亭主の弟の妻は智恵子という名前です。娘夫婦、孫連れてETC割引で込み合う高速道路使って土日に来郡。秋の福島県を堪能されたようで。帰途は渋滞巻き込まれ、東京の外れまで8時間以上の強行軍だった様子。お疲れさまでした。
智恵子夫人の"目的"はなんといっても自分の「生家」を訪ねること(笑)。自分の名前があの高村智恵子、智恵子抄の智恵子から来ているのか・・・。高村智恵子についてはかなりの博識。長沼智恵子と連呼であり。智恵子が智恵子に招かれての福島入り。
で、きのうは車を列ねて二本松へ。智恵子の生家は安達町だったのが町村合併で去年からは二本松市に編入。ま、それはどうでもいいんだけど。実は亭主も智恵子の実家に行くのは初めて。二本松は市内は滅多に行かず。お城や菊人形展くらい。たどりついた生家と記念館。造り酒屋のお嬢さまであられ・・・。花霞って酒を造っていたとか。その生家の建物がなかなかのもの。大正時代の大商人の家。興味つきず。記念館でびっくり。15歳で書いた手紙。なんと流ちょうな筆。福島県の教育水準は凄いのか。
24歳時の写真。なかなか魅力的な美人顔。そうだ。二本松出身の知人も美人だ。隠れた美人の産地じゃないかい(爆)。
東京にはほんとの空が無いーーと言ったけど、どっかの雑誌への寄稿文。「今の時代、ほんとの政治家がいない」って。だからワタシは棄権するしかないって。大正デモクラシーの時代にもまっとうな政治家はいなかったんだ。彼女は今の世をいかに見てるのか。
朝は霧がかかっていたのが昼前からは「ほんとうの空」が出現。実家を訪ねて興奮気味の智恵子夫人。じゃ、智恵子が詠った阿多多羅山に行こうと。岳温泉抜けてスキー場へ。ゴンドラ乗せて行ってらっしゃい。亭主は下界で一服ってことで。ゴンドラ入り口のゲレンデにはコスモス咲き乱れ。
米と野菜を持って遠路を帰宅されました。ごくろうさん。4歳の「孫」がまた来るとおっしゃられ。来年が楽しみ。この4歳、本は読めちゃうし、パソコンもいじくるし。我が家系には無い逸材(爆)。会津の飛露喜で前夜は酒盛り。土産に地酒所望あり。どうせ来たんだ、二本松。花霞ってのは無いから、縁浅からぬ大七の生酛を薦めた次第。東京の酔っぱらいどもに(爆)。