当面の政治課題に鳩山くんが「決断」したと。暫定税率、こども手当。その結論、なんだいこの程度のことかいーって感じ。予測された結末。余りにも無駄な時間が費やされたと。
物事の結論を得るのに「時間をかける」。政治の世界ではときたま使われる手法。時間をかけることによって「よりよい結果」が得られる時に使われる。しかし、鳩ちゃんの場合、この結論がよりよかったものかどうか。「いたずらに時間をかけて」と言うべきかと。「時が全てを解決する」ってのが"友愛の精神"?(爆)。
「自分が決めます」を連呼して時間だけ稼ぎ、何にも決まられない総理と揶揄され、メディアでその動向を知る国民は焦燥感を強め。あげく支持率大幅低下を招き。支持率低下にあっと驚くタメゴローっていうわけで、なんともぞっとしない決断結果。
時間をかけた事によって鳩ちゃん、なにか得たものあるの?ない、ない。解散時期を決められなかった、先送りした麻生クンと大同小異。総理の人気がた落ち。民主党支持率はそんなに下がってないものの。
苦労するのは現場のお役人。官僚イジメとも(笑)。
先送りだけ決めた普天間問題。どうもアメリカは腹の虫が治まらない様子。外交交渉も「時間をかける」って手法はあるにはあるんだけど。先送りの時間の中でなにか見えてくるのか。これまた疑問なり。交渉以前に「自分はかくあるべし」という定見が見えないのだから交渉だってしようがない。
年の瀬のゆえか。無為に消えた時を惜しむのみ。