東京は初台で商売をしているお肉屋さん。幼馴染とまではいきませんが、いろいろお世話になってきました。そのお肉屋さんの恵子さん。ワン公どももすっかり可愛がってもらい。親の代からの肉屋さん。さびれる商盛会を盛り上げ、地域とともに商売をしている御肉屋さん。
その恵子さんが突然亡くなり。まさに突然。心筋梗塞。自宅で倒れていたそうです。59歳。ついこの前も元気な姿を拝見したばかり。いつも自転車で初台中を駆け回り・・・。お年寄りの家には喜んで配達に回り・・・。信じられない人の死。茫然自失でした。訃報を聞いて。
訃報を聞いたのは昨夜。亡くなったのは前夜。その晩は東京からの珍客と飲んでいました。15年前。「肺腫瘍」で慶応病院に入院していた時に非常にお世話になったお医者さん。なんとなく気があっていて。亭主が退院後数年して埼玉医大に勤務、活躍中。学会が郡山であるということで亭主と是非一献の誘い。まさに「友あり、遠方より」。遠方とは距離を指すだけでなく、時間も指すと。久々の邂逅でありました。
会った瞬間、わかりませんでした。容姿が変わっておられる。杖をついて足が不自由。聞けば、5年前、自宅で突然の虚血性脳疾患。脳出血で倒れ。家族が気がつき救急車で慶応病院。一命とりとめ。今も初台のリハビリセンターで回復訓練中だと。野球の長嶋も一緒のとこだとか。この医師も59歳。
昨夜は「例会」。来年還暦組の59歳二人はしこたま飲んでおり。糖尿病気にしながら。
人の世の定め。人の生死の運。寿命・・・・。
恵子さんはご両親健在。父上は90歳を越え。母上は80歳代。ご両親の心痛や嘆きはいかばかりかと。滅び、廃れ行く都会の商店街。それを目の当たりにし、その中で商売を続けていることの無意識のストレスが溜まりに溜まっていたのかもと。恵子さんの場合。あさって葬儀に行きます。お礼をあらためて言ってきます・・・。