病気にはなるけど病人にはなるな。そんな言葉がある。
病院とは医者・看護師・患者のトライアングルで成り立っていると思う。
そのトライアングルは、文字通り、限りなく正三角形であることが必要だ。
病気を治すのは医者だ。外科手術を含めて。
病人を治すのは、いや、病人を作らないのは、患者本人の心の問題であり、そのサポートは看護師の役割だ。と、かねがね経験に基づいて思ってきた。
そして、患者は、その両者に信頼を置くことが肝要だとも。
20数年前、右の肺の中葉に出来た肺癌の摘出手術をした。数か月前から背中に激痛を発症。もろもろの検査結果から肺癌と診断され、結局摘出手術。
背中を肩甲骨のあたりから右わき腹まで袈裟がけに。
3か月間の入院。おもな愁訴は痛みだった。どうも癌が神経にさわっていたとかで。
執刀医は慶応病院の教授。見事な手術だったというが・・・。
痛みの解消についてはあまり関与してもらえなかった。
痛みの症状を理解し、多くの助言をくれ、別の医師も紹介してくれたのは、その病棟の看護師。
励ましも含め、「病人」にならずにすんだのは、数人の看護師“軍団”だった。
彼女たちとは今でも、交流がある。紹介してくれた当時の助教授とも。
病気を治すのは医師。病人を治すのは看護師。なぜなら彼女たちは患者の日常、症状に触れているからよくわかっているのだ。
患者の性格含めて。
この時以来、どうも痛みには滅法弱くなったようだ。
一月前の手術の痛みが取れず、より強くなっているの感。
あすからまた入院します。痛みの緩和やあわよくば治療のため。
また丘の上の住人にしばしなってくるのであります。
DPCとか、90日ルール。オブジーボなどの新薬。高野病院のこと。
丘の上で考えたことのいくつかはまたにということで。