2016年12月4日日曜日

「壊れる」ということ

投稿すっかりご無沙汰でした。
なぜか。サーバーが壊れた、サーバーというよりドメイン会社が不具合を起こした、それに気づかなかった。ということのようです。

ようやく“復活”。気をとりなおしてそこはかとなく書いていきます。

今回の“事故”であらためて痛感したこと。それは「機械は壊れる」という自明の理。
いつの頃からか、ネットがパソコンが世の中を「支配」するようになってから、それに依存しているか、いないかはともかく、その「機械」のお世話になってきた。

「機械」を操る力量は僕には無い。壊れたらお手上げなのだ。
そのことだけが気になり、ストレスが溜まる。
他人任せで直るのをひたすら待つのみなのだ。

皮肉ぽく言えば、壊れるということは経済成長を、経済活動を支えているということかもしれない。

それこそパソコンも数年が寿命だと言われている。スマホ・携帯だって2~3年で電池消耗、買い替えを余儀なくされる。

家電製品だって、音響製品だって、いや、車だって「壊れる」ことを前提に作られているような。

日本語が壊れていく。
「新語・流行語大賞」なるものがその一つの例だ。

言葉が壊れていくと言うことは・・・。

寺山修司が言っていた。
「言葉を友達に持ちたい」と。
「確かに言葉の肩を叩くことは出来ない、言葉と握手することも出来ない。
 だが、言葉には言いようのない旧友の懐かしさがあるものだ」とも。
言葉が壊れる。言葉が劣化する。
だから人の心も劣化する。
そして、政治は劣化を加速させている。

政治の中の言葉の劣化も甚だしい。

劣化を止める手立てはありやなしや。

経年劣化という言葉がある。
全てのことに当てはまるのかもしれない。

原発事故だってその一因に劣化なる事象があったのではないか。いや、あったはず。
政治の劣化はついに「賭博」行為にまで及んでいる。

総合リゾートなる美名に隠れたバクチを国家が容認するということ。

誰が国の“運営”する「バクチ」に手を出すのか。
他国の富裕層か。国内の富裕層か。
貧乏人には無縁の観光立地政策だ。

バクチで儲けた人はいない。胴元が儲けるようにあらゆる仕組みが出来ている。

儲かった胴元は、それを「国富」に充てるのか。カジノが日本の経済に寄与出来るのか。
「経済効果」という幻の”言葉“だけが残るような気がする。
儲けはタックスヘイブン地域に密かに隠されるのが関の山だ。

国の劣化に“付き合う”きはないが、人間誰しも年を取ると、そこには「劣化」が待っている。
身体が「壊れていく」感覚をひしひしと覚える。

なんか「ひとくくり」にしたような愚痴三昧なのでありました。

“チェルノブイリ”異聞

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