2009年2月2日月曜日

明きの方

明きの方。あきのかた。恵方。神様が来臨する方角をいうそうです。


きょうは節分。昨夜、友人から貰った早稲田の穴八幡神社の御札。「一陽来復」を恵方に向けて祭りました。昨夜は熱燗でありました。毎年節分の前後は寒い日が。地元の酒蔵の社長夫妻、農場経営者、カーテン屋さん。鍋を囲んで談論風発。時の経つのを忘れてしまい。


食料自給率が40%という農業国の筈なのに。今の農政の在り方はいかに。地産地消と言われるがそれの本来の在り方はいかに。雇用不安で農業を目指すという人も増えているといわれるが農業ってそんな簡単なものではない。郡山の農業の在り方は・・・。


農作物と健康。旬の野菜とはもともとそうあるもの。通年でイチゴがあるのはおかしくないだろうか。郡山の米は郡山の水で炊き、郡山で食べるから美味しい。気候風土と食生活との関係・・・。試行錯誤を繰り返し、自分たちの農業をどうやって行くかが若い農家の課題。方向性を見つけないと・・・。話題は尽きませんでした。


気がついたらヤバイ時間。夜中の12時には御札を祭らないといけない。持ってきてくれた友人に怒られる。酔眼朦朧で御札を貼り・・・。


今年の恵方、明きの方は東北東だそうです。寅卯の方角。なにせ一陽来復の御札は金銀融通のお守りとか。鰯の頭も信心からっではありませんが・・・。


テレビでは早速やっています。豆まきの話。これはほほえましい行事なんですが。どうもいただけないのが「恵方巻」と称する太巻き寿司の一気食い。恵方の向かって太巻き寿司を両手で持って黙って食べると良いことがあるーーーー。ワイドショーのコメンテーターまでが馬鹿面してかぶりついている姿をみると悲しくなります()。だって、これは昔から伝統的にある風習ではなく、海苔業者が海苔の需要喚起のために"考案"した販促作戦。大手コンビニやスーパーも悪乗り()


あっちでもこっちでも猫も杓子も「恵方巻」。山積みされてる太巻き寿司。地産地消とはおよそかけ離れた"行事"。黙って食べる一食分の食事。健康にもよくないでしょ。無口で食べるなんて()。ま、関係ないことではありますが。


豆まきはまいた後で年の数だけ豆を食べるとか。そんなに豆、食べられないし()。いえいえ風習に異を唱えてる訳ではありませんが。

そしてネタバレ。きょうは何の日。海苔の日だそうです。とにかく節分。季節の

れ目。何でも良いからいい年になればいいのですが。節分を境目に運勢も変わるとか。運が来ればいいのですが。


豆をまいて数ヶ月後。今度はばらまき給付金が貰えるんですね()



“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...