2009年8月10日月曜日

雪花菜

雪花菜と書いてなぜか「きらず」と読みます。「きらず」とは「おから」の事。そうです。あの豆腐を造る過程ででるオカラ。亭主はオケラ。大豆から豆乳を絞る過程で出来るオカラ。なにかと重宝な食べ物。ちょっと加工すれば、それはもうーーーー。絶品に化ける。オカラの「から」は茶殻のカラと同じように絞りかすの意味。それに「お」をつけちゃった。「お」をつけるほど貴重な物なのかも(笑)。


週末。東京から珍客。にわかガイド。ツアコン(爆)。夕方から福島新樹会。桜井よしこの講演。さすが元NTVニュースキャスター(笑)。話術巧み。強烈なアジテーター。論客。恐るべし。


夜。その懇親会。そして、もう一つの集まり。憂国の若者との意見交換会。


折しも郡山名物「うねめ祭り」。会場の中にもまぎれこんでくる祭りの参加者。企業があつらえた揃いの浴衣姿。さ、出番。雨の中での「踊り流し」。ごくろうさん。楽しかったのかな。その風情は見えず。義務、義務って身体が言っている(笑)。


露店が出て祭りの雰囲気はあれども、そのパフォーマンスは果たして祭りか。東北6県。どの県からも"認知"されていない夏祭り(爆)。


「単なる盆踊りだね」。あいかわらず辛口でくさす亭主。傍らの郡山名物女史。「盆踊り以下だワイ」。他の町の盆踊りの方が趣向あって立派だゾイ」。なぜか市民から支持されないお祭り・・・・。


踊り流しが終わった後、まだ交通規制中の通り。小雨。最後の掛け声かえる露店の売り子さん。漂うあの露店特有の匂い。衣服ぬらしながらも"余韻"にさまよう人・・・。祭りの後は空しい。カラだ。ハレの祭りの絞りかすだ。茶殻のように散乱するゴミ・・・。味付けしてないままのオカラのような祭り・・・。


会合のハシゴ。地回り。昨日は二日酔いあり。風邪気味あり・・・。それでも「論語」の勉強会へ。巧言令色少ないかな仁。誰のことか・・・。勉強会の回りを拡声器の騒音まき散らす選挙カー。


事務所の近くに雪花菜って屋号の店があります。正確にいうとあった。「きらず」っていうふりがな付き。小料理屋さんだったらしいんですが。近くのご隠居さん情報。始めてすぐに閉めちゃった。お客が来らず。いつもカラだった・・・・・。


雪のように白く切らずに食べられるってことからオカラを雪花菜って言ったとか。何事も「切らず」ではダメ。世の中も身銭も(爆)。オカラは別名「卯の花」とも言います。そんな屋号の店ってどっかにあったっけ。東京にはあったような・・・。


何!。また町をうろつき、二日酔いで風邪気味かーーーー。お叱り聞こえるようで。スイマセン。一応"お仕事"なんです。いい年こいてお元気で何より・・・なんて「オカラカイ」にならないで下さい。



2009年8月7日金曜日

モザイク

裁判員制度による初の公判が終わった。この制度の是非を論ずるわけではないが、未だにどこか釈然としない思いを抱いている亭主。市民感覚を裁判の中に取り入れる。なら、裁判官や司法関係者が市民感覚を学べばいい。世間を勉強すればいい・・・。法に照らして、人を裁くことを職業としている人と、市民感覚の中で知らずに、意識せずに、思いだけで「裁き」をしてきた人達との差は・・・。


それはさておき、公判終了後に記者会見に臨んだ裁判員の方達。顔を隠すわけでもなく、自分の言葉で「感想」を語った。こころない輩がどこかに存在するこの世の中。いわば堂々と顔を出し、顔を見せた。素晴らしい人達だと。何らかの"不利益"あることも承知の上で。偶然ではあろうが、制度に叶う人達がたまたま選ばれたのかもしれないが。


制度の定着を目指す「当局」の様々な工夫、配慮もあったであろうが。顔出して記者会見するとは思ってもいませんでした。ネットを含め、「匿名社会」が蔓延してるこの時代に。


