエンザの「脅威」で埋め尽くされ。報道されている数と実数はどうなのか。多分把握しきれてないかも。


夏休みの運動部の部活での感染者多いとか。疲れて免疫力低下しているのか。


メディアも報道には気を遣うことでしょう。大げさに報道すれば「パニック」招来するし、控えれば「予防」への意識が低下するかもしれないし。


かっかてしまえば治療法はあるだろうけど、一番の不安はワクチンの無いこと。国民は納得してない。高度先進医療は発達しているのに。「原始的」病の流行性感冒には為す術ないってことに。


露呈される厚生行政のずさんさ。医療現場の混乱。ニュース見ているだけで罹ったような錯覚に陥る気の弱い亭主(笑)。


輸入て言ったってすぐくるわけじゃないし。国産出来るまでにはまだまだ時間が。出来ても接種希望者と供給量のバランスはとても成り立たず。流行続けばワクチン接種始まる10月には医療機関に長蛇の列でしょうね。最も庶民にはなかなかまわってこないかも。


安心・安全社会じゃ無かったのかい(怒)。


きのうのテレビタックルでの毒舌北野武のコメントに座布団一枚。「投票日、人混み避けて外出を控えましょうーーそんなお達しが政府から出されるんじゃないか」って。投票場の入り口には消毒液・・・。当然あり得る光景。多分立会人は全員マスク。開票所も然り。投票率は上がりそうだと予測されるけど。投票率上がって有利なにはどこ・・・。目下の情勢では自明の理。身の危険を回避するため投票を回避するひとっているのかな。


「ネット投票取り入れるべき」って議論もでてくるでしょうな。たまたま?重なった選挙とインフルエンザ。名付けて「インフルエンザ選挙」。燎原の火のごとく蔓延するインフルエンザ。燎原の火の如く民主になびく束の間の民意・・・・。流行、流行かな。茶化してしまってゴメンナサイ。


一応、手洗い、うがい励行中。マスクは買いにいこうかどうか・・・・。そういえば最近咳が多い・・・(笑)。朝晩の秋風のせいと思うのですが。



2009年8月24日月曜日

5千円下さい(笑)

総選挙も佳境。声を涸らしての選挙カーが表通りから裏路地まで。今も通っていきましたよ。連呼、連呼、手を振り、飛び降り、握手しながら・・・。拡声器の音量はマックス。ウグイス嬢は悲鳴に近く。


「よろしくお願いします。ご声援下さい、手を振ってのご声援、窓から顔を出してのご声援ありがとうございます」。


孫と一緒にそれを見ていたおばあちゃん。「これあげておいで」と孫に5,000円手渡す。戸惑う孫。隣の人がたずねる。「どうしたの、おばあちゃん」。「だってゴセンエン下さいって言ってるから。あの人の親には世話になったから」。ご声援、ゴセイエンがゴセンエン、5千円に聞こえたらしい(爆)。


いや、これはウソですよ。ウソ、嘘。酒場談義のネタ。誰かが言っていただけ(笑)。


投票日まで一週間切って。さ、最後の追い込み。日本国中連呼の嵐。気力と体力勝負。握手で手は腫れ上がり、声は枯れ。


      「オネガイ」にかき消されるゆく蝉時雨


必死に頑張る自民候補にまたもや麻生くんが水をさす。冷や水を。


「カネがねえなら結婚しないほうがいい」。


選挙が終われば早や九月。静かな静かな里の秋ーー♪が待っている。誰かは秋風の冷たさが身に染み、誰かは白玉の美酒を飲む・・・。



2009年8月22日土曜日

小泉の「公約」は実現される・・・

4年前。郵政民営化を掲げ、「自民党をぶっ壊す」と宣言して300議席を獲得したコイズミ自民党。


そうです。彼の言ったとおり、自民党はどうやら「ぶっ壊れ」ます。ぶっ壊れるようです。コイズミの掲げた公約は4年の年月を経て実現された・・・。(笑)。


世論調査。選挙情勢調査。今朝は毎日新聞。なんとまたもや驚愕の数字。民主が320議席、いや330までも行きそうと。自民は下手をすれば二桁に転落。


この通りなら自民党はおしまいですな。この失地回復にはどうやっても10年以上かかるでしょう。


昨日、一昨日と自民支持の友人から電話殺到。昨夜は差しで懇談。まさに茫然自失の態。彼らにとっても信じられない結果。


麻生太郎が昨日来県。それを見ていると、この世論調査の結果とが結びつかないと。街頭演説には人がかなり集まっていたから。


知り合いの特定郵便局の人も嘆いていました。「どこに投票すればいいのか難しすぎる」って。


自民の敗因。すべからく指揮官麻生に帰するでしょうが。完全に解散の時期を読み間違えた。しかし、彼だけじゃない。安部、福田と次々に小泉構造改革路線の軌道修正をしてきたことも一因。そして麻生によるコイズミ路線の完全否定。4年間の「ぶれ」の蓄積が招いた結果かも。


