2009年2月15日日曜日

狭い日本のはずなのに・・・

郡山は現在の気温、8度。いつもの2月。ちょっと生暖かいような冬。風はやはり寒く寒じられ・・・。


ニュースを見ていて驚きました。なんと静岡では25度を超え、東京や千葉でも23度とか。これって夏の気温。冬なのに夏・・・。


新幹線を郡山駅でコートの襟を立て首をすくめて待ち、新幹線の中でコートを脱いで、東京駅では上着も脱ぐ。東海道新幹線に乗り換えて静岡についたらTシャツ一枚・・・・。ハワイやオーストラリアに行ったのならまだしも、時差の無いこの狭い日本列島でこんなに気温が違う。これじゃ共通の価値観なんて生まれない(爆)。


観測史上初めての珍事だとか。2月の25度。温暖化なのか、あくまでの一過性の異常気象なのか。これじゃ自然の生態系も狂ってしまうことも必定。旬の食べ物がわからなくなるし。


郡山もこの冬は雪が極端に少ないです。皆、不思議がっている。「そのうち3月や4月の頭にはどかっと降るさ。例年・・・」。そういいますがもう雪は望み薄かも。


世の中、全てのことをよく風に例えます。人生にどんな風が吹くかーーだとか、不景気風が吹いているだとか。南から暖かい風が吹き込んだのが、この異常気温の原因だとか。


温かいのは気象を狂わす風だけ。その他の「風」は依然すこぶる冷たく・・・。


温かいとどうしても喉は乾くし、ぐいっと一杯飲みたくなるビール。ビール会社も不景気、買い控えの影響で売り上げ減少。思い切った広告宣伝費の削減でどうにか利益を計上したという12月の決算。そういえば、あまりビールのCMを見なくなった、少なくなった。広告費の削減。即、広告代理店の収益に影響。天下の電通、博報堂など軒並み減益。栄華を誇った広告会社も今や青息吐息とか。広告業界に吹く風は冷たくあり。テレビもラジオも新聞も大変であり。軒並み営業収益ダウン。企業の広告宣伝費はインターネットにシフトしている。どれくらいの広告効果を見込めるのかは別にして、さもありなん、楽天は大幅増益だとか。インターネット広告なんて見たこと無いって人もいっぱいいるでしょうに。


「狭い日本、、そんなに急いでどこへ行く」。スピード違反を戒めた標語が流行った時がありました。高度成長の時代。勝ち組、負け組。世間にはいろんな風が吹く。スピード感あふれる"施策"だけが不況風から抜け出すものとは思えませんが。


企業も格差、経済も格差、気温も格差。狭い日本の筈なのに・・・・。全国一律。意味無く飛び交うのはバレンタインデーのチョコレートだけ(笑)。



“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...