「責任を果たした」。そんな思いがあの方々にあったからでしょうか。顔の見えない世の中に顔を見せてくれたことへの敬意。もし、あの会見で裁判員の顔にモザイクがかけられていたら、それこそ裁判の信憑性にも感覚的疑念が湧く・・・。


そして思うのです。テレビにはなんであんなにモザイクが多いのか。モザイクをかけなければ話出来ないという"目撃者"がいるとすれば、そもそもテレビカメラの前に出てこなければいい。警察だけに話していけばいい。


モザイクを"武器"になんでも話を聞こうとするメディアにも問題あり。見ている方はモザイクがあればあるほど、その「中味」を見たく知りたくなる。


ニュース番組だけでなく、最早あらゆる番組、バラエティーにまで「演出方法」としてなのかモザイク、モザイク。


一括極論。モザイクは映像文化の堕落。


テレビの黎明期。映像で社会の真実に迫ろう。こうした気迫を持っていたカケダシテレビマン達と今日のテレビの差異・・・。


テレビ映像はいかにあるべきか。デジタルなどというハード論にうつつを抜かす前に、テレビ人は真摯に考えなくてはいけないと。


あの裁判員の人達の姿勢が、それを改めて教えてくれた。テレビに対するある意味"裁判"だったのかもしれない。自分に責任を持つという意味においても・・・。


余談。裁判員は70歳以上の人はなれない。今回の被告72歳。「キレた」老人。おしむらくは、被告に同情するとかそういうことではなく、キレル老人と同世代の裁判員がいて、そのことに言及して欲しかったなと。どこかで事件の本質、根底にある視点だとも思うから。



2009年8月6日木曜日

せなサマ

昨夜はプール仲間の「オジンの会」。駅前の大衆食堂で。餃子、焼きそば、焼きうどんつまみながらビール、酒、焼酎・・・。たわいのない会話の連続。どこかで地縁血縁で人がつながっている地方都市。誰かの話になった時、「あれはだれそれのせなサマだ」。「せなサマ」。福島県の方言。今、若い人はほとんで知らないでしょうが。「せな」とは「兄」。「兄様」ってこと。なぜか郡山の方言がそれなりにわかっている亭主。別に研究したわけでもないけど。「せ」は兄や夫の呼称。親しみをこめる「な」という接尾語。


次に飛び出したのが「ごせやげる」。腹が立つ、いらいらするって意味。世話が焼けるということから来たのか。


やはりオジンの会。訛り、方言は凄い、凄い。そしてそれなりに味がある。上野駅にたたずむ啄木の心境むべなるかな(笑)。


方言、訛りと言えば、どうも釈然としないサントリーのお茶「イエモン」のCM。宮沢りえと本木雅弘の関西弁。どう聞いてもイントネーションが違う。関西弁と一口に言っても大阪と兵庫と京都では違うけど、このお二人の京都弁もどき。どうもいただけない。無理矢理真似してるってとこか。なんか「味」が違う。


ドラマもそう。例えば「吉展ちゃん事件」のドラマ。刑事も犯人も、特に犯人は福島県出身なんだけど役者さんの方言はなじめない。無理矢理なまろうと・・・。しっくり入り込めない。


言葉とは耳から入って記憶し口から出もの。土着の人の訛り、方言と、付け焼き刃で覚えた方言、なまりは大いに差異あり。「もどき方言」はちょっと・・・・。


亭主の郡山生活22年。回りは土着ばかり(笑)。流ちょうな東京弁がもう喋れなくなっているようで・・・。いやーあやまった(爆)。



2009年8月5日水曜日

橋の下の泥鰌

民主党の小沢クンがなんと大阪府知事の橋下クンと会談。「地方分権の在り方」で膝詰め会談。双方とも好感触得た様子。橋の下の泥鰌を掬いに行ったような(笑)。ハイ。


柳の下に泥鰌はいない。古くからの諺。自民党の古賀おじさんは東国原泥鰌をつかまえに行ったが失敗。東くんも捌かれた柳川状態(笑)。にもかかわらず、もちろん趣旨も違うってのは百も承知なれど人気知事のところの政党の選挙責任者が伺候するのはどこか二匹目の泥鰌狙いって感も。


