時の氏神でもかってでようとしたのか。目立ちたかったのか。結果、小沢・菅の決定的対立、対決を招いた「伝書鳩」。
あげくー。小沢支持するのが「大義」だとのたまわった。大義っていったいなんじゃい。辞書にあります。「人として守るべき道義、国家君主への忠義、親への孝行」などと。政治家にとって大義名分とは自己弁護を含めて極めて重用したがる言葉。小沢も大好き。大義名分。たぶん、そのうち立候補の弁で持ちだすだろうと思うけど。小沢に殉じることが鳩山の大義とは。過去の経緯を持ちだしての大義というが。それなら菅との間にだって大義あろうはずなのに。
大義という言葉を軽々に扱うべからず。言葉の軽さをまたまた見せてくれる鳩山。
しかしー。
鳩山の本意はどこにある。菅と決別。小沢支持というけれど。小沢がいなければ総理にはなれなかった。それは大義ではない。恩義。
暑さのせいか皆頭がおかしくなっている。当からから亭亭主とて同じ。メディアはもっと酷い。双方の若手を出演させて「公開の場」で内輪げんかさせて。
伝書鳩はガキの使い。人事がどうのこうのと。言うこときかない菅に堪忍袋の緒をきらした鳩という話だが。政界は常に裏あり、裏のまた裏あり。ブームに便乗した一年生議員じゃあるまいし。いやしくも鳩山一郎の孫。寝首かいたりかかれたりしてきたお家柄。
あの「親指ポーズ」やってみせた"くわせもの"。なにかたくらんでいるのではと狂った亭主の頭には妄想が渦巻く(笑)。たとえば・・・・。小沢支持を打ち出しておいて土壇場で乗り換え。小沢負けてお引き取り願うとか。見殺し作戦。小沢にはしたくないが、しておいて国会論戦で野党の集中砲火浴びさせ戦死してもらい、勿論解散総選挙。身を捨ててこそ浮かぶなんとか。自らの「復権」目論んでいるのか。政界再編の表舞台に立とうとしているのか。夫婦揃って目立ちたがり屋だったし(笑)。
小沢の方が手練手管は長けている。鳩山の裏読みしていて奇策打って出るか。菅は・・・。なにやら喜色満面。正面突破。ポストで釣るのか世論調査持ちだすのか。
中国の語。「大義、親(しん)を滅(めっ)す」。国家の大事のためには肉親の情もかえりみない、親兄弟も犠牲にするとの意。「大義」とは大きな意味を持つ大事な言葉だと思うのですが。