2010年6月1日火曜日

アリと象

永田町の混乱ぶりを見ていてふと思ったイソップ童話、寓話のタイトル。イソップだけじゃないけど。


アリとキリギリスだったり、北風と太陽だったり、アリと象のお話しだったり。大政党民主党がアリのように小さい政党社民党の党首の「反乱」で崩壊寸前。


「なめたらあかんぞよ」。映画、極道の妻達のような・・・。


数合わせを優先した連立なるもののある意味当然の帰結かと。「大きいことはいいことだ」。これは昭和の時代の高度成長期の合い言葉。積み木の家だった連立政権。


己の保身に走る改選組の議員さん達。しょうがないでしょ。キミ達が選んだ頭領が撒いた種なんだから。鳩山降ろし。ちゃんちゃらおかしい。批判してきた自民政権末期と同じ事をやろうっていうのか。首のすげ替え。「着せ替え人形じゃありまいし」。亀井はクールビスに反発してスーツ姿で吠えた。着る物だけじゃない。党首替えても所詮着せ替え人形の誹りあり。


衆参同時選挙大歓迎。民主大敗。再び起こる林立した有象無象の政党間の合従連衡。それもいいかも。政権交代があったということは5年や10年かかって新たな国造りへの産みの苦しみと思うべし。


子供手当めぐる様々な思惑。子育てって買い物に行くことか。商魂逞しく「手当」を狙う商売人の方々。そしてアナリストなる人は言う。経済波及効果は余り期待できないと。銀行は預金勧誘。


今日から六月。衣替え。なんで閣僚は皆カリウシなの。とっくに沖縄からは嫌われているのに。着る物で機嫌とろうっていうこと?


衣だけではなく着る人の中身も替えましょう。外気の暖かさと室内のいささかの肌寒さと。この差が永田町と国民との温度差か。



“チェルノブイリ”異聞

  ロシアがウクライナに侵攻し、またも多くの市民、日常が奪われて行く。 ウクライナという言葉、キエフという言葉、チェルノブイリ・・・。 そう、あの最大の原発事故を起こした地名の幾つか。 「チェルノブイリ原発事故」。1986年4月26日。 ウクライナの北部にあるその...