2009年3月3日火曜日

「新聞は読まない」豪語する首相

早いものでーーというか、ようやくというか。三月。三月という声をきくとどことなく春の予感がして・・・。春といえば長閑って気分のあるものですが、どっこい、世間は季節の長閑さに反して、騒然たる様子が予感されるのです。


政界も蠢動。いや、もう動き出しているようではありますが。やれ麻生下ろしだの、補正予算成立後の解散だの、民主党党首の外交音痴発言などなど・・・。


しかし、麻生クンってなんで言わずもがな、敢えて"敵"を作ることばかり言うんでしょうかね。この人ほど理解不能な人はいない。先月末の国会での発言。新聞読まない・・・。


「新聞にはしばしば偏った記事が多い。それを鵜呑みにしてはいかんもんだと常に自戒している」。なんたる文脈。自戒って意味もわかっていない。読んだ上で自戒ていうならわかるけど。「見出しを眺めることくらいするが、自分のことが書いてあると大体違うのであまり読まない」。要するに自分の意に反することは見ないし、耳も貸さないってこと。


なんだか俗っぽい言い方ですが、「反対意見」に耳を傾けるのが為政者の為政者たるゆえん。耳を貸さないってことは独裁者の典型的スタイル。


新聞には「読者の声」って欄があります。そこには民意が反映されています。百歩譲って嫌な記事は読まなくってもいいですよ。麻生批判も含めて旧聞だけだから。しかし「民意」だけは目を通して欲しいと。ま、読んでも何も感じなければそれまでですが・・・。


読まない発言。これきっと嘘だとおもいますよ。あのカッコツケ男、他人の評価気にするタイプ。読んでいるのに読まぬふり。


毎朝4時に起きて新聞全紙に目を通す。それが毎日の日課。そんな総理大臣もいましたよ。過去には。英字新聞まで見るって人も。


気にくわないなら読んだ上で批判すればいい。世間を知ろうとしない人ってなっちゃう。いや、とっくになっているか。


「国民の声はちゃんと聞いていますよ。官邸メルマガに書き込まれた声は・・・」。そんな答えが聞こえそう。およそ世間とは乖離したメルマガ。編集者の副長官のセンスの無さにも、官邸職員の自画自賛文章にもあきれかえりつつ見ている亭主。一応知っておかないと。


昔の記者仲間の一人。「おれは朝スポーツ紙しか見ないんだ。他紙見て抜かれていると胃に穴があくから・・・」。そんな人がいたのも思い出し。



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