2009年10月6日火曜日

お別れ会

郡山の著名人。それしか言いようがない名物男。今泉正顕さんが先日亡くなられ。きょうはそのお別れ会。盛大なお別れ会でありました。


青年運動に携わり、商工会議所の役員、福島中央テレビの社長、郡山文化協会会長・・・。その経歴たるや。


おそらく1,500人以上の人が参列。献花。


彼と最初に出会ったのは郡山の有名料亭「辰柳」に呼び出され。もう20年以上前。中央テレビの社長時代。局を立ち上がる時に関係していたテレビ朝日の専務だった三浦甲子二氏の事を聞きたいというのがお呼び出しの主旨。三浦氏はその数年前、60歳で急逝。思い出話とともに急逝の「真相」を知りたいということのようで。それは答えませんでしたが。


爾来、今泉さんとは文化協会含め、各所でお会いすることになり、知己を得て。


結局、スキルス癌での逝去。82歳。ご自宅で。尊厳死協会にも関わっておられ、喪主の息子さんの話を聞いても立派な往生だったと。


「父は生前からピンピンコロリと逝きたいと言ってました。まさにその通りになり・・・」。


とにかく著作物を数多くものした方でした。少なくとも17冊は。その殆どは手元にあります。いつも恵送いただいており。3年前の著書。「死を怖がらず、生を欲張らず」。すでにして達観されていたのでしょうか。


戒名は弁巧院文雅顕栄居士。そう、弁舌も爽やかでした。郡山の文化人を代表する大物だった。タウン誌街こおりやまの編集同人。彼のユニークなコラムをもう見ることが出来ない・・・。


大げさのようですが、郡山の「歴史」がまた一つ消えたような・・・。半年前、共にした酒席での彼の風貌が忘れられず。合掌。



“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...