2009年12月14日月曜日

酒の十徳

江戸時代の随筆集「百家説林」にこんなくだりがあります。酒十徳という。


1,礼をただし 2,労をいとい 3,憂いを忘れ 4,鬱を開き 5,気をめぐらし


6,病を避け 7,毒を消し 8,人と親しみ 9,縁を結び 10人寿を延ぶ


 


なるほど。酒の効用ですか。飲酒の掟ですか。徳ですか。孔子も言っている。徳孤ならず必ず隣ありー。


さてさて亭主に於いては・・・・。酒席の礼をわきまえず。いとう程の労を為しておらず。身辺に憂いなく、国を憂うるのみ(笑)。鬱の気配なく、多少は同席者に気をめぐらすものの、隣人の空いた杯に酒満たすこと常に失念。病の気配なし。毒は己の口。毒のみ吐き。人とは確かに親しむかも。新たな縁もいただくかも。で、さてさて寿命伸びるのか。(爆)。


先日の酒席。アラ還たち。十二指腸潰瘍が二人。とりあえず控え目にやっていたようですが。高血圧症一人。医者に止められおり。杯には手を伸ばさず。早退。談論風発。宴席、縁深まり。


十徳にのっとるべく研鑽中(爆)。



“チェルノブイリ”異聞

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