2010年6月9日水曜日

ただあきれるばかりにて

菅政権誕生。お祝いの一言でも送ろうかと思っていたのに。いきなり飛び込んで来た荒井大臣の事務所「架空経費計上」問題。読売新聞の抜きネタらしいけど。各メディア追随。釈明や細野代理の話だけではここもとない。何処までが真実で、事実で、どこまでが虚報なのか。定かならずではあるものの一点も曇り無きには非ずと。


ただただあきえかえるばかりなのであります。


組閣まで数日間を費やした新内閣。その間に「身体検査」、そう、永田町用語ですが、カネや女などで世の誹り受けることありやなしやをあらゆる手段講じて調べるのが通例。やったでしょうが検査したのが相当の"藪医者"だったのでは。


「クリーン、クリーンと洗濯屋みたいなこと言うな」。田中真紀子サマがおっしゃったというが、この報道でまたもやクリーンなるもののイメージが大きく損なわれたことになる。事務所の架空経費問題。さんざん問題になったのに。ばかばかしいとしか言いよう無し。


架空経費問題で自民政権当時二人も農水大臣が辞任。農水大臣は"鬼門"とされて今回も人事最後まで決まらなかったというが。荒井も農水省出身。まさに鬼門。鬼が怒るぞって。鬼と言えば早速鬼の首とったように自民党は罷免罷免、任命責任と騒ぎ出すし。


すねにキズの無い政治家っているのかな(笑)。


早くも政策ではなく醜聞で混乱する政権。ああ、もう、うんざりだ。黒でもいい、白でもいい。本人逃げ隠れせず正直になんでも言って早く決着つけましょうよ。


それにしても早くも始まったマスコミによる醜聞探し。まだまだなんか出るかも。週刊誌含めウノメタカノメ。


歯切れの悪い言い訳は聞き飽きた。イラ菅。いえね、国民がイライラさせられるってことになりますよ。何処を向いても同じ穴のムジナばかりか・・・。



“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...