2009年1月30日金曜日

あまりに元気な中高年(笑)

時々通っているジム、プール。健康増進施設。そこで知り合った中高年会員が二月に一度、飲み会をやっています。昨夜はその会合。駅前の定食屋。食堂。15,6人はいたでしょうか。長老は72歳。だいたい50歳以上。とにかく普段運動をしている人達だけに皆お元気、お元気。飲み、食い、喋り・・・・。見る間に無くなっていく焼酎のボトル・・・。


この会は一応「二十日会」と名付けられているようです。毎月20日がジムの休館日だったから。休みの日を選んで集まっていた。毎月10日、20日、月末、月三回の休館日。去年から休館日変更。毎週水曜日に。で、二十日ではなく水曜日の集まりとなったわけで。会の名称変更しなくっちゃ(笑)。


宴たけなわの頃、長老が発言を求めました。この長老とても72歳には見えません。筋骨隆々。昨夜のいでたちも半袖Tシャツ一枚に黒い皮ジャンの上下。眼光鋭く。どうみても堅気には見えない御方(爆)。車は真っ赤なスポーツカーだし。ジムで走り、筋トレし、プールで泳ぎ、サウナで汗をしっかり出して・・・。ボス的存在ですかね。


「休館日が毎週水曜になった。単純に言えば営業日が月に一日減ったことになる。会員の立場からすれば遺憾である。休館日を増やしてそれが従業員慰安になっているかというとそうでもないらしい。インストラクターも辞めていくのが目立つ。我々のクラブをもう少し会員本位に出来ない物か・・・。」。なにせ口うるさい中高年。怖い物無しの人生経験者、強者ども。堰を切ったように発言が飛び交い。


「スタジオやプールのプログラムが明らかに減っている。インストラクター陣の人材不足だ」。「ロッカーの配置がおかしい、脱水機を増設しろ」。内部事情に詳しい人に至っては、「コーチの補充は派遣らしいぞ」などなど・・・・。「社長に申し入れよう」。ちょっと待った。今度社長と話してみるから。なんとなく中途半端な"裁定"に入る亭主(笑)。とにかく皆様お元気なのです。もの申す方々達。血気盛んナオトシヨリ・・・(爆)。


この施設、確かにこういった"不満"は会員にあるようです。去年でも何人のインストラクターが辞めたか。一回会社更生法の適用申請を出した経緯もあり、経営者は大変だと。辞めたのもいわゆるリストラではなさそう。自発的意志。しかし底辺には待遇面での不満もあったかも。


会員の集まりで"不満"が出るってことは、それだけそのクラブが好きだってこと。どっかに移ればいいのに、それはしない。


経営者もいろいろ大変でしょう。ましてこのご時世。倒産している企業も枚挙にいとまがない。どうにか会員の為にも維持しなくては。そういう気持ちもあるのでしょう。従業員、スタッフも皆いい人です。会員の面倒をよく見てくれます。一生懸命に職務をこなしている姿は気持ちがいいものです。


会社でもそうでしょうが、関係者皆が意識を共有することが大事なんでしょう。経営者の方針や考え方を従業員にどうやって理解して貰い納得し、働く意欲を湧かせるか。会員にも経営方針やシステム変更をその意図も含めて理解して貰い、皆のためのクラブにするーーー一つの場所に集った人達。立場は違えど、「こころ」で一つになれることって無いんでしょうかね。社長・社員・お客さま。このあるべき関係を再構築していくのがこの時代の企業の在り方だと。


皆、居心地がいいクラブだと思っているんだから。怪気炎を聞きながらなんとなくそんな思いが去来し・・・。カラダを動かしている人はお口もよく動く・・・・(爆)。



“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...