森喜郎元総理大臣。時々面白い事を言われますが、またまた「名言」。麻生太郎を批判する党内若手に苦言。「自分たちが選んだ総裁を批判するなら、自民党から出て行けばいい。勝手なことばかり言っているなら自分党を作ればいい」とか。
軽妙洒脱。おやじギャグの秀作。思わず座布団一枚(笑)。いや何も彼の発言そのものを肯定してるわけじゃありませんよ。自民党というのは、もともと自由党と民主党の保守合同によって出来た歴史に成り立つ政党。清濁併せ飲み、幅広い政党というのがうたい文句の筈。自由闊達な意見を"封殺"してはいけませんよ。ま、過去に新自由クラブっていう河野洋平グループの造反離党っていう苦い経験があるからかもしれませんが。
政治家って言うのは選挙区の選挙民によって選ばれた人達。それぞれの選挙区の人達の意見を代表するっていうのも、一つの民主主義の在り方。なんでも党議拘束、一枚岩っていうのは"自由"って言葉の意味に背く。いいじゃないですか。自分党。個性があって・・・。
きょうは雲一つ無い青空。空気は凛として冷たく。吸い込まれそうな青空。今日の青空は空にとってはきょうの自分。あすは別の自分空かも。空だって自己主張している。
国道の並木。すっかり葉を落としてしまっていました。立ち枯れって風情。本格的冬へ準備。立ち枯れた木々も、木にとっては今の自分の姿・・・。
「どうしようもない私が歩いてゐる」。山頭火の句。私とは自分のこと。山頭火の思いを感じている人も、きょうも何処かに居るのかも。