2019年9月5日木曜日

消費税増税と言う“悪魔の選択”

消費税が10月から2%増税される。断固反対です。今更ながらですが。
消費税の2%増税。増収は約5兆円。

3%・5%・8%・・・。消費税は目的税ではないが「社会保障費」に必要だからと思ってきた。
ところがどっこい。社会保障に振り分けられるのは18%程度だという。
目くらましとさえいえる軽減税率の適用で1兆円が目減りする。
景気の落ち込みを防ぐ対策として導入されるポイント制やプレミアム商品券の発行費用、乗用車や住宅購入時の減税拡大などのために使われる費用が2兆円。、増税に伴う景気落ち込みを補うための“負担軽減策”で、増収分はすべて打ち消される。実質的な増税効果はまったくない、馬鹿げた増税なのだ。

新聞はこの消費税増税の事をあまり書かない。批判しない。
新聞は軽減税の対象にしてもらっているからだ。

今のうちに車を買っておこう、家を買っておこう。いわゆる駆け込み需要をテレビは煽る。テレビで言うのはお得なポイントの話し。
店内で食事をすれば10%、持ち帰れば8%。その話の繰り返し。
あげくはポイント還元のお話ばかり。

いまこの国は「ポイント」に操られる国になった。そして、消費増税対策で中小企業は本来の業務に影響が出るくらいてんやわんや。
なんと生産性の悪い事か。

駆け込み需要含めて大企業の内部留保は大幅に膨らんでいる。
しかし、法人税増税なんて気配はない。

あるとこから取らずに無いとこから絞り出すように取る。そんな税。

かってあった「便乗値上げ」的なことをくにがやっている。値上げじゃない個人情報の吸い上げ。
マイナンバーカードを作れという。そうしたらいくらかの“甘言ポイント”を差し上げますとくる。
税金を吸い上げ、個人情報も吸い上げるというお上の汚い手口。

便乗値上げするのは郵便局。郵便料金が葉書も封書も1円ずつ上がる。
小泉改革がもたらした郵政民営化。天下の悪政。民営化していなければ便乗値上げは出来ないはずだが。

郵便局と言うお国の機関だからと思っていた人はお国が騙すわけがないと損しかしないかんぽの投資話に飛びつく。
「貯金してても利子は付かないですよ。眠らせているお金は生きてるようにつかいましょうよ。運用しましょうよ」。

騙されて投資が目減りしても自己責任。

手を変え品を変え「負担」を強いるお国。
手を変え品を変え「増税対策」の翻弄される、たとえば牛丼屋。
混乱は半端無いのでござる。

儲かるのはレジスター会社か。東北には対応が出来ずに店をたたんだ人のいる。

例を挙げれば枚挙に暇がない。

とりあえず消費税だけについて言う。
この国の政治の在り方はおかしいよ。
民の安寧が全く確保されないんだから。

先進国だというなら増収分はやはり「社会福祉」でしょ。一部は教育の無償化や保育士の確保に向けられるというけれど。

社会の混乱を来す消費税増税には絶対反対です。
消費税反対のデモ、大衆行動は香港のようにはならないし。

消費税は内閣にとっては鬼門だったはず。安倍の狡さは2度、3度とずらして、馴らさせてのえいや~お~。

消費税を巡る詐欺や税逃れや、またまた悪童どもが出てくるのも必定。

“チェルノブイリ”異聞

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