地方分権大いに結構。道州制も大いに結構。具体的中身になると千差万別、同床異夢ってとこもあるものの。廃藩置県以来のこの国の形を大いに替えるもの。知事が(テレビ露出度高く人気ある)なにか言うとそれが正論となるこの風潮。地元選出の国会議員は何のためにいるの。影が霞む。


マニフェスト、マニフェスト。和訳はいろいろ。公約だったり契約だとか。このマニフェスト選挙っていうのも元三重県知事が言い出してから広まっていった。イギリスでしか通用してない選挙の在り方。政党選び。議員各人の個性、資質は埋没。ネコも杓子もマニフェスト。どうせ出来っこない「公約」の羅列。公約も膏薬も時間が経てばハガレるって(爆)。あげくのはてにマニフェスト評価会だって。評価する人ってなんぼのもん?。


訳のわからぬ選挙戦。小選挙区制度。日本人が大好きなアメリカだって大見得切ってマニフェスト選挙なんてやってない。政治は学問の領域に。いや学問が政治領域に。


経緯、やりとり全く不明なれどアメリカ元大統領が北朝鮮へ。記者二人の"救出"に成功。さ、二匹目の泥鰌を日本も狙わないと。小泉元総理閣下。北朝鮮行って拉致被害者全員"救出"してきて下さいよ。されど、北は日本を相手にせず・・・。


久しぶりの戻った暑さ。土用の丑の日は過ぎたけど鰻ならぬ柳川鍋でもつつぃて"勢い"を出さないと。(爆)。いや、誰のことでもありません。自民、民主、その他の政党のオハナシ



2009年8月4日火曜日

異常気象なんです

恒例の暑中見舞いのお葉書を頂きます。おしなべて前振りは「天候不順な折から・・・」。


そう、この天候不順、異常気象。全くもって困ったもんで。豪雨による災害を始め、長雨、日照不足で農作物はダメージ蒙ること甚だしく。天災だけはいかんともし難く、天を仰ぐのみーーとのんきな事をいっている場合じゃない。農家の被害は甚大。価格高騰は消費者にもしわ寄せ。皺どころではなくなってくる。


100年に一度の災害ー。そういって来たものの、飢饉なんてのがあったこともあったけど。100年に一度が10年に一度になっているような。


原因はエルニーニョ現象とか。冷夏。次に来るのは暖冬。四季がなくなる。


東北は未だ梅雨明けず。八月ですよ。梅雨明けされたら、いやされないまま秋に・・・。東北に夏は来なかったってことに。きっと米の生育も悪いでしょう。


春夏冬中。こんな看板のあるお店。秋が無い。アキナイ。商い中。四季をもじった日本人の洒落心。春秋冬中って書いてなんと読む。夏が無い。ナツガナイ。・・・・。そして冬が無くなったら。・・・・。夏と冬の無い四季。ヴィバルディーはなんと思うのか(笑)。作曲しなおさないと。(爆)。


蝉の鳴き声もほとんど無く、蚊もあまりおらず、蛙の鳴き声もほとんど聞かれぬ当地の昨今。


長雨、冷夏で儲かっているのは誰?どこ?何屋さん?


プールも海水浴場も人出は大幅減とか。"恩恵"受けているのは暑い、熱い選挙戦を覚悟していた候補者達だけか。天候も選挙結果に影響するのか(爆)。


春と秋だけの日本。そういえばどっかの新聞のコラムの名は春秋だった。有名な雑誌も文芸春秋。中国の歴史にも春秋あり。


ワカタコウイチさんには申し訳ないが、人間が宇宙に行ったり、月に行ったりするからお空が侵略されて怒っているのかな(笑)。自然に人間は勝てない。エアコン無しで自然の風でしのげる夜がせめてもの救い・・・。