善し悪しの議論ではなく、4年間誰もが小泉改革続行、断固支持を言っていたなら、これほど歴史的惨敗をきすことはなかったかも。


政界引退するコイズミの「置き土産」。ぶっ壊れた自民党。もしかして彼はほくそえんでいるのかも(爆)。


そして友人たちの心配。選挙後の自民党はどうなるのかと。もはや選挙後の心配。目先の戦には目がいかなくなってしまい。期待できるのは政界再編のみかと。民主がいつまで一枚岩でいられるかと。誰が自民党を立て直すんだと。


ともかく・・・。これでみんな思うでしょう。小選挙区制の怖さを。その時の「風」「空気」によって権力構造が一大変化をもたらすってことを。


2009年は200Q年。Qの意味するものは・・・。


「出て壊し、入って壊す小沢流」。かつて小沢一郎政治を揶揄した一句あり。コイズミがほくそえみ、小沢の高笑いが聞こえてきそうなのであります。



見えざる敵

ついに新型インフルエンザが「流行」ということになりました。マスコミ報道は明日にも日本国中がインフルエンザ患者だらけにならんかという集中報道。半年前と同じ。まさにパンデミック。


ちょっと時計の針をもどしてみると・・・。新型インフルエンザ、豚インフルエンザが脅威とされて最初の頃。発生源はメキシコだということで渡航歴がどうだの、空港での検疫体制がどうなのって。連日のまさに「テロ」との戦いの様相。戦闘服ならぬ防護服。防空ずきん姿ならぬ防疫マスクの一億日本国民。夜中に記者会見して、まさに日本沈没声明のような会見した舛添くん。あとからハシャギ過ぎって身内からも言われ・・・。そして気がつけば世界中に蔓延。


どこからどうやって来たのか新型ウイルス。誰にもわからない。経路など全く不明。そして始まった見えざる敵との"戦い"。


当然と言えばいいのか。過剰反応と言えばいいのか。とにかく防ぐ手だては誰もわからない。うがい、手洗い。マスク。何とも非近代的。竹やり戦術。学校から帰って来たら「手を洗いなさい、うがいしなさい」。終戦後の子ども達はそれが日課だった。トラフォームなんて目の病も蔓延していたし。毎日目を洗い・・・。


ワクチンが無い。これほど世の中進んだというのに。何でもクスリ、クスリ、クスリ浸けの世の中になったというのに。ようやく10月頃からはワクチン接種始まるとか。今度は誰から先に接種するのかで侃々諤々。カンカンガクガク。誰を先にするにしてもかかる費用は最低5,000円くらいとか。貧乏人はワクチン打てない。


プロ野球にはじまりスポーツ選手にも患者続出。イベント休止。選挙運動にも影響。やがて始まる新学期。学校閉鎖は当然あり。企業も工場も休業。


リーマンショクで陥った世界同時不況。すこし持ち直しかと思ったらインフルショック。経済に与える影響大。実態ではなくマインドによるインフルエンザショック。


とにかくマスク、マスク。増産増産。ワクチン開発中でフル稼働の製薬業界。うん。この業界は確かに空前の売り上げ記録。儲かる。人の集まるところは閑古鳥無き。豚に勝てない鳥。


とにかく「安全」に過敏な日本国人。強弁するなら安全な食を求めすぎた故に落ちてしまった免疫力。スナック菓子で育った子供に免疫力有りやいなや。


やがて登場するであろうインフルエンザ特効薬詐欺事件。火事場泥棒は世の常であり。


風が吹けば桶屋が儲かる。風が吹けば土埃。目をやられてメクラが多くなり、メクラは三味線弾きに。三味線の皮が足りずにネコを殺す。ネコがいなくなればネズミが跋扈。桶を噛む。で、桶を買い替える人続出ってお笑い。


インフルエンザウイルス蔓延すれば回り回ってどういうオハナシが出来上がるのやら。医療機関も大変でしょう。過労死出るかも。「まずは保健所へ」。前回の騒ぎの時のお上のお達し。過労で体調崩した保健所職員数知れず。


「専門家」もお見立てによれば秋にはもっと爆発的に流行するとか。一億総インフルエンザ罹患者。さてさて誰がどうやってこのウイルスという見えざる敵と戦うのか。ミサイルもなにも全く機能しない。


でも・・・・毎年の季節性のインフルエンザに比べてそんなに凄いのかどうか。この新型と言う奴。正確な所は誰もわかっていない。とにかく言えるのは当分、このニュースだけってこと。ノリピーニュースより上の話題になることだけは正確。



2009年8月20日木曜日

驚きの数字

今朝の朝日新聞。選挙の調査結果。踊る見出し。


「民主が300議席うかがう勢い」って。おいおい、本当かい。4年前の新聞かと(笑)。「民主」と「自民」が入れ違っているんじゃないかと。驚き、驚き。


さてさてこの調査結果の精度は。本文中でも精度が高いような記述あり。このままで行くとーーー。週末にかけて他紙も他のメディアもこぞって出すでしょう。情勢調査。朝日の数字に近いのか。


