2009年3月16日月曜日

事情聴取も「辞任せず」

先週末。小沢一郎の元秘書。衆議院議員石川知祐氏が東京地検特捜部の事情聴取を受けての記者会見。


記者から質問。「議員辞職の考えは」。「ない」。そしてテレビニュース。タイトル。事情聴取も「辞任せず。こうなるのであります。字面からすれば「事情聴取を受けたのに辞任しない」ってニュアンスになります。このタイトルにどれくらい意を注いだのかはわかりませんが、「事情聴取をうけたのに、辞任しないのは問題だ」という風に受け取れます。そこまで深く考えていないのかどうなのか。字数制限の中での表記でこうなったのか。


どうも今回の西松建設献金問題の一連の報道には恐ろしいものさえ感じます。議員辞職っていうのは相当なこと。事情聴取されたことが辞職につながるって脈絡は常識的には考えられないこと。どうも記者さんは「事情聴取、イコール、罪を犯している」って余りにも短絡的に考えているんじゃないでしょうか。


暴論ですが、こんな結びつけが成り立ち、世論をそう仕向けるなら、辞めさせたいと検察が思った議員がいれば片っ端から"事情聴取"すればいい。


逮捕されている大久保なにがしにしてもきっとなにがなんでも起訴されるでしょうが、本人が否認した上での起訴。有罪とされたわけでない。「推定無罪」って法の精神に則れば、裁判で有罪になるまでは「悪いことはしていない」ってことになるのです。法律論より道義論が優先しているからでしょうか。小沢一郎の代表辞任云々も、起訴が一つの節目になっているーとのマスコミさんに登場する多くの訳知りの解説。秘書が逮捕起訴されたのは私の不徳の致すところっていう"責任論"はあるでしょうが。


関係者の話による西松献金の"実態"報道や、小沢がいつ辞めるかで視野狭窄に陥っているマスコミ。メディア。血眼になって血道を上げて・・・。ネタを冷静に整理し、ちゃんとした視点をもって取り上げてくれないと。


「テレビがやっていたから、ニュースでやっているから」。テレビ報道がすべて事実であり、その方向性や視点が正しいと思っている人は未だいるんです。


検察にとってこれほど有り難い"味方"はないんじゃないですかね。事件の善し悪し、小沢の善し悪しを言っているのではありません。マスコミ、メディアの「在り方」「姿勢」「社会的責任」を危惧しているのです。スーパー一つ一つにも細心の注意を払ってもらいたい。記者の資質を高めてもらいたいと。


そう。あまりにもヒステリックなのであります。



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