2006年8月1日火曜日

もうひとつのG・N・P

「我々の業界にもGNPって言葉があるんですよ」。最近昵懇になったある生保会社のライフプランナーが言い出しました。「ギリ・ニンジョウ・プレゼントなんですがね。まだまだ日本の生保業界はこうした感覚で成り立っているんです」。彼とはある会合で隣り合わせになり、それから時々話をするようになり、時々事務所を訪問してくれます。保険の勧誘は一切無し。「保険の中味は難しいです。みなさん入るには入っておられるけど、さて、具体的のどんな保険かというと、あまりご存知ないんです。義理・人情で入ったかたは、いいよ、適当にやっておいてーって方が殆ど。保険加入者とはある程度話をするけど、受取人さんとは殆ど話しをしていない。説明もしていない。だから、万一のことがあったときが大変なんです」。そんな雑談・・・。う〜ん。わが事も然りかな。
「面白い横文字だね。それを読み方換えたら?」。すぐいたずら心を起こす亭主。「グッド・ネイションズ・プレジャーなんていうのはどうかな。国民に良い喜びを与える保険」。「いいですね、使います」。
 彼からプレゼントを貰いました。三社札。彼は三社札を作るのが趣味とか。携帯電話のストッラップになる木札。きちんとニスで加工してあります。表は名前。裏には座右の銘。専用のストラップ。面白いアイディア。お礼にアイデアをひとつお返ししました。顔写真付きの郵便切手。郵便局の申し込めば作ってもらえます。筆まめな人にはもってこいのツール。「知らなかったです。早速やってみます」。
彼がどんな切手を作るのか・・・・。
友人の一人にHさんという保険の総合コンサルタントをやって居る人がいます。この人は凄い。博識。会社や事業主が加入している保険の数々を精査し、効率よい保険体系を作ることで、コスト削減につなげようという技量の持ち主。社会構造の大きな変化の中で「保険」の位置づけもかわって来ているのかも。資産運用という観点からしても。
ボクの人生。高校・大学。入学時にあわせて満期になる保険をこまめにかけ続けていてくれた母親の知恵でどうにか学費がまかなえていたことを記憶しています。


“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...