2009年5月1日金曜日

凪・・・


陽光がまぶしく、まさに春爛漫。風も穏やか。陸上も海上もでしょうか。凪っていう陽気。少なくとも表の気配の中に立ってみると凪って言葉がふさわしい。


ゴールデンウイークってこともあるのでしょうか。永田町も凪のようで。一時吹いていた解散風も、政局風も止まったようで。西松献金事件をめぐる動きもまったくの凪。自民党に飛び火かと思われた事件もぱったり止まり。連日の「関係者によると」っていう報道も途絶え。検察さまの捜査はその後いかが相成っているのかと。時々世論調査なるのもが報道さっるものの、なんかぴんと来ず。麻生君は中国でご満悦だし。小沢くんの影はチラつく程度だし。


そう。あの西松献金事件ってなんだったのかと思う。解散総選挙が遠ざかるにつれ、事件の影響や「政権交代」への影響は五里霧中。


今朝の新聞によると、奇しくも西松の社長が「凪」って言葉を使っていたようで。入社式でのあいさつ。「凪いだ海での出航を用意できなかったことを申し訳なく思っている」って。え、新入社員採ったんだ。社内はまだ嵐なのかな。


凪いだ陽気と安穏を決め込んでいる場合じゃありません。メキシコ、アメリカで猛威をふるっているかに想像する豚インフルエンザ。ハリケーン並みじゃありませんか。ついにフェーズ5。世界的大流行。パンデミック。非常事態宣言を発する国や都市。ウイルスが飛び交っているのは明らかなのに特定できない原因や発祥地。一種の「テロ」かも。ウイルステロ、豚テロ、遺伝子テロ・・・。


流行のファッションに身を包んで口にはマスク。マスク、マスク。異様な光景。面妖な人々の群れ。経済活動に与える影響は計り知れず。金融危機につづいての世界的インフルエンザ危機。もしアフリカの飛び火したら、いやきっとすると思いますが、医療施設の完備してないところ。いったいどういう事態になるのか・・・。目に見えない細菌と人知との戦い。世界中の人を恐怖にさらす。そう、やはり「テロ」ではないのかと。


おとといは亡くなった肉屋の恵子さんの葬儀に。悲しさにこころ打ち震え。その後初めての六本木ミッドタウン行き。ついでに"桧町公園"も散策。芝生で憩う人々・・・。夜は乃木坂で昔の職場の同期入社の会。懐かしい場所での懐かしい話の連続。まさに洪水のように。時の流れを噛みしめ・・・。きのうは東京疲れ。二日間の当店閉店。からから亭の景気は「凪」か(笑)。


なぜかやること溜まっています。焦っています。こころは波立っているのであります(爆)。



“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...