天下の愚策「定額給付金」。第二次補正予算の衆院通過で現実味を帯びてきました。年度内には間に合わないでしょうが、与党の強引な国会運営で4月頃には日の目を見る。支給されることになるでしょう。何にもしないで棚からぼた餅が落ちてくる・・・。
自民党の国会議員の大半はそれを貰うという。そして、自分の金を足してどんどん消費に使うという。飛騨牛たべたり、焼き肉食べたり・・・。
あのですね。消費拡大すれば景気良くなる、物を買えば景気よくなる、どんどん金使えっていうなら、あなた方は立派な高額所得者。預貯金など資産を億の単位で持っている人も。税金で歳費貰っている人。いまさら1万2千円の税金から出されて給付金使うってことが美徳なんでしょうか。個人消費の拡大が景気浮揚につながるなら、1万2千円なんて"はした金"の言い訳にしないで、どんどん自分の金使えばいいじゃないですか。
物を買え、物を買え。生活に本当に必要な物を買うのが「消費」。なんでもいいから物を買えっていうのは究極の無駄遣いの強要なんではないですか。子供に節約・倹約なんて言えなくなる。
大多数の家庭にはほどほど必要なものは確保されている。無駄に物買って不要なものを狭い家の中に増やせってことかい。胃の腑を満たしてメタボになれってことかい(笑)。
政局より政策って声高に叫ぶけど、要は言い出しっぺの公明党への義理立て給付金。公明党との連立維持。これって政局なんじゃないですか。公明党の議員さん達は貰うのかどうか貰ってどうしようとするのか。メディアの伝え方は隔靴掻痒。見えてこない、聞こえてこない。まさか学会員に配った奴を"上納"させようってことじゃないでしょうな。(爆)。知り合いの学会員の方も言っていました。給付金貰わなくても十分暮らしていけるって。
国民に無駄遣いを強いる。国は税金をあらゆるところで無駄遣いしている。極めつけは無能な国会議員への歳費(爆)。無駄遣いの例は枚挙にいとまがない。税金は無駄に使われるものなのかって。政府与党のこころある人達はこの給付金が経済政策として有効だなんて思っていませんよ。長いもの、うるさい物に巻かれているだけ。
どう考えてもいっときの個人消費の拡大だけでこの不況から脱せる訳がない。自明の理なんですが。
基本的に年金暮らしの亭主。「節約すればどうにか食べていける。給付金貰ったら恵まれない人達に寄付しようかな」。家人はぼそっとつぶやいていました・・・・