公務員の「天下り」、「渡り」が国会でいろいろ議論されています。それが根絶されるとはとても思えず。人材なんとかセンターを隠れ蓑に天下りは絶えることはないでしょう。
エリート官僚にしても出世コースからはずれた人が60歳まで役所にとどまる。やる気を無くした公務員が、それこそ税金ドロボーが増える。民間企業は役所との"癒着"無しにはやっていけない。どうしてもパイプを欲しがる。60歳定年で終わってもどうやって食っていくのか・・・・。元公務員失業者も増えるでしょうな。ハローワークに行ったって仕事あるわけではない・・・。
それはともかく高級官僚が退職後にいろんな団体や特殊法人、民間を転々として多額の報酬を受ける、退職金を貰い続ける。3億とも4億とも。けしからんには決まっています。で、この「渡り」って言葉、いつ頃から使われ誰が言い出したんでしょうかね。どう考えても渡り鳥から来た表現なんでしょうね。
生物の渡りには三つの原因があると言われています。季節によって食べ物の豊富なところを探す。二つは繁殖の為。三つは厳しい気象条件を避けるためとか。うん、まさに繁殖を除いては公務員と同じ(笑)。
霞ヶ関、永田町にはいろんな鳥が棲んでいるんですね。そうそう、昔は風見鶏って異名をとった総理大臣経験者もおられましたし。
最初「渡り」という字を目にしたとき「わたり」と勘違いしました。「わたり」とは給与体系のこと。公務員の給与。実際の職階よりも上に給与を出すこと。公務員のワタリとはこれだと思っていたんですが。天下りは昔からあったけど。
福島市に渡利という地名があります。風光明媚な場所。「渡りはけしからん、けしからんーー」って国会で言われる度に渡利の住民の耳には嫌な響きに聞こえるのではないかと。「おらげの町はそだに悪いとこけ」(爆)。多分、阿武隈川を渡るのに利便がいいから付けられた地名なんではないかと勝手に推測(爆)。そっか。公務員という職業を選択したのも世渡りに便利ってことか・・・(爆)。
世渡り下手な亭主の戯れ言。