2009年5月28日木曜日

太郎ちゃんの二枚舌

二枚舌とは矛盾したことを言う、嘘をいうってことです。一つ一つの舌で言うことが違う。


厚生労働省の分割問題をめぐる昨日から今日にかけての麻生太郎ちゃんの発言。新聞では「迷走」って書かれてますが、迷走じゃない。二枚舌。


「分割には最初からこだわっていない。再編の検討をしたらどうですか」って言っただけ。指示なんかしてないーーって。


当店でも書いたけど与謝野に指示したでしょ。議事録だってある。国会でも答弁してるでしょ。具体的に。二つの省への分割したいって。


テレビ局にはVTRあるはず。全部取り出して「検証」すれば明らか。分割の是非を亭主は言っているのでなく、自分が言ったことを言ってない、そんな考えないって言い張る麻生君に腹が立つってこと。


きのうの総理番記者とのやりとり。記者を睨みつけて「最初からこだわったような話を作られると困るんで。あたかも既成事実のように作られた話をすんのはやめたほうがいい」って。まるでけんか腰。この人自分に都合が悪くなるとすぐけんか腰になる。


ちょっとアドバルーン上げてみて反応見て・・・。政界ではよく使われる手法ですが、今回も分割に政府や与党の中から反対論や異論が噴出してくると「持論」をすぐ無かったものにしてしまうってやり方。自分の政策を持たない人。誰かが言ったことに飛び乗ったり、拝借してみたり。


二枚舌の使い分け。テレビできちんと発言の経緯をやってくださいよ。本人の声で。


閻魔さま、どうか、麻生さんの舌を一枚抜いてください(爆)。



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