各紙とも、調査には「恣意」は無いというし、そう信じましょう。風は流れを変えていないんですね。いや、むしろ強まっているのか。


よく言われてきました。各選挙区で。有利と書かれると陣営がゆるむ。不利といわれた方は必死になる。だからあまり有利、優勢って言わないでって。


なにかと民主批判の論調見える朝日新聞。油断させようってことじゃないよねってゲスの勘ぐり。それは無いはず。ってことは。4年前と正反対の現象。民意とはそろほど変わるものかと。多分、積極的民主支持ではなく、自民党にお灸を据えようというのが本意かと。それだけ現状打破、政権交代の方がよろしいという民意。しかしよりにもよって300とは・・・。


単独300なら他の野党は袖にされる???。


組閣名簿作成に着手なのか鳩山くん。増える小沢チルドレン。おいおい、大丈夫かい。


敗北の責任とって麻生くん辞任。自爆だからしょうがない。早くも次期総裁選びの水面下自民。


「麻生隠し」で選挙やるはずだったのにどこでどうだれが考えたのかテレビの政党コマーシャル。麻生クンの露出度多いこと多いこと。あのCM流れる度に一票づつ減っているーーーーそんなことをおっしゃる自民党員も。


泣いても笑ってもあと10日間。30日夜8時過ぎ。各テレビ局が一斉に流す出口調査を元にした選挙結果予測。またも驚愕の数字が出るのか。


栄枯盛衰世の習い・・・。



2009年8月19日水曜日

愚策なり。裁判官国民審査。

始めて選挙権を持って以来、ずっと違和感を持ち続けている制度。総選挙と同時に行われる最高裁判所判事の国民審査。あの何人かの判事の名前が書かれていて○か×をつけるやつ。


今回も前の総選挙後に選任されて9人の判事がその対象に。新聞も一回はその名前を書きますが、また、なんかの広報にも名前が載りますが、誰が誰やらわかる筈もなく。裁判官あがり、弁護士あがり、行政官上がり・・・。知らされる「経歴」はそれだけ。例えば裁判官上がりがこれまでどんな事件に関わりどんな判決を出してきたのか・・・。知ってるひとはまずいない。どんな事件の弁護をしてきたのかもわからない。


ここ数年、冤罪事件も含めてある意味で「裁判不信」が起きています。裁判員制度も出来た。司法改革なんていうのが声高い言われている。しかし・・・。最高裁の裁判官の名前と顔なんてわからないのに○×つけなくてはならない。


憲法の規定にあるからー。どうも惰性的に行われた「慣行」のような気がしてならないのです。なんの基準もないのに判断させるなんてあまりにもばかばかしくおかしい・・・。


かたや国会議員を選ぶ選挙ではやれマニフェストだのなんだの。「膏薬」じゃない「公約」並べ立て。それを吟味して選びなさい。一票を行使しなさいとワイワイやっているのに。


未だこの国民審査で「罷免」された人は無し。でも毎回出るかなりの×。それも多少の個人差あり。なんの根拠もなく、"適当"にマルバツをつけている人が殆どでしょう。


占領軍の「おしつけ」なのか(爆)。そろそろこの奇っ怪な制度やめませんか。開票の手間省きましょいよ。これだって"無駄遣い"の一種かも(爆)。



2009年8月18日火曜日

さてさて公示日となりまして

4年ぶりの衆院選。酷暑の中でいよいよ選挙戦本番。昔は公示日来てもそれは最早終盤戦と言われてきましたが、最近はチト様子が違うようで。投票日直前で、数日前で「風」が変わることも。町には選挙カーが音量いっぱいの連呼、連呼。人の集まるところでは演説会。


どうも今回の選挙は「関心」が高いらしい。12日間、列島は町の隅まで連呼の「騒音」に包まれる。永田町にいる「センセイ」はいつも偉そう。たまに地元に帰っても偉そう。選挙になると一変。手をふり頭さげ握手して。何を言われても低姿勢。低姿勢。電信柱にも頭下げ・・・。笑顔絶やさず走り回り・・・。よくもここまで変われるもんだ(笑)。それもそうだ。猿は木から落ちても猿だけどセンセイは落ちたらタダの人。猿にも負ける。


土下座はもとより有権者の前では何でもやるでしょうね。凄い努力。敬服(笑)。それほどなりたい国会議員さん。なんでもやりますよ。


なんでも有りと言えば東京10区から立候補の小池百合子さん。総理大臣候補にも擬せられた人。なにやら「幸福実現党」と手を組んだとか。自公共闘ならぬ自幸共闘。幸福の科学は一応宗教団体。そこと手を組んだ小池サンを公明党や創価学会はどう思うのか。荒唐無稽の「政策」掲げる幸福実現党と手を組んでまでも欲しい票。10区に何票あるのかしれませんが。


鞍替え、宗旨替えなんでもあり。どんな話題が飛び出すのかさっぱりわからんこの12日間。真面目に楽しまないと。皆さんご苦労さん。


ポストの中には選挙のビラや後援会入会勧誘紙。うん、これはカネがかかる訳じゃ。中味見ずにゴミ箱。いえいえそれはなりませぬ。(爆)。



2009年8月17日月曜日

モノクロの夏

8月15日。終戦記念日。この日の前後のテレビはモノクロ映像が必ず登場します。


そうでう。戦争を記録した画像。戦後を記録した映像・・・。


その映像は記憶を呼び覚まし、まさにモノクロだった自分の過去を思い出させてもくれ。


生き証人たちは間もなくいなくなるでしょう。語り継ぐべき事象は、伝承として残されたとしても、映像がある限り、あの歴史はたぶん消えない・・・。映像だけはその時カメラがとらえた"事実"だけは風化させない。


