2009年1月17日土曜日

飢え死に・・・・

大阪のマンションで49歳の男性が餓死していた・・・・。元派遣社員であったと書かれています。いま、派遣切りという言葉が連日使われている折。ついに餓死者なのか・・・。暗澹たる思いです。


餓死者の数は平成16年は68人。。17年は77人。厚労省の把握している数。飽食の時代にでもあったということ。


今も考えようによっては飽食の時代です。賞味期限が切れた食品は惜しげもなく棄てられています。残飯も棄てられています。


いくら収入が無いからと言って「餓死」という道を選択するとは・・・。


二年前にも北九州でありました。おにぎりを食べたいと言って死んだ人の話が。生活保護を受けられず。


大阪の人は実家もあったようです。家族、友人もいたのではないでしょうか。餓死。いわば自死、自殺というべきなのでしょうか。失業者は増え続けています。失業者の人ほど自死者は多いようです。ホームレスには少ないとか。仕事を失うと言うことはその人の全ての尊厳、プライド、生きて行く事への意欲・・・すべての気力を失わさせてしまうということなのでしょうか。


「派遣切り」にあった人の犯罪も伝えられます。万引きなども含めて。衣食足らざれば礼節はおろか「生」をも放棄するということなのでしょうか。


食べるものはあるのです。食べる方途はあるはずです。糊口をしのぐ術はまだ残されているはずです。大天災、大飢饉が起きているわけでも無く。


自らが選んだ死に方なんでしょうが・・・・。餓死。あまりにも悲しい死に方だと。


折しも直木賞に選ばれた作品。天堂荒太の「悼む人」。だれがどのようにしてこの人の死を悼んであげればいいのか・・・。餓死者を悼んで歩いて回る人はいるのか。


餓死という選択は"無言"の現代社会への抗議なのか・・・・。暗澹たる気持ちであり・・・。



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