2009年2月28日土曜日

東京育ちの東京知らず

東京へ行ってきました。江戸に行ってきました。行くたびにあの町は変貌している・・・。我が家の周りもすっかり、この数ヶ月で光景を変え。商店街に続々空き地。中高層ビルが立つとか。町並みがずっとそのまま歴史を持ち続けれことは無いとわかっていながら。どっか町並みもそこに住む人達も昔のままでいて欲しいというのは理にかなっていないってこと百も承知ながら。中学の後輩がやっていたミドリヤって洋品屋さんも跡形無くなって空き地。整地されており。亭主の母校の制服を扱っていたとこなんですが・・・。


新幹線で手にした冊子。トランベール。今月号の特集は古き良き時代の東京。江戸。落語の舞台をメインにした観光案内。隅から隅まで読んでしまいました。


子供の頃。高校生くらいまででしょうか。親や祖母の影響で、いや、連れられて。寄席に時々行っていました。大体が新宿の末広。古典落語を聞かされ、泣いたり笑ったり。家でもラジオでいつも落語をやっていた。真似して覚えてどっかで喋ったことも(爆笑)。講談、浪花節。よく聞いていました。いや、聞くよりしょうがなかった。娯楽ってそれしかなかったような。


トランベールに書かれている落語の舞台。例えば白浜。場所さえ知らなかった。題名は知っていたけど。浜松町と田町の間の一角。昔は遊郭もあったとか。


増上寺の鐘の音も聞いたことがありません。葬儀で行ったことはあるけど。


寄席の数も減ったようです。上野の鈴本演芸場。新宿末広。四つしか残ってないとか。2,800円。入場料。浅草界隈の昔の風情が書かれている・・・。どれも知らないことばかり。


鰻屋さんや蕎麦屋さんのことも。落語には必須の舞台。知っていたのは神田の藪蕎麦だけ(笑)。江戸と関西の鰻の焼方の違い。昔あったサザエさんという漫画。サザエさんは鰻を嫌って食べなかった。関西ではマムシって言われていたから。このマムシ。「間蒸し」と書くとか。焼いただけの鰻は固くて食べ難いからご飯の間に挟んで蒸したのが由来とか・・・。


論語読みの論語知らずーーーって言葉ありますが、東京育ちの東京知らず。読んだ瞬間は、是非今度時間作って行ってみようって思うだけ。今更聞けない東京名所。こんなに知らなくっていいのか・・・。自問自答なり(笑)。


病院も変わっていました。会計システム。現金自動支払機導入。診察券を黙って機械に入れ、番号票引き出し、その番号が表示されたら機械でバーコード読み取り支払い・・・・。人件費の大幅削減。コスト削減。慣れずに戸惑う患者さんたち。


会計窓口で無愛想なおねえちゃんに金払い、お義理で言われた「オダイジニ」。なんの感情もこもっていなかったけどまだ人の声が聞こえただけよかったかも。すべて機械化。機械化。IT.IT。寄席で聞く落語の世界は全てが"話術"。扇子と手ぬぐいだけの小道具。その芸はうろ覚えながら未だ忘れず。ほんとに泣いて笑った・・・。


都会ってやがて言葉のいらない社会になるんでしょうか。



2009年2月26日木曜日

去り際の一言

月一回の坪井病院。「その後いかがですか」。「はい、元気にやっています」。「それはよかった」。「体重減と前立腺が多少気になっていて。夜中に起きる回数ふえたんです」。「一回ちゃんと検査しましょう。次回に」。


担当の先生は禁煙外来も受け持ち。「煙草やめれば良いんですがね。やめられないでしょうね」。「・・・・・」。「余計ちゃんと定期的に検査しましょうね。いやね、こんな話があるんですよ」。


もちろんこの先生のことではなく。ある病院に通っていた喫煙者の話。どうしてもやめようとしない。つい医者が言ってしまった。煙草やめるまでは病院に来なくていいです。その患者さんは来なくなった。数年後その患者が急患で運び込まれた。末期。医者もショックだったとか。言う方も言う方だけど真に受けた患者さんも・・・。止められないなら、ちゃんと検査したり、顔出ししていれば、その患者の表情である程度病気が分かる。という意味なんでしょうが。


いつも亭主の顔を見て話をしてくれています。この前テレビでやっていました。鬱病治療。精神科医を標榜する医者の多くが専門でない。患者の顔を見ることもなく、ただ無意味に薬処方。それも誤処方。医療現場の一面。


