2009年2月18日水曜日

選挙民が問われる番

中川昭一の「醜態」。あの醜悪な映像をもう何回見させられたことか。おまけに昔の拉致議連での醜態映像まで。


ほとほとあきれはてました。本人はもちろん、それをかばう麻生くん。君らが政治家の質を下げ、政治の質を下げ、この国の品格をいかほど損なっているか。


酒を飲んでいたかどうかは問題じゃない。風邪薬だって問題じゃない。理由の如何を問わず、公の場でさらした醜態は万死に値する。


なんでまあこうも具合が悪くなると皆逃げるように「病気」のせいにするんだろう。病院は"悪人"の駆け込み寺かって。なれ合いの医者の書く診断書なんて結果はみえみえ。飲酒運転で事故を起こして逃げ、酒がさめてから出頭するの類。医者に行っても酒は検知されない。だから、なにがあっても"体調不良"は言い訳の材料にならない。それを許す風土があることがおかしい。「健康」な時から彼はいつも鼻をぐずぐずいわせているし。


今朝の新聞に出ていたローマでの彼の日程。なんと「一部の記者」と食事ってある。この記者ってどこの社の誰?。自ら名乗り出て、正直にその場の様子を「報道」すべきじゃないの。黙りを決め込む「ご用記者」じゃないことを祈る。


野党は参院で問責決議案。可決されるでしょう。さて、それを無視して野党の審議拒否をあげつらう挙にでるのか、麻生くん。


中川昭一の「酒癖」は承知の事実。前回選挙では民主党候補と「僅差」で当選。


今回の醜態。国民の誰もがあきれて、怒っている。彼をかばっているのは誰?。「体調が悪いのに、時差も乗り越え、会議も無事こなした。それでいいじゃないか。記者会見なんて公式行事じゃない」。そんな見方をしてる人って誰?


今朝の立ち話でも彼は言っていました。「関係者に迷惑かけて申し訳ない」って。国民に対してのお詫びは無し。彼らの頭の中には「国民」というものは存在していない。


今、急遽飛び込んで来たニュース速報。中川辞任。辞任認めず罷免すべき。とにかく辞めたが、その後・・・。


さてさて、どのみち数ヶ月後には来る選挙。彼の選挙区北海道11区の選挙民はどういう審判を下すのか。帯広を核とした36万人余の人口。どれだけの人が彼を支持し続けるのでしょうか。"日本の恥"をまたまた国会に送るつもりなんでしょうか。


政治家の「非」が問われるとき、そこには選挙民の「資質」も問われることになるのです。



“チェルノブイリ”異聞

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