数年前「蛇にピアス」って小説が芥川賞とり話題になり亭主も読みましたが・・・。この前置きは無関係。
例会。喫煙者3人は端の方に座ることになり。ワイワイガヤガヤの酒飲み。いつもの光景。飲むとつい煙草の本数も増えるし、普段は吸わない人も「ちょっと一本ください」なんて仕儀に。誰かが言い出しました。「ずいぶんヘビースモーカーだったのに」と禁煙した人をからかう。すかさずやはり超ヘビーで一日にピー缶ひと箱空けていた彼が突っ込み。「へー、蛇もたばこ吸うのかい」。「・・・・・(笑)」。蛇スモーカー・・・(爆)。
そこで身を乗り出す雑学の帝王(自称)。かつては置きたばこの"名人"。彼の灰皿に何回水をかけて消したことか。それを覚えていたのかどうか。「あのですね、たばこに水かけるでっしょ。臭い水になるでしょ。あの水を溜めておいて庭の周りに撒くんですよ。そうすると蛇は絶対に近寄らないから」。
蛇はニコチン嫌いなのか、タール嫌いなのか。道路のコールタールも蛇除けなのか。煙に巻くような話で盛り上がり。
大の蛇嫌いな亭主。さっそく今年は試してみようかなって。なにせ吸殻は大量に"生産"してるのですから(爆)。
「蛇にタバコ」。そんな題名の本を書いたらなんかの賞とれるかな(爆)。金色の蛇口でももらえるのかな。そういえば「蛇口」。我が家の蛇口付近から錆びが・・・。蛇口の水が流れるとこはカラン。カランはオランダ語で鶴って意味。で、なんで水道水の出るとこは蛇の形してないのに蛇口。
明治時代初めて水道が引かれた時、その水の出口はライオンの形をしていた。ヨーロッパでは噴水などでライオンの口から水がこんこんと出ていますよね。ライオンは水の守り神だそうです。で、日本や中国ではなぜか水の守り神が龍。それが蛇に変わったんだということで。
蛇口の下で口を大きくあけてよく水をそのまま飲んだっけ。見上げた天井。家の守り神の青大将とご対面。あの顔と舌の動きの怖かったこと・・・。
蛇年、みずがめ座、タバコ吸い。亭主はいったい何者・・・・。清濁併せ呑むものの、好き嫌い激しい「変わりもの」なのでございます。