先生が面白い話をしてくれました。去り際の一言って話。患者さんは医者の前にくると緊張するのか、自分の病状をちゃんと訴えない。他の病気の話をして診療終わり。ドアを開けて出て行こうとする時、決心したように、あ、言い忘れてった感じで「あ、それと最近胃の具合が悪くって・・・」。その一言を聞き漏らさないようにしてるそうです。「ちょっと待って。そこにもう一度座ってください」。ゆっくり話を聞く。そして検査薦める。胃ガン発見。


こんなケースが多いと先生は言っていました。患者が発する一言を聞き漏らさない。顔をちゃんと見る。そんな医者だってちゃんといるってことを再認識したきょうの病院・・・。ホントの事は去り際かついでのようにしか言えないのか・・・。


病院のハシゴってわけじゃありませんが、明日は東京、慶応病院。これまたいつもの定期検診。きょうの話を慶応のセンセイにもしてみようかな。予約してあってもずいぶん待たされるセンセイ。実は患者さんの話を良く聞いてよく説明してる良いセンセイなのでは。きょうも亭主の事で何人かの後の患者さんの待ち時間多くしちゃったかな.



2009年2月25日水曜日

朝日新聞、この"欺瞞"に満ちたメディア

個人的な感情は多少あっても、朝日新聞という新聞には恨みもつらみも、憎しみもないのですが・・・。良い記事が載っている新聞だと思っているんですが・・・。


朝日新聞社が東京国税局から5億1800万円の申告漏れを指摘され、修正申告して1億円余りを納付した。昨夜のNHKニュースで知ってびっくり。申告漏れっていわば脱税でしょ。紙面で脱税疑惑を大々的に報じ、その企業を糾弾してきたマスコミ。それが自分のところもおなじことをやっている。もう何でも有りの世の中。正義って何?


京都総局ではなんと1,800万円のカラ出張。その使途は明らかにはされていませんがどうも社員の飲み食いって話も。公務員のカラ出張、裏金疑惑を追及してきた急先鋒だったのに。役所の裏金はそれでも備品に化けたものも。飲み食いの散財ってのは悪質すぎる。


朝日新聞は過去にも"脱税"の実績あり。テレビ朝日でもあった。ま、他のメディアでも大同小異のことはあるんでしょうが。


ひどすぎますね。


今日の朝刊。どいう記事でどういう扱いかと思えば第二社会面の小さな記事。事実関係と広報のコメントだけ。「関係者を処分し、今後一層の適正な経理税務処理に努めます」だって。まるで他人事じゃないですか。


処分。甘い。処分といえない。しかもトカゲの尻尾きりみたいな。


不祥事であること間違いなし。もしこれが他の企業でのことなら、朝日は関係者だけでなく、経営責任を追及したでしょうし、それこそ「任命責任」だって追及したはず。甘い、甘い。


おしなべて他のメディアも扱い小さいし。asahi.comからはこの記事削除されているようだし。


出向社員の給与差額や販売店への奨励金は寄付と認定されたとか。こんどは寄付された側の経理処理が問題。朝日新聞から出向を受け入れている地方のテレビ局はちゃんと対応しているんでしょうかね。


もはや「社会正義」を標榜するメディアも生き残りをかけた企業経営の中でなりふりかまわず。しかもそこに不正すら介在させる。なにをかいわんや。矛盾と欺瞞に満ちたメディア。取材費の不正操作。処分されたのが全部編集局長。これって記事の信頼性を著しく損なうことにならないのでしょうか。


お詫びする気があるのなら、いや、詫びて当然。一面でしっかり扱い、社長が前面に出て詫びるべき。法令順守、コンプライアンスってメディアにとっては他人事?危機管理ってすぐ騒ぐけど、トップにすぐ詫びさせるけど、自分のところは・・・。


メディアは矛盾と欺瞞に満ち満ち。「おくりびと」受賞を称える記事もどこかしらじらしく感じられ・・・。



2009年2月24日火曜日

麻生は犬も"敵"にまわした

新聞のベタ記事。青森で講演した麻生首相。日教組批判。その関連で飛び出した犬の話。教科書の記述変更。


「おじいちゃん、おばあちゃんと一緒の写真、こっちは犬と子どもと一緒の写真。両方家族ですって。おばあちゃんと犬は同じか。こんなふざけた話がどこにあるんだと言って、やり合ったことがある」と。