きょうも酷暑です。64年前の8月15日も酷暑だったとか。そ前の8月6日も8日も酷暑だったとか。


モノクロ画像の番組が終わると、テレビの画面はこれでもかというくら極彩色でキラビヤカな画面に変わる・・・。かつて日本が焦土であったことが嘘のような。


照りつける太陽のせいか、街の光景は陽炎の中に潜み、なぜか色であふれた街もモノクロにみえるようです。


モノクロの夏。せめて毎年8月15日だけはモノクロの夏の一日であってもいいのかと。


ここ数日「テレビの青春」という本を読んでいました。元TBS社員でテレビマンユニオンの今野 勉氏のいわば自伝。放送のかなりの時間が生であり、もちろんモノクロであり、ニュース映像も16ミリフィルムのモノクロだった時代。昭和30年代。


カラー化されたテレビ、ハイビジョンとなったテレビ、そしてデジタル・・・。短いテレビの歴史が、テレビの無かった時代をも伝えてくれる。


あの64年以上も前。仮にカラー化がされていたとしても、どこにも色のなかった被写体。焦土・・・。空だけはきょうのように真っ青。青、青だったはず・・・。


モノクロ時代を知っている人間には、今でも、頭の中はモノクロなのかと・・・・。



2009年8月15日土曜日

美人薄命

祭りの騒ぎの名残なのか・・・。街中の隅で酔った女性が嘔吐中。介抱する友人。


たまたま通りかかった音楽家。一言。「あの子は美人じゃないよ」。????。


「あはは、美人薄命っていうでしょ。薄命、ハクメイ。吐くめえ。吐かない、はかない命・・・」。絶句(爆)。ダジャレ魔王のマサトくんのお話。


美人薄命。なんとなくきれいな四字熟語。月下美人。まさに一夜の命。はかなさの典型。容姿が美しく生まれ育った人はとかく不運だったり、短命だったりということですが、実際はそうでもないかも。美しいお年寄りのずいぶん見かけますし。


しかし、最近では美人に近寄った男は短命で終わるっていう説も。なんでーーーー(笑)。


命を落とさないまでもタレント生命はもう終わってしまった人も最近あり。"クスリ"飲んだ時にすぐ吐いておけばよかったのに(爆)。


暑さのせいですね。こんなオバカなこと書いているのは。



2009年8月13日木曜日

渋滞・・・

お盆、お盆、お盆・・・。東名高速の災害もあってか、多分各所で渋滞、渋滞。テレビでみる車列。


帰省ラッシュにユーターンラッシュ。車内で10時間なんて人も。とても亭主には出来ない。野暮は承知。トイレなんかどうしているんでしょうとか。盆暮れ。年に二回の民族大移動。行楽も加わり。


渋滞は高速や幹線道路だけかと思いきや。市内の路地も"渋滞"。そう、お墓の周り。狭い道に路駐。墓参りの為の"違法行為"はおめこぼしなのか。市内あちこちのお寺、墓地の界隈は凄かったです。ハイ。巻き込まれました(笑)。一時、連日ニュースになっていた民間委託の駐車監視員。最近は"摘発"さっぱり見掛けませんが。その後どうなっているのか。素朴な疑問(爆)。


お盆、お盆。亭主の墓は東京八王子。物理的に墓参無理。弟くんよろしく。スマン。仏壇に花を手向け灯明ともし線香あげて「南無ーーーーーー」。門前の小僧習わぬ経ではないけれど不肖の息子は合掌・・・。キミョウムリョウジュニョウライ・・・・。


友人のヒロシ君の新盆。ヒロシくんにも合掌で。去年のあなたの思い出が テープレコダからこぼれています♪。口を付いて出るさだまさしの精霊流し♪。


灯りがともる盆提灯も夏の風情か。


お盆休みの商店街。帰省客をもてなそう。先祖をお迎え。一族郎党相集い。スーパーのレジは渋滞、渋滞であり(笑)。



2009年8月12日水曜日

未だ梅雨は明けない・・・

昼頃。気温は33度でした。陽射しは厳しく。夏本番。いや、いつもならもうとっくに来ていてもいいのに。でも東北地方にはまだ梅雨明け宣言は出されていない・・・。


「水銀柱はうなぎのぼり」。昔は夏の暑さをそう表現していましたが。いまはあまり見掛けない水銀の寒暖計。体温計もそう。あのアナログさがなんとも言えず懐かしい。


もともと夏は好きな季節。特に真夏の夕方の景色や空気が。入道雲もくもく。さっと夕立。夕涼み。こんな光景も見なくなった。部屋の中の冷房が身体の感覚をマヒさせるのか。目と頭の中の「記憶」だけが暑い。8月も半ば。このまま梅雨明けないと夏がなくて秋になっちゃう。皆様そうおっしゃっています。


