2017年9月4日月曜日

「かまってウンチ」

躾のある程度行き届いた犬も、飼い主にかまってもらえないとトイレでないところでウンチをする。怒られるのはわかっていて。
無視されているより怒られた方がいいらしい。

それを「かまってウンチ」というのだとペット屋さんから聞いた。

立て続けの北朝鮮のミサイル騒ぎ、核実験騒ぎ。
国際社会からさらなる「孤立化」を招いている“三代目”のある種の焦燥感が狂気の沙汰に及んでいるのではないか。

事前通告なしの北海道の上空を通過したというミサイル。
Jアラートに混乱させられた日本。

日本国中が避難騒ぎに話題が集中したことを三代目は満足しているのかもしれない。

Jアラートのばかばかしさはあらためて書くには及ぶまい。

それにしてもお粗末な政治家がいるものだ。
グアム近くの海域にミサイルを打つ。事前通告をした。ミサイルの航路も発表した。

島根、広島、四国。

なんで”計画を変えた“のかはわからない。

島根出身の自民党総務会長の竹下亘が「人口の多い広島ではなく、島根に落ちても意味が無い。ミサイルの精度が上がり東京や大阪、米軍基地を狙ったものが間違って島根に落ちることは無いと思ってはいたが」。そんなことを広島県内で語ったと言う。

言わずとしれた竹下登の異母弟。NHKの経済部記者出身。認識も発言もとても要職にある政治家のものとは思えない。

経済制裁を受け、非難をされる。核を持つことで、核保有国になるということで、自国の立場を優位に立たせようとしているのか。

孤立化の中で、次々騒動を引き起こす。存在感を誇示する。
まさに「かまってミサイル」「かまって核」と揶揄してみる。

かまってウンチをした犬は、怒られると「ゴメンナサイ」のポーズをとる。
「仲直り」をする。

「三代目」と話し合いをすることはおそらく不可能だろう。
北朝鮮の狙いがアメリカだとして、アメリカとの仲立ちをするのがアメリカの同盟国とされる日本だが、トランプと完全に一致と数度にわたる会談でもそれしか伝えられない。

アメリカと完全に一体化しているような日本が何を言うが北は受け入れまい。

テレビでは連日「専門家」が登場し、それぞれ薀蓄を傾けている。
希望的観測を述べたり、憶測を語ったり。

国民には何も真相がわからない。ツイッターで発信されるトランプの真意もワカラナイ。

何もワカラナイのだ。

もしかしたら、またJアラート騒ぎに巻き込まれるだけなのかも。

「平和」という言葉が宇宙の彼方に飛んで行ってしまうようだ。


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