 05年度の教科書検定で「ペットを家族の一員と考える人もいる」との表現が「家族の一員のように親密に思っている人もいる」と変更され、その前年度の検定では「Aさんの家族(母、父、弟、犬)」が削除された。同時期の国会質疑で自民党議員がペットを家族に含めることを批判しており、首相発言はこうした経緯をふまえたものだと記事は指摘しています。


あらら、麻生君。いいんですかね。こんなことを引き合いに出して。


亭主は日教組支持ではありません。でも犬は家族だと思っています。かけがえの無い家族。犬好きの犬談義をするつもりはありませんが、犬は人を裏切らないし、どこまでも忠実だし、あの目は「神様」のようだと思っています。犬優先の生活の不満はありません。犬に十分癒しを貰っています。


親不孝のようだけど、母親の写真は仏壇の中。犬の写真は歴代の相棒。その写真は居間にあります。おばあちゃんの写真も仏壇の中。おばあちゃんも犬も同じだと。


犬の話と日教組がどうからんでくるのか理解出来ません。家族の中の犬の位置づけと教科書の記述との関係も。


麻生君、犬嫌いだったんでしょうかね。おかしいです。バレンタインデーの前の日、官邸を訪れた盲導犬。その犬に頬ずりしていたではありませんか。そして言ってたじゃありませんか。「犬だけには好かれる」って。あの時の写真は家族写真のようでしたよ。


盲導犬や介護犬の世話になっている人にとっては犬は家族。いや家族以上です。かけがえのない存在。家族って定義の中にはかけがえのない存在ってことが一番だと。


場当たり的な"食言"とも思いますが、かくて麻生は犬からも嫌われる。もちろん介護犬を必要としている人からも・・・。



2009年2月22日日曜日

痩せた・・・

♪痩せてやつれたオマエの姿ーー♪。歌で揶揄する気はありませんが・・・・。


中川サケ・プロブレム以来、テレビで見る麻生くんの頬はすっかりこけました。一時の艶福な顔立ちではなく。やつれています。ふと見せる"素"の表情は、老人特有の人相・・・。そりゃそうだと思いますよ。休みもなく八面六臂に飛び歩き、やること為すこと裏目に出て。マスコミ、野党に叩かれ、身内からも非難され、友達には足をすくわれ、支持率は低下の一方。


夜、ちゃんとねてられるのかどうかは知りませんが、精神的ダメージは相当きついでしょうね。この限りにおいては同情申し上げる次第。あの強靭な体力と精神力を兼ね備えていた田中角栄すら、あらゆる批判に耐え切れず顔面神経痛になってしまった。毎晩の深酒もあったし・・。


総理大臣というのはほんと激職です。しかしそれに耐えることが要求される。"孤独"を含め、それが宿命。なりたくなってなった。


頬がこけたのもさることながらワイシャツの左右の襟も重なっている。そういうファッションかもしれませんが、どうも痩せたのではないかとも。


ついにお側に仕える記者さまたちが質問。「オレ、凄い健康。体重は全く変わらないし、よう寝られるし、よう食べられる」。体脂肪率は15%台、疲れは感じないと。


そうでしょうかね。これって"痩せ我慢"っていうのでは。公邸に住まいを移してから、ウオーキングは欠かしてはいないようですが酒席は減ったよう。サケを減らすっていうのは良いことには違いないんですが。


とにかく他人事ながら余りにも大きい多いストレスを受けておいでとは察するに余あり。もしストレスないとしたら、それこそノー天気。それを微塵も感じさせないところが彼の彼たる所以でしょうが。普通の人ではやってられない。美意識の高い人なんでしょうね。


政治家は健康問題が命取りに。致し方ないこと。気力で乗り切っておられるんでしょうね。もし辞めたらがっくり来てそれこそほんとの病気にかかってしまうかもしれず。せめて口先だけが健康そのものって印象がまだ救いかも。


他人事ではないのです。亭主も痩せてきました。63キロあったのが今は55キロから56キロ。体脂肪は11%から13%台。ジムで体組成のテスト。58キロは欲しい。筋肉がそれだけ足りないとのこと。ずぼんは全部ぶかぶか。疲れ易くあり。気力は変わっていないと思っているんですが。ちゃんと三食食べてます。ただ、酒席は減りました。どこかで批判、非難の声があるのかも知れませんが耳には達せず。支持率調査をされたこともなし(笑)。ストレス・・・。やはりお金のことでしょうかね。いつも根底で悩んでいるのは。かと言って明日の米に困っているわけじゃないんですが。5年先は見通せない(笑)。


