2009年2月24日火曜日

麻生は犬も"敵"にまわした

新聞のベタ記事。青森で講演した麻生首相。日教組批判。その関連で飛び出した犬の話。教科書の記述変更。


「おじいちゃん、おばあちゃんと一緒の写真、こっちは犬と子どもと一緒の写真。両方家族ですって。おばあちゃんと犬は同じか。こんなふざけた話がどこにあるんだと言って、やり合ったことがある」と。


 05年度の教科書検定で「ペットを家族の一員と考える人もいる」との表現が「家族の一員のように親密に思っている人もいる」と変更され、その前年度の検定では「Aさんの家族(母、父、弟、犬)」が削除された。同時期の国会質疑で自民党議員がペットを家族に含めることを批判しており、首相発言はこうした経緯をふまえたものだと記事は指摘しています。


あらら、麻生君。いいんですかね。こんなことを引き合いに出して。


亭主は日教組支持ではありません。でも犬は家族だと思っています。かけがえの無い家族。犬好きの犬談義をするつもりはありませんが、犬は人を裏切らないし、どこまでも忠実だし、あの目は「神様」のようだと思っています。犬優先の生活の不満はありません。犬に十分癒しを貰っています。


親不孝のようだけど、母親の写真は仏壇の中。犬の写真は歴代の相棒。その写真は居間にあります。おばあちゃんの写真も仏壇の中。おばあちゃんも犬も同じだと。


犬の話と日教組がどうからんでくるのか理解出来ません。家族の中の犬の位置づけと教科書の記述との関係も。


麻生君、犬嫌いだったんでしょうかね。おかしいです。バレンタインデーの前の日、官邸を訪れた盲導犬。その犬に頬ずりしていたではありませんか。そして言ってたじゃありませんか。「犬だけには好かれる」って。あの時の写真は家族写真のようでしたよ。


盲導犬や介護犬の世話になっている人にとっては犬は家族。いや家族以上です。かけがえのない存在。家族って定義の中にはかけがえのない存在ってことが一番だと。


場当たり的な"食言"とも思いますが、かくて麻生は犬からも嫌われる。もちろん介護犬を必要としている人からも・・・。



“チェルノブイリ”異聞

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