子供の頃よく言い合った。「バカ丸出し」「まるでバカ」。
自分で自分を「丸バカ」と呼んでたやつもいた。
養老孟司の著作を借りるまでもなく、この国は今「バカの壁」の囲われているような気がする。政治家はまるでバカの集まりのような様。
官僚も物を言えないバカ。
それらのバカどもに我々はバカにされている。
官僚の書いた紙を読むしか能の無いバカ。
質問通告が無いから答えられないという首相のバカ。
日本語を常に読み間違えるバカ。
どんな質問が野党からあっても答えられるのが、その資質を持っているのが首相であり、大臣だ。職責だ。答えないのは職務放棄だ。その任に非ず、だ。
開き直る閣僚に手をこまねいている野党。
政権を追い込める「ネタ」を生かせない野党。
政権に対峙するよりも自分たちのエゴで離合集散を繰り返す野党。
国民のことを考えるより自分たちの都合を優先させる野党。
バカだ。
仮装通貨なるものにのめり込む人々がいることを最近知った。
とにかく儲かる仕組みだったらしい。
ネット一つで億のカネを稼ぐという。
「億り人」と称し、夜な夜な都心の高級バーで話し合いをしているとか。
カネの亡者というバカ。
中には生活費をねん出するためにこの仮装通貨の世界に、ネットの闇に舞い込んだ若者もいるという。悲しい話だ。
不倫報道に血道を上げるワイドショー。相撲界の騒動に時間を割くワイドショー。
視聴者を「バカの道」に誘っているようだ。
フェイクニュースと言う言葉を連発し、自分の意に沿わない政敵の攻撃を政治だと勘違いし、新兵器の開発を誇示し、武力で世界の覇者になろうとするアメリカの大統領。最悪の大統領。その人を支持する37%のアメリカ国民。
バカになったかアメリカ人。
かつて変人、小泉純一郎は田中真紀子を巻き込んで「自民党をぶっ壊す」と連呼して首相になった。
じゃ自民党はぶっ壊れたか。壊れていない。バカは増殖された。
今は反原発の士としてもてはやされている。正義の味方ぶっている。
バカと変人は紙一重だ。
原発推進の自民党に息子は加担し、人気を博している。
その息子の功績だけではないだろうが、名護の市長選では自公が推す候補が勝った。公明党の功績大だ。
名護の人口はここ数年6千人も増えている。
本土の人間が沖縄を語ることにはいささかの躊躇があるが、やはりあの沖縄戦は過去の出来事になったのだろう。
基地よりも日々の経済と苦渋の選択をしたウチナンチューもいるはず。
“バカ丸出し”のような世相を嗤う。
「バカとなんとかは風邪ひかない」と子供の頃言われていた。
「バカ」と書くと差別用語だとご批判なさる向きがある。
3・11のあと、トヨタのリ・ボーンと言うCM。ビートたけしとキムタク。
三陸の海に向かってたけしが叫ぶ。
「ばかやろー」と。
あのばかやろーにはいろんな意味を感じる。津波へのやるせない感情。
手をこまねいている国への怒り・・・。
バカとハサミは使いよう。時としてそれは「真言」となり得るとも思い。
ここ数日、このバカ爺は風邪をひいて寝込んでいました。
2018年2月5日月曜日
“チェルノブイリ”異聞
ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...
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新しい年となった。雪の中だ。 良寛の詩作を引く。「草庵雪夜作」の題名。 回首七十有餘年 首 ( こうべ ) を回(めぐ)らせば七十有餘年 人間是非飽看破 人間の是非看破(かんぱ)に飽きたり 往来跡幽深夜雪 ...
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そう、あれは6月の初めだったか。 急に視力が悪く、パソコンの画面が見え難くなった。 脳梗塞で入院した時、最初に診察してくれた当直の麻酔科の医師が「白内障が出てます。手術した方がいいですよ」と教えてくれていた。 その後転倒して、それも二回。 CT 検...