麻生くんとほとんど同年齢。口も悪いし、時々キザを気取ってみたくもなる。鏡で毎日見る自分の顔。頬もこけた。毎日体重計に。目方に一喜一憂。それが増えたってことじゃなくて減ったことへの懸念。医者はなんともないって診断。


そうだきょうもジムに行こう!!筋トレだ!!。ジムで久しぶりに会う人には必ず言われる「最近痩せたんじゃない」。どこも悪くないのに。悪いこともしてないのに。後はタバコだけかな・・(爆)。


麻生君、早く辞めて一緒に遊ぼうよ



2009年2月21日土曜日

「慣れ」

またまた「中川問題」で恐縮なんですが・・・。


あのローマでの記者会見に同席していた記者の間でそれなりの「総括」が行われているようです。当然でしょう。


G7会議の昼食会を抜け出してホテルでランチ。ワインあり。読売新聞の記者が同席していたとか。スポーツ紙はもてはやします。「美人記者とワイン」って。これもはなはだおかしい。いくら三流マスコミだといっても「美人」であるかどうかは関係ないこと。なんでこんな見出しや記事にして何をいいたいのか。だから常にマスコミは"悪者"にされる。読売の広報のコメント。原稿問い合わせの電話で席をはずしたりしていたのでワインを飲んだかどうかはその記者は知らないーって。広報のコメントじゃなくその記者署名入りで書きなさいよ。それもマスコミ人としての責任の一つ。その場の模様や同席することになった経緯を。逃げてる。


共同通信の「検証」。記者は3人、会見の席にいたとか。あやしげなそぶり、怪訝に思い。酒を飲んでいるのかって思ったけれど、常日頃中川の酔態ぶりをみていたので「またか」って感じて、酔態を見るのに慣れていたのでついつい詰問どころか、あのおかしな答弁にも不思議がらず内容を斟酌して送ったとか。「慣れ」だったそうです。そしてその「慣れ」を反省する言葉は一行も無い。


朝日新聞は読売新聞の記者の同席を報じ、「朝日新聞記者は同席していなかった」って鬼の首でも捕ったような一行。


取材って行為の中で一番怖いのが「慣れ」。記者クラブにいて発表ばかり書いているのも慣れ。慣れは馴れ合いに通じ、やがて癒着に転じる。


中川事件。期せずしてマスコミの有り様もあらためて問われている出来事と。



2009年2月20日金曜日

「中川」と「クリントン」

中川昭一が辞める辞めないで一日中騒いでいる日、折しもアメリカ国務長官のクリントン女史来日。


新聞、テレビの扱いは。皆中川の動向を追い、「政局」に振り回され・・・。分刻みで動き回るクリントンのニュースは後回しって印象。


いろんな解釈できるでしょうが、国益って観点から見ればクリントン来日、誰とあって何を話し、その深層を探り、その意味を克明に伝えることの方が大事なニュース。極端に言えば中川スキャンダルでクリントンはニュース的には片隅に追いやられた格好。


少なくともアメリカではトップニュースとして扱われるものと確信していたでしょうに。中川の醜態もさることながら、「日米同盟」をなんと思っているのかと、対日不信を覚えさせかねない。


ニュースの選択って難しいですよね。中川が大事な日米同盟にいささか亀裂を生じさせたって嘆く向きも。


どうも興味本位のメディア。


醜態を言い訳して、不様な姿をさらし、能なし総理をあらためて見せてくれて・・・・。これが日本の今の政治家トップ。笑顔を振りまきながら、毅然として職務をこなしていくクリントン女史。彼我の政治家の姿をその日のニュースで比べてみて、国民はなんと感じたのでしょうか。


中川は辞めて当たり前。アメリカ新政権とこれから日本がどうつきあって行くかのほうが国家百年の大計にたてばどちらが重大なことかは自明の理だと。


24日に日米首脳会談。これだって一面トップ大見出しのニュースの筈。すべて中川が悪いんだって言ってしまえばそれまでなんですが・・・・。それとも「死に体総理」が誰と会って何を話したって無意味って見放した結果でしょうか。


もうあの中川の醜態をテレビの画面で見るのはうんざりなんです。



“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...