亭主の話ではありません。親友の版画家橋本広喜画伯の話・・・・。
写真の左側。絵筆を持っているのが版画家橋本広喜さん。居並ぶ女性はブルガリアの美大生。
日本版画会の団長代行としてブルガリアとルーマニアを訪問。ワークショプを開催して筆による版画技術を紹介してきました。今年が両国との友好再開50周年ということで政府が企画した「日本・ドナウ交流2009」というイベント。
外遊経験豊富な画伯も、この両国ははじめて。言葉の壁もなんのその。絵で会話は出来ると。親善大使の役割無事果たしての帰国。土産話・・・。
「外国人は筆を持ったことがないから筆で一本の線を書くことができないんだよね。筆を持たせると線がみんな曲がってしまう。あの柔らかさを知らないことを発見」と。
「見学に来た学生さんがみんな綺麗でね。全部コマネチに見えたよ」。来年還暦のヒロキ画伯。さすが古い。体操の妖精、ルーマニアのコマネチを想起するなんて。写真を見る限りそんなにドキドキしているようには見えないんですが(笑)。
「いつもの教室とは雰囲気が全く違っちゃって」。そうなんです。教室の生徒さんはかなり年配の方が多く。
訪問団は20人。引率もいろいろ苦労あったようで。「日本の文化を発信することが出来てよかった」と実直な感想。彼の出品作は「冬の大内宿」。あの鄙びた風景が東欧の人にどう受け入れられたか。
「そんなにコマネチがよかったんなら、"コマネチ"ってビートたけしの真似でもやればよかったのに」と亭主。「大使もいたし、そんなこと出来るわけ無いよ」と。
撮ってきた写真は100枚以上。コマネチたちとの写真は常時保管中(笑)。写真よく見たらタラソワコーチみたいな人もおり。(爆)。