先日。新聞に載っていた本の広告。本の題名ではなく帯封のコピーに惹かれ。アマゾンで買ってしまった本。広告にはこうあった。「ここに確かで美しい日本語がある」と。
たまたま「塾」で日本語の話をしていることもあって手を出してしまったのですが。
ある作家の月刊誌に連載していた巻末エッセーをまとめたものだった。その作家の日記のようなものであり、随所に出てくるのは病気の話しばかり。なんとか文学賞をとった作家なのですが。
美しい日本語にはお目にかかれなかった。内容も結果「だから、何」って感じ。文芸春秋社ともあろうものがよくこんな本を出版したもんだ、よく広告を打ったもんだ。
またも反省なのであります。本は本屋に行って、一応ペラペラと数葉めくってみないと。簡単手軽なアマゾンやるとこうなる。
近くに書店があればいいのに。そこそこ品揃えしてある本屋さんがあればいいのに。無いんですよ。最近は。駅前のデパートかちょっと郊外の岩瀬書店にでも行かないと。
本は(いや本だけには限りませんが)現物を、実物を見てみないと「ゼニ失い」ってことになりかねない。昨日発売の雑誌。新潮45。田中角栄特集。結局デパートの本屋に予約して取り置きしておいてもらい、雨の中、求めに行ったのです。あと数日待っていればよかった。(笑)。
新潮45も中身はたいしたことは無し。ただ角さんの演説のCDがついている。それが欲しかった。演説聴いたからってどうってことはないのですが、なんとなく聞きたくなったあの声・・・・。