気力振り絞って「ノルマ」の原稿一本書き上げ。月に4本の原稿を書かなければなりません。コラムやエッセーみたいなものですが。苦吟すること数日。やっと一本出来上がり。本来は15日締め切りなのに「お盆休み」の関係で締め切り早まり・・・。


とりあえず書き上げてFAXで送稿。ほっと。脱力感(笑)。やれやれって。ニュース原稿なるものは毎日片っ端から書いてきたけれど、それはネタがあって書く物。それほど苦痛は無かったんですが。今のはどれも何を書くかまで亭主に任されており。とにかく毎月何を、どう書くかで悩んでいるのであります。それなりに楽しく嬉しい作業ではあるのですが。書き上げた後の数日間だけ味わえる安堵感(爆)。


やはり晴天だと筆は走るかも。いや筆ではないですね。指ですかね(爆)。ある意味、「気力」のいる「仕事」。もやもやして書けない時にはお世話になりたいかも。覚醒剤(爆)。こんな冗談まで言ってしまうのも、どこまで続くノリピーの覚醒剤騒動。報道ぶり見ていると手を出したくなる人がいるかもしれないとの危惧さえも。使い方まで報道している。いくら「怖さ」を伝えても怖い物見たさも人の性。


起訴だ不起訴だ、復帰だ・・・・。そんなこととやかく言ってる場合じゃないでしょ。サキヨミもいい加減にしたらと思う次第。


このごろ口癖。「どっこいしょ」。立つとき座るとき。その他も・・・。「ビールのジョッキ持つときも、どっこいしょって言うのかな」。プール仲間の至言。言わないですよね。


「どっこいしょっていうのは良いことなんだよ。脳がからだに指令を出す合図なんだから。一つの気合いと思えばいい」。理論派スポーツマン、57歳の弁。


梅雨明け宣言期待して、今夜もビール。脱稿のご褒美(笑)。どっこいしょっていうかどうか試して見ます。「ごっくんごっくん、チキショーうめえ」だけだと思いますが。



2009年8月11日火曜日

にんにくとピラミッド

先日、友人のモトジクンとの酒場談義。


「最近にんにく卵黄に凝っているんだ。自分で作って飲んでいる。なかなか上手くは出来ないけど」。そう彼の家には家庭菜園あり。趣味の菜園。日々の野菜の供給には問題ないらしい。にんにく栽培中とか。そういえばなんとなく元気になっているようで。酔い方も穏やか(笑)。


「にんにくパワーって凄いんだね。エジプトのピラミッド建設ではクフ王の墓の建設に携わった人達が食べたにんにくの総量が記されているんだって。にんにくパワーがピラミッドを作ったんだって」。時々披露される博識、雑学。


いやーーー知りませんでした。にんにくがピラミッドを作ったなんて。驚き。だいたい「にんにく」なんて名前からして中国や韓国、日本のものだと思っていたけど。しかしよく考えればガーリックなんて料理もあるくらいだから西洋でも珍重されていても当然。


紀元前2900年。あの砂漠地帯にどうやって、どのようなにんにくが存在していたのか。そしてそれをどうやって"調理"して食べていたのか。まさか生かじり(爆)。あの地であの巨大建造物をほとんど手作業で造るってことは並大抵ではない。ニンニクパワーってすごかったんだ。


もしかしたら覚醒剤に比ではないかも(笑)。


イカレた芸能人始め、覚醒剤愛好家の方々、、ぜひにんにく派に転向されてみてはいかが。臭い匂いは口臭となってでるでしょうが臭い飯は食わないですみますよ。


今朝、市販のにんにく卵黄を一粒飲んできました。効いているのかどうか・・・。わからないけど(爆)。


それにしても何たることか。昨今の異常気象。大雨、土砂崩れ、追い打ちかける地震。お盆の帰省なんて出来なくなる。東名不通なんて物流経済に与える影響大。被災者、復旧に当たる人達。にんにくパワーででも頑張って。こころからお見舞い。自然には抗えない・・・。異常気象を作ったのは人間か。はたまたあファラオの呪いか・・・。



2009年8月10日月曜日

雪花菜

雪花菜と書いてなぜか「きらず」と読みます。「きらず」とは「おから」の事。そうです。あの豆腐を造る過程ででるオカラ。亭主はオケラ。大豆から豆乳を絞る過程で出来るオカラ。なにかと重宝な食べ物。ちょっと加工すれば、それはもうーーーー。絶品に化ける。オカラの「から」は茶殻のカラと同じように絞りかすの意味。それに「お」をつけちゃった。「お」をつけるほど貴重な物なのかも(笑)。


週末。東京から珍客。にわかガイド。ツアコン(爆)。夕方から福島新樹会。桜井よしこの講演。さすが元NTVニュースキャスター(笑)。話術巧み。強烈なアジテーター。論客。恐るべし。


夜。その懇親会。そして、もう一つの集まり。憂国の若者との意見交換会。


折しも郡山名物「うねめ祭り」。会場の中にもまぎれこんでくる祭りの参加者。企業があつらえた揃いの浴衣姿。さ、出番。雨の中での「踊り流し」。ごくろうさん。楽しかったのかな。その風情は見えず。義務、義務って身体が言っている(笑)。


