小泉ライオン丸が吠えました。麻生太郎に噛みつく、噛みつく。
「怒るというよりも笑っちゃう。あきれるばかり」。「お前には奇人変人よばわりされたくない」ってばかりに。元総理大臣と現職総理大臣の口喧嘩。満を持しての登板。そりゃそうでしょうよね。飼い犬に手を噛まれたみたいなもんだから。
そして極めつけはこのお言葉。「定額給付金法案なんて三分の二条項をつかって成立させるほどのではない」。法案には反対とか異論を唱えているのではない。三分に二って絶対多数は俺が稼いだもの。それに乗っかってやるなら俺の意に反することを言うなってこと。使わせないぞ。俺の遺産は。
えたりやおう。民主党がすぐ飛び乗る。来週頭の参院採決を見送り、20日以降の小泉の動向をみるって戦術に。
平成忠臣蔵。赤穂浪士のの討ち入りではないけど、コイズミの忠臣たちは「こけにされた殿の敵討ち」って挙に出ることも。衆院での採決に加わらない可能性大。定額給付金なるものは絵に描いた餅に・・・。
しらけきった永田町劇場。もはや観客もそうはいないものの、いよいよ終幕へ。
曲がった口から出てくるのは曲がった言葉だけ。それもすべて"逃げ口上"。舞台の最後でどんな口上をのべるのか。太郎役者。
言ってみれば元総理と現総理の「親子喧嘩」。遺産相続争い。遺産を譲る相手を間違えた(笑)。
きのうの会合。コイズミの傍らに控えおった中川秀直あたりの筋書きか。さもありなん。森喜郎の不機嫌なこと、不機嫌なこと。記者につかみかからん勢い。舞台の袖に引っ込んでいればいい筈の大根役者がちょろちょろ。
夫婦喧嘩は犬も食わぬ。親子喧嘩は虫も食わない。(爆)。
悲しいかな、自民党ももう終わりですね。誰が何を言ってもすべて負け犬の遠吠え。犬の遠吠えなら多少耳を貸そうと思う物の、この人達の遠吠えには耳を貸すのも面倒なり(笑)。ワイドショーと週刊誌だけが喜んでいる・・・。