しかしーーー異境気象の中、異常気性のような犯罪が毎日のように。


皆様ご自愛下さい。天の御慈愛を・・・・。



2009年8月3日月曜日

"世界"水泳・・・

世界水泳大会。連日楽しませてもらいました。終わってしまった。とりあえずテレビの楽しみ半減(笑)。全英女子オープンゴルフも然り・・。


世界水泳。水着問題でてんやわんや。てなもんや三度笠(爆)。水着で「記録」が変わる。水着の競技会か選手の力の競技会か。続出した世界新。もう、これからは多分誰も破れない。だって高速水着禁止。技術の進歩ってはたしていいことなのかどうか。ゴルフのクラブだってそう。企業技術が作り上げるスポーツ大会・・・。


世界水泳。選手の着ているTシャツ、ジャージー、それにスイミングキャップ。誰のを見てもニコンとヤクルト。この露出度たるや凄い。マラソンのゼッケンじゃないけれどとにかく目に付くヤクルト、ニコン。経済大国の座を滑り落ちたというものの、まだまだ凄い日本企業。世界水泳、そう"世界"中の大会なのにまるで全日本大会みたいに、ヤクルト、ニコン。いくらなんでしょうか。このスポンサー料金。もちろんこの2社とも提供スポンサーに。NHKにだって"ロゴ"は映る。何億なんでしょうか。喜んでいいのか、なんと言えばいいのか。膨大な宣伝広告費。儲かっているんでしょうね・・・・(笑)。


選手控え室や宿舎にもヤクルト飲料は豊富に置いてあったんでしょうね(笑)。ニコンはカメラをプレゼントしたのかな(笑)。


恐るべし。冠スポンサー。


そう言えば・・・。全英女子オープンだって冠は「リコー」だった。高速水着では日本のメーカーは遅れをとったみたいだけど、メーカー名隠してまで選手が使った高速水着。エコノミックアニマルってもう死語だと思っていたけど、なんか思い出しちゃった(笑)。


世界のヤクルト、世界のニコン、世界のリコー。世界のトヨタ、世界のホンダはどうするのかな。世界に冠たるーー。頭に冠のスイミングキャップ見ていてまたも嫌味爺がひとこと余計なことを(爆)。



2009年8月2日日曜日

肺の日

きょう8月1日は「肺の日」というんだそうです。国民的記念日ではないけど(笑)。日本呼吸器学会が決めた日。肺の日記念フォーラムというのに行ってきました。


講演者は坪井病院の副院長坪井永保氏。呼吸器科の権威。しかも禁煙外来担当医。もっか亭主の主治医。かかりつけ医。禁煙外来行っているわけじゃありませんが。無呼吸症候群の診察でお世話になって以来のお付き合い。なぜか気が合い。もちろんこのフォーラムも坪井先生に誘われたわけで。


「肺をこよなく愛している」。それが彼の"哲学"。肺の話、COPD,つまり肺気腫か。肺の生活習慣病。それになんといっても禁煙のお話。いかにタバコが肺は言うに及ばずすべてに悪いのかという、なかなか上手い講演。メタボリック症候群、それは肥満、高脂血症、糖尿、高血圧。これが死への四重奏。カルテット。それにたばこの害を加えると死の5重奏。クインテット・・・。それが持論。しかし国は、日本の医療行政は4重奏にはうるさいが5重奏にはまだまだ・・・。検診対象の項目に呼吸器関係が少ないとか。


たばこのニコチンは脳のドーパミンを出す。だからニコチン中毒ができる。今はニコチンパッドのようなものだけでなく飲むクスリもできているとか。


とにかく「いかにタバコが悪いか。肺は全身の鏡」っていう話をたっぷり。喫煙者をなくそうという真摯な姿勢。


まったくもって納得。しかも喫煙率と経済成長をからめた話なんかは面白い視点。高度成長とともに喫煙者は増えた・・・など。そうか、みんな貧乏になればタバコ買えなくなる・・不見識な発想をする亭主。


亭主の喫煙癖を知っている坪井先生。普段はあまりうるさくいわないけどこの講演に誘ったわけがわかった。感謝、感謝。


知識は十分吸収。怖さも再確認・・・。


でも、でも、でも・・・。元肺がん患者はいまだ未練にさいなまれ(爆)。素直に「ハイ」と言えない自分(爆)。


次回先生と会った時になんと言われるか。たぶん何も言わないでしょう。亭主は試されている・・・(笑)。


ま、せんせい、気長に・・・よろしく。(ペコリ)。



“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...