露店が出て祭りの雰囲気はあれども、そのパフォーマンスは果たして祭りか。東北6県。どの県からも"認知"されていない夏祭り(爆)。


「単なる盆踊りだね」。あいかわらず辛口でくさす亭主。傍らの郡山名物女史。「盆踊り以下だワイ」。他の町の盆踊りの方が趣向あって立派だゾイ」。なぜか市民から支持されないお祭り・・・・。


踊り流しが終わった後、まだ交通規制中の通り。小雨。最後の掛け声かえる露店の売り子さん。漂うあの露店特有の匂い。衣服ぬらしながらも"余韻"にさまよう人・・・。祭りの後は空しい。カラだ。ハレの祭りの絞りかすだ。茶殻のように散乱するゴミ・・・。味付けしてないままのオカラのような祭り・・・。


会合のハシゴ。地回り。昨日は二日酔いあり。風邪気味あり・・・。それでも「論語」の勉強会へ。巧言令色少ないかな仁。誰のことか・・・。勉強会の回りを拡声器の騒音まき散らす選挙カー。


事務所の近くに雪花菜って屋号の店があります。正確にいうとあった。「きらず」っていうふりがな付き。小料理屋さんだったらしいんですが。近くのご隠居さん情報。始めてすぐに閉めちゃった。お客が来らず。いつもカラだった・・・・・。


雪のように白く切らずに食べられるってことからオカラを雪花菜って言ったとか。何事も「切らず」ではダメ。世の中も身銭も(爆)。オカラは別名「卯の花」とも言います。そんな屋号の店ってどっかにあったっけ。東京にはあったような・・・。


何!。また町をうろつき、二日酔いで風邪気味かーーーー。お叱り聞こえるようで。スイマセン。一応"お仕事"なんです。いい年こいてお元気で何より・・・なんて「オカラカイ」にならないで下さい。



2009年8月7日金曜日

モザイク

裁判員制度による初の公判が終わった。この制度の是非を論ずるわけではないが、未だにどこか釈然としない思いを抱いている亭主。市民感覚を裁判の中に取り入れる。なら、裁判官や司法関係者が市民感覚を学べばいい。世間を勉強すればいい・・・。法に照らして、人を裁くことを職業としている人と、市民感覚の中で知らずに、意識せずに、思いだけで「裁き」をしてきた人達との差は・・・。


それはさておき、公判終了後に記者会見に臨んだ裁判員の方達。顔を隠すわけでもなく、自分の言葉で「感想」を語った。こころない輩がどこかに存在するこの世の中。いわば堂々と顔を出し、顔を見せた。素晴らしい人達だと。何らかの"不利益"あることも承知の上で。偶然ではあろうが、制度に叶う人達がたまたま選ばれたのかもしれないが。


制度の定着を目指す「当局」の様々な工夫、配慮もあったであろうが。顔出して記者会見するとは思ってもいませんでした。ネットを含め、「匿名社会」が蔓延してるこの時代に。


「責任を果たした」。そんな思いがあの方々にあったからでしょうか。顔の見えない世の中に顔を見せてくれたことへの敬意。もし、あの会見で裁判員の顔にモザイクがかけられていたら、それこそ裁判の信憑性にも感覚的疑念が湧く・・・。


そして思うのです。テレビにはなんであんなにモザイクが多いのか。モザイクをかけなければ話出来ないという"目撃者"がいるとすれば、そもそもテレビカメラの前に出てこなければいい。警察だけに話していけばいい。


モザイクを"武器"になんでも話を聞こうとするメディアにも問題あり。見ている方はモザイクがあればあるほど、その「中味」を見たく知りたくなる。


ニュース番組だけでなく、最早あらゆる番組、バラエティーにまで「演出方法」としてなのかモザイク、モザイク。


一括極論。モザイクは映像文化の堕落。


テレビの黎明期。映像で社会の真実に迫ろう。こうした気迫を持っていたカケダシテレビマン達と今日のテレビの差異・・・。


テレビ映像はいかにあるべきか。デジタルなどというハード論にうつつを抜かす前に、テレビ人は真摯に考えなくてはいけないと。


あの裁判員の人達の姿勢が、それを改めて教えてくれた。テレビに対するある意味"裁判"だったのかもしれない。自分に責任を持つという意味においても・・・。


余談。裁判員は70歳以上の人はなれない。今回の被告72歳。「キレた」老人。おしむらくは、被告に同情するとかそういうことではなく、キレル老人と同世代の裁判員がいて、そのことに言及して欲しかったなと。どこかで事件の本質、根底にある視点だとも思うから。



2009年8月6日木曜日

せなサマ

昨夜はプール仲間の「オジンの会」。駅前の大衆食堂で。餃子、焼きそば、焼きうどんつまみながらビール、酒、焼酎・・・。たわいのない会話の連続。どこかで地縁血縁で人がつながっている地方都市。誰かの話になった時、「あれはだれそれのせなサマだ」。「せなサマ」。福島県の方言。今、若い人はほとんで知らないでしょうが。「せな」とは「兄」。「兄様」ってこと。なぜか郡山の方言がそれなりにわかっている亭主。別に研究したわけでもないけど。「せ」は兄や夫の呼称。親しみをこめる「な」という接尾語。


