2009年8月31日月曜日

かくて「政治家たちの夏」は終り・・・

昨日までの選挙戦。まさに暑い中での熱い戦いでありました。選挙をよく「お祭り」という人もいますが、夏祭りは終り。一夜にして秋風。連呼とともの今年の日本の夏は終り・・・。


候補者の皆さん、選挙運動にかかわった皆さん。特に体調を崩されてという報もなく、無事に乗り切られたこと何よりと。


肌寒い秋風の中、もちろん投票に行ってきました。いつもよりは人が多いと感じながらもいつもと変わらぬ帳票所の光景。手持無沙汰の立会人はお茶菓子持ってなにやら談笑中・・。


投票箱に無造作に紙を入れる茶髪の若い女性。投票用紙も二つに折るでもなく。書いた候補者の名前が丸見えじゃん(笑)。微笑ましいかも。この子、自民党支持。


さてさてあと数時間、英気を養って8時からはテレビにかじりつき。ザッピングを繰り返すことになります。はてさてなんとも血が騒ぐ(爆)。


長いと思った40日間。過ぎてきればあっという間。「責任力」「政権交代」のぶつかり合い。あのCMを見る、見さされる必要が無くなっただけでホッとするかな(笑)。判で押したようなお題目ばかり並べたて、他党の誹謗に明け暮れるあの党首遊説なるものの虚しさともお別れできてよかった(爆)。


たしかに・・・。政治史的にいえば戦後一番注目され、語り継がれる選挙だったんでしょうが。何とも言えない後味の悪さも。


今朝の新聞の投書欄にあった17歳の高校生の一文。「朝晩、通りすがりに演説を聞いていると、聞こえてくるのは他党の悪口ばかり。欠点を並べ立てた後に平和を口にする。他人の欠点だけしか見えない人に外国との相互理解ができるのだろうか。こんな私の失望は話題の動画により、いっそう大きくなった。卑劣だと思う。"サイテーだ"と心の底から感じた。高校の生徒会選挙のほうが正々堂々としている。こんな人たちに子供の未来を語ってほしくない・・・・」。


17歳の子の教えられました。2009年政治家たちの夏。何だったのか・・・・。秋はもの想う候。あらためて思いをいたさねばならぬと。



“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...