2009年5月21日木曜日

まるで「マスクショック」のようで

かつてこの国を「オイルショッック」という化け物が襲った時、トイレットペーパーが店頭から消え、買いだめに狂奔する人々の阿修羅のような光景がありました。あのトイレットペーパーみ飛びつくような光景ではありませんが、なぜか当時を彷彿とさせる昨今・・・。


東京ではどこに行ってもマスクを売っていないとのこと。買いたくても買えない。生産が追いつかない。マスク、マスク。少なくともテレビが映し出す光景は、マスク姿の群れ。神戸や大阪始め東京でもマスクをしていない人は"非国民"扱いみたいだとか。「なんでマスクしないんですか」って問いつめられるとも。


アメリカではマスク姿は殆どないとアメリカ帰りの人が言っていました。マスクをしている日本人がかえって"異様"な人に映るとも。


東京から依頼あり。郡山の薬局、ドラッグストアを数軒回りましたがどこにもマスク無し。売り切れ。入荷予定無しとのこと。薬局にあったのは通常のガーゼのマスクだけ。「しないよりはマシですよ」って。抗菌マスク購入(笑)。立ち寄ったドラッグストアで「無い」と言われたその時、ちょうど入荷したてのあのフルフェイス(笑)マスクが運ばれて来て。


「ラッキー」なんて良いながら3枚入りの箱をやっと二つ買うことが出来。


「使い捨てな罹患者だけですよ。予防のためのマスクならいちいち捨てる必要ないから、何回でも使えますよ」。慰めのお言葉か。で、お値段。マスクってこんなに高かったのって。3枚入りで1,300円くらいです。便乗値上げではなくそれなりの機能持っているからっていうことなんですが。


驚きました。驚きました。まさに「マスク狂騒曲」鳴りやまずですな。どうも用心の為に買いだめ、買い占めに入っているひとがいる様子。亭主の脇では次々に「マスクありませんか」って人が。値段聞いてびっくりしながらも手を出していました・・・。


インフルエンザにおびやかされる今日の日本列島の一光景・・・。



“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...