当からから亭、突如閉店状態のままでの数週間となってしまいました。簡単に言えば、亭主は突然病気に罹ってしまいました。
7月16日の夜、座っていたのでよくわからないまま、立った時に足に違和感を感じ。翌朝、足がもつれて歩けない、手がうまく利かないということで、医師に連絡、すぐ病院。検査していわれたのが「脳梗塞」でした。
即刻入院、治療と相成ったわけでありまして。
2週間余り、世間とか全く隔離されたような環境の中にいたのであります。
でも梗塞が出来た血管は幸いにも細いところだったようで、入院、治療は2週間余りで済みました。
後はリハビリ如何にかかっているということですが、歩くのも難儀しており、階段の昇降も手すりにつかまって。挙句パソコンのキーボードが上手く打てないのです。キーボードは押し間違え多発。小指は利かずの人差し指だけのような指さばき。
1行入力に10分かかる有様なのでありまして。という現状報告。
「放置されたままのからから亭」には不審感を持たれた方もかなり有りのご様子で、一応は復帰の、お知らせまでと思いの挨拶なのであります。
残念ながら、3・11以降続けてきた毎日の“営業”はままならない状況です。禁煙の“後遺症”の故か、集中力は欠如しています。気ままな投稿とさせていただきます。そして字数もなるべく少なく・・・。
7月16日の投稿は国会の採決強行のことでした。「なに採決のことなどすぐ忘れるさと」いう政権の驕り高ぶりのことでした。
だから、翌17日にはその続きを書きたかったし、18には国会前の、官邸前のデモを書きたかったのです。忘れていない人たちのことを、憲法学者や若者たちのことを書きたかったのです。
書けない環境になって、病院の中で、焦燥感に捉われていました。いつ書けるようになるかはわからないけれど、考えをまとめておこうとはしましたが・・・。
17日に18日に書きたかったのは民主主義のことでした。病院で民主主義を考えました。
この国には民主主義ってあったのだろうかと言うことでした。あると思っていた民主主義。それは“幻覚”であったことを知らせてくれたのは政治でした。
安倍政治はことごとく民主主義を否定しているということ。彼らの口にする民主主義と考えている民主主義とは違っているということ。
単なる一つの制度・手段にしか過ぎない議会制民主主義、多数決の原理だけをつまみ食いして己が“欲望”を満たそうとしているということ。
だから民主主義というものを、我々は探しに、見つけにいかなければならないということ。そんなことを国会前のデモの中の人々の叫びの中にその萌芽を感じたと言うこと。そんなことでした。
ああ、ここまで書くのは大変でした。きょうはこのくらいでやめておきます。
また書きます。
当店に相変わらずのご贔屓を賜りますようにお願いして。
2015年8月4日火曜日
“チェルノブイリ”異聞
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