次に飛び出したのが「ごせやげる」。腹が立つ、いらいらするって意味。世話が焼けるということから来たのか。


やはりオジンの会。訛り、方言は凄い、凄い。そしてそれなりに味がある。上野駅にたたずむ啄木の心境むべなるかな(笑)。


方言、訛りと言えば、どうも釈然としないサントリーのお茶「イエモン」のCM。宮沢りえと本木雅弘の関西弁。どう聞いてもイントネーションが違う。関西弁と一口に言っても大阪と兵庫と京都では違うけど、このお二人の京都弁もどき。どうもいただけない。無理矢理真似してるってとこか。なんか「味」が違う。


ドラマもそう。例えば「吉展ちゃん事件」のドラマ。刑事も犯人も、特に犯人は福島県出身なんだけど役者さんの方言はなじめない。無理矢理なまろうと・・・。しっくり入り込めない。


言葉とは耳から入って記憶し口から出もの。土着の人の訛り、方言と、付け焼き刃で覚えた方言、なまりは大いに差異あり。「もどき方言」はちょっと・・・・。


亭主の郡山生活22年。回りは土着ばかり(笑)。流ちょうな東京弁がもう喋れなくなっているようで・・・。いやーあやまった(爆)。



2009年8月5日水曜日

橋の下の泥鰌

民主党の小沢クンがなんと大阪府知事の橋下クンと会談。「地方分権の在り方」で膝詰め会談。双方とも好感触得た様子。橋の下の泥鰌を掬いに行ったような(笑)。ハイ。


柳の下に泥鰌はいない。古くからの諺。自民党の古賀おじさんは東国原泥鰌をつかまえに行ったが失敗。東くんも捌かれた柳川状態(笑)。にもかかわらず、もちろん趣旨も違うってのは百も承知なれど人気知事のところの政党の選挙責任者が伺候するのはどこか二匹目の泥鰌狙いって感も。


地方分権大いに結構。道州制も大いに結構。具体的中身になると千差万別、同床異夢ってとこもあるものの。廃藩置県以来のこの国の形を大いに替えるもの。知事が(テレビ露出度高く人気ある)なにか言うとそれが正論となるこの風潮。地元選出の国会議員は何のためにいるの。影が霞む。


マニフェスト、マニフェスト。和訳はいろいろ。公約だったり契約だとか。このマニフェスト選挙っていうのも元三重県知事が言い出してから広まっていった。イギリスでしか通用してない選挙の在り方。政党選び。議員各人の個性、資質は埋没。ネコも杓子もマニフェスト。どうせ出来っこない「公約」の羅列。公約も膏薬も時間が経てばハガレるって(爆)。あげくのはてにマニフェスト評価会だって。評価する人ってなんぼのもん?。


訳のわからぬ選挙戦。小選挙区制度。日本人が大好きなアメリカだって大見得切ってマニフェスト選挙なんてやってない。政治は学問の領域に。いや学問が政治領域に。


経緯、やりとり全く不明なれどアメリカ元大統領が北朝鮮へ。記者二人の"救出"に成功。さ、二匹目の泥鰌を日本も狙わないと。小泉元総理閣下。北朝鮮行って拉致被害者全員"救出"してきて下さいよ。されど、北は日本を相手にせず・・・。


久しぶりの戻った暑さ。土用の丑の日は過ぎたけど鰻ならぬ柳川鍋でもつつぃて"勢い"を出さないと。(爆)。いや、誰のことでもありません。自民、民主、その他の政党のオハナシ



2009年8月4日火曜日

異常気象なんです

恒例の暑中見舞いのお葉書を頂きます。おしなべて前振りは「天候不順な折から・・・」。


そう、この天候不順、異常気象。全くもって困ったもんで。豪雨による災害を始め、長雨、日照不足で農作物はダメージ蒙ること甚だしく。天災だけはいかんともし難く、天を仰ぐのみーーとのんきな事をいっている場合じゃない。農家の被害は甚大。価格高騰は消費者にもしわ寄せ。皺どころではなくなってくる。


100年に一度の災害ー。そういって来たものの、飢饉なんてのがあったこともあったけど。100年に一度が10年に一度になっているような。


原因はエルニーニョ現象とか。冷夏。次に来るのは暖冬。四季がなくなる。


東北は未だ梅雨明けず。八月ですよ。梅雨明けされたら、いやされないまま秋に・・・。東北に夏は来なかったってことに。きっと米の生育も悪いでしょう。


春夏冬中。こんな看板のあるお店。秋が無い。アキナイ。商い中。四季をもじった日本人の洒落心。春秋冬中って書いてなんと読む。夏が無い。ナツガナイ。・・・・。そして冬が無くなったら。・・・・。夏と冬の無い四季。ヴィバルディーはなんと思うのか(笑)。作曲しなおさないと。(爆)。


蝉の鳴き声もほとんど無く、蚊もあまりおらず、蛙の鳴き声もほとんど聞かれぬ当地の昨今。


長雨、冷夏で儲かっているのは誰?どこ?何屋さん?


プールも海水浴場も人出は大幅減とか。"恩恵"受けているのは暑い、熱い選挙戦を覚悟していた候補者達だけか。天候も選挙結果に影響するのか(爆)。


春と秋だけの日本。そういえばどっかの新聞のコラムの名は春秋だった。有名な雑誌も文芸春秋。中国の歴史にも春秋あり。


ワカタコウイチさんには申し訳ないが、人間が宇宙に行ったり、月に行ったりするからお空が侵略されて怒っているのかな(笑)。自然に人間は勝てない。エアコン無しで自然の風でしのげる夜がせめてもの救い・・・。


しかしーーー異境気象の中、異常気性のような犯罪が毎日のように。


皆様ご自愛下さい。天の御慈愛を・・・・。



2009年8月3日月曜日

"世界"水泳・・・

世界水泳大会。連日楽しませてもらいました。終わってしまった。とりあえずテレビの楽しみ半減(笑)。全英女子オープンゴルフも然り・・。


世界水泳。水着問題でてんやわんや。てなもんや三度笠(爆)。水着で「記録」が変わる。水着の競技会か選手の力の競技会か。続出した世界新。もう、これからは多分誰も破れない。だって高速水着禁止。技術の進歩ってはたしていいことなのかどうか。ゴルフのクラブだってそう。企業技術が作り上げるスポーツ大会・・・。


世界水泳。選手の着ているTシャツ、ジャージー、それにスイミングキャップ。誰のを見てもニコンとヤクルト。この露出度たるや凄い。マラソンのゼッケンじゃないけれどとにかく目に付くヤクルト、ニコン。経済大国の座を滑り落ちたというものの、まだまだ凄い日本企業。世界水泳、そう"世界"中の大会なのにまるで全日本大会みたいに、ヤクルト、ニコン。いくらなんでしょうか。このスポンサー料金。もちろんこの2社とも提供スポンサーに。NHKにだって"ロゴ"は映る。何億なんでしょうか。喜んでいいのか、なんと言えばいいのか。膨大な宣伝広告費。儲かっているんでしょうね・・・・(笑)。


選手控え室や宿舎にもヤクルト飲料は豊富に置いてあったんでしょうね(笑)。ニコンはカメラをプレゼントしたのかな(笑)。


恐るべし。冠スポンサー。


そう言えば・・・。全英女子オープンだって冠は「リコー」だった。高速水着では日本のメーカーは遅れをとったみたいだけど、メーカー名隠してまで選手が使った高速水着。エコノミックアニマルってもう死語だと思っていたけど、なんか思い出しちゃった(笑)。


世界のヤクルト、世界のニコン、世界のリコー。世界のトヨタ、世界のホンダはどうするのかな。世界に冠たるーー。頭に冠のスイミングキャップ見ていてまたも嫌味爺がひとこと余計なことを(爆)。



2009年8月2日日曜日

肺の日

きょう8月1日は「肺の日」というんだそうです。国民的記念日ではないけど(笑)。日本呼吸器学会が決めた日。肺の日記念フォーラムというのに行ってきました。


講演者は坪井病院の副院長坪井永保氏。呼吸器科の権威。しかも禁煙外来担当医。もっか亭主の主治医。かかりつけ医。禁煙外来行っているわけじゃありませんが。無呼吸症候群の診察でお世話になって以来のお付き合い。なぜか気が合い。もちろんこのフォーラムも坪井先生に誘われたわけで。


「肺をこよなく愛している」。それが彼の"哲学"。肺の話、COPD,つまり肺気腫か。肺の生活習慣病。それになんといっても禁煙のお話。いかにタバコが肺は言うに及ばずすべてに悪いのかという、なかなか上手い講演。メタボリック症候群、それは肥満、高脂血症、糖尿、高血圧。これが死への四重奏。カルテット。それにたばこの害を加えると死の5重奏。クインテット・・・。それが持論。しかし国は、日本の医療行政は4重奏にはうるさいが5重奏にはまだまだ・・・。検診対象の項目に呼吸器関係が少ないとか。


たばこのニコチンは脳のドーパミンを出す。だからニコチン中毒ができる。今はニコチンパッドのようなものだけでなく飲むクスリもできているとか。


とにかく「いかにタバコが悪いか。肺は全身の鏡」っていう話をたっぷり。喫煙者をなくそうという真摯な姿勢。


まったくもって納得。しかも喫煙率と経済成長をからめた話なんかは面白い視点。高度成長とともに喫煙者は増えた・・・など。そうか、みんな貧乏になればタバコ買えなくなる・・不見識な発想をする亭主。


亭主の喫煙癖を知っている坪井先生。普段はあまりうるさくいわないけどこの講演に誘ったわけがわかった。感謝、感謝。


知識は十分吸収。怖さも再確認・・・。


でも、でも、でも・・・。元肺がん患者はいまだ未練にさいなまれ(爆)。素直に「ハイ」と言えない自分(爆)。


次回先生と会った時になんと言われるか。たぶん何も言わないでしょう。亭主は試されている・・・(笑)。


ま、せんせい、気長に・・・よろしく。(ペコリ)。



“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...