2009年3月13日金曜日

「呪い」の発信源はテレビだった

カーネルサンダース人形が大阪、道頓堀川から見つかったって話題。たかが人形、それもケンタッキーフライドチキンの看板人形なのに、メディアのこの大騒ぎ。引き上げ作業には100人からの報道陣。空撮もとか。レポーターは嬌声をあげ、NHkまでもが取り上げ。たしかに一つの話題ではあるんでしょうが、なんでこぞってメディアが。付和雷同っていうんでしょうかね。


大阪在住の旧友が来郡。この話題に。


「あれはABC・朝日放送の探偵ナイトスクープが作った話題。呪いって奴は。3回川の捜索も番組でやってるけど見つからなかった」って。


知らなかったです。探偵ナイトスクープがネタ元だったって。だったらABCだけが話題にすればいいのに。高視聴率番組。多くの人が見ていたゆえにいつしか"伝説"に。


番組が始まったのが1988年3月5日。その初回のネタがこのカーネルサンダースだった。人形が投げ込まれたのが1985年の阪神タイガース優勝時。番組の局長は上岡竜太郎。梅原猛の「水底の歌」を引き合いに、人形を救って祓い清めないと阪神は優勝出来ないーーてやった。その後3回にわたって番組独自の引き上げ作戦。効を奏せず。なんと放送から22年後のほとんど同じ時期、投げ込まれてから24年後の"発見"となったというわけで・・・。


当時のプロデューサー初め、ABC関係者は欣喜雀躍でしょうね。多分、今はあの番組大阪ローカルでしょうが。平均視聴率が凄い。20,1%だそうで。そりゃ大阪人には、阪神フアンにはたまらない話題でしょう。不景気に支配され、明るい話題の無い昨今。罪の無いバカ騒ぎ。そりゃそれでいいのだけどなんか余りにもメディアは騒ぎ過ぎと。


しかしーーーー。カーネルサンダースってなんでこんなに人気があるんでしょうかね。たしかにちょっとユーモラスで泰然自若としたあの風貌は親しみが持てる人形なんですが。ね、カーネル大佐。


村上春樹の小説「海辺のカフカ」にもサンダースおじさんが登場します。名脇役として。ホシノ君と名コンビ。なんでもお見通しの"人"。ジョニーウオーカーさんも登場したり。これはこれで「春樹ワールド」の真骨頂。なんでサンダースおじさんを登場させたのか。村上春樹に聞いてみたいところ。聞いても返事は貰えないでしょうが(笑)。村上春樹も阪神フアン?(笑)。


くいだおれ人形騒ぎも含め「なにわ気質」って面白い。で、阪神は今シーズンどうなるのかな(笑)。


因みにここ数日のメディア露出による広告効果は27億円になるっていう試算もでているようです・・・。なんだか複雑ですな。



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