新聞の片隅に載っていた記事。
箱根駅伝の走路を参加した大学の陸上部員が多数参加して観戦者の落としたゴミを二日がかりで拾って走るとか。いい話ですね。単なるゴミの類だけではなく落とし物のようなものまであるとか。
これも一つの「礼」でしょうか。概してスポーツマンは礼儀を心得ているかと。走路に一礼するランナーを数多くみたし、ピッチ、グラウンドに礼をして去る選手も見掛けるし。
寒気の中、通りすがりの神社にひとしれず一礼して行く若者の姿も見ました。若者に学ぶところも多し。
思い出した事務所の前。道路にビニール袋に入れたビールの空き缶多数。やがて車が踏みつけ缶が散乱。もちろん誰も拾う人なし。誰が何でゴミ袋放置していったのか。しかも路上に。風で収拾所から飛んで来たとも思えず。大量の空き缶。事務所の前に滞留なのであります。
週明け。亭主のお仕事はその缶拾いかと。自分が作ったゴミ。自分が出したゴミではないものの、「だれかが始末せねばならず」と。他人のゴミを拾うってことは抵抗感ありです。
犬の糞も然り。自分の家の犬の糞の始末は当然としてやりますが近くに他の犬の糞があったら始末すべきかどうか。ついでに拾うのが当然なのか、放置しておくのか。不心得者の後始末をすべきなのか・・・。犬とともに考える現実。糞を放置したままの飼い主も毎日のように同じ場所を通っているはず。始末しておけば爾後しなくなるのか。それをよしとして放置を続けるのか。
すべからく。考えさせられる「後始末」。駅伝街道を掃除している学生さん見かけたら沿道のみなさん、お茶の一杯も差し入れてあげてくださいね。ねぎらいと感謝の言葉も忘れずに。