なぜか新郎の父が泣いていました。新婦が母親に宛てた感謝の手紙を読んでいるとき。
友人のHさんの長男の結婚式があり。H氏とは毎月恒例の酒の会の仲間。会を代表して亭主に御案内と。同じ仲間のフルート奏者マサトはプロとして演奏に参加。音楽でお祝い。仲間の版画家ヒロキちゃんからはお祝いにと作品を託され。二人ともプロ。亭主の役割は乾杯の音頭。プロではないのに(笑)。
酒が行き渡る間に一言挨拶。可愛い娘を嫁に出すのはさぞ悔しいだろうと思い、初対面の新婦父に気をつかい。「バージンロードを歩いたお気持ちは如何でしたか。新郎の父では味わえない主役ですよ」と。二人には「神父が永久の愛を誓うかどうかなんて聞いたとおもうけどなんて答えた?」「ハイと言いました」。「そのハイ、イエスっていうのは神父や新婦に言ったのではない。自らに誓ったハイだと思いなさい。お互い。自分を裏切らないように」。にわか伝道師の如く(笑)。「誰かのことばです、はなむけに。一人で見る夢は単なる夢に過ぎないけど、二人で見る夢は現実になる。二人で夢を語り、かなえなさい」って。いやだね、キザ(爆)。
そしてヒロキ画伯の画を紹介。三春の滝桜。新婦は三春出身とかで。画を入れてあった箱にはヒロキちゃんの一筆あり。「おじいさんに早く孫を。孫には釣り竿を」。どうもH氏とヒロキちゃんは釣り仲間でもあるらしい。それぞれの品を新郎新婦や父親に持たせて記念撮影を強い。
宴会。なんとなく肌寒い気候。熱燗、熱燗のはずむこと。明るいうちからデキアガリー。
新婦は田村高校の吹奏楽部にいたとか。クラリネット吹き。新婦も加わってOB,OGバンドが演奏。楽しい披露宴でした。
笛の音を冴え渡らせたマサトくんは近くの馴染みのカリンに立ち寄った気配。亭主は早々に退散。夕方なのにオネム(爆)。着ていた物を脱ぎ捨て速攻オヤスミ・・・・。
新郎父の涙の訳は未だ聞かずじまい。今月の例会でとくと聞きましょう。亭主は新郎父の気分を味わうことは無し。どれだけ理解できるのか・・・。父の涙が秋の